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曹洪(そうこう)強欲の曹姓

お久しぶりです。ただのオタクです!
実は最近「note」を積極的に使える時間が少なくて…
時間があったらスキとかフォローをやろうとしてるんですけど…
基本的にはフォローバックは気づいたらすぐにやるようにしています。スキはちゃんと記事を拝見したいので、時間をおいてから見るようにはしています。
なので…見捨てないでください!!(笑)

と、まぁ泣き言(?)は置いておいて今回も武将を紹介しようと思います。
今回は「曹洪(そうこう)」を紹介しようと思います。
簡単に言ってしまえば、曹操の従弟になります。

そして、曹洪が一番ピックアップされている作品はアニメ版の横山光輝先生の三国志だと思います。
前半だけになりますが、黄巾の乱の後の「十常寺(じゅうじょうじ)」という10人の宦官と時の大将軍「何進(かしん)」との駆け引きに曹操が度々出てきますが、
その時に側にずっといるのが、曹洪になります。
チェックできる機会があったら観てみてください!

ーー曹操を支えた功労者ーー

正史で最初に活躍・登場するのは、曹操が反董卓の為兵を募っている時に夏侯惇(かこうとん)らと共に登場します。
そしてさっき紹介させてもらった横山光輝先生の三国志の漫画の方で描かれるシーン。
董卓が洛陽を焼き払い撤収。その追撃の際曹操は単独で追撃しますが、李儒(りじゅ)という董卓軍の参謀の策により滎陽(けいよう)で伏兵に遭い敗退。
曹操は単騎で逃亡しますが、途中で曹洪に合流します。

そして逃げた先に汴水(べんすい)という河に退路を阻まれ後ろには董卓軍の追手が迫ります。
溺れることも覚悟で2人で泳いで対岸まで逃げ、董卓軍は追撃を諦めて撤収します。因みにこの一連の流れはアニメになると典韋(てんい)に手柄が全て奪われます。
袁紹(えんしょう)含める反董卓連合軍の本拠に戻り決別を告げて連合軍から脱退します。

この一連の流れは正史にも書かれています。
曹洪は曹操を見つけると乗っていた馬を曹操に譲ろうとします。曹操は断ろうとしますが、「天下に洪なかるべきも、公なかるべからず」と進言して曹操を馬に乗せます。
文字通り天下に曹洪は必要ありませんが、公(曹操)は必要です。という意味だと思います。
汴水に到着すると岸辺で船を探し、対岸まで渡ります。
ここはやはり創作の違いで、結構現実的に逃亡方法を模索していますね。

この後曹操軍は致命的な犠牲が出てしまっているので再び募兵のため曹洪は揚州(ようしゅう)まで行き兵を募った後曹操と再び合流します。
そしてその後も曹洪は曹操を支え功績を上げます。
呂布が曹操の留守中に領土を奪った戦では飢饉が発生した折、大軍を率いて2つの城郭を陥とし呂布軍の兵糧を確保。
態勢を整えるとさらに10県以上の攻略を成功し昇進。

曹操が帝を擁護し、許昌(きょしょう)に迎えに行く際、その軍を曹洪が指揮します。
しかし、帝の伯父である董承(とうしょう)が袁術(えんじゅつ)の武将と手を結び曹洪の進軍を妨害し断念することになります。
その後董承と曹操は和解し、許昌に迎えられることになります。
と、要所要所に登場します。

帝が曹操の功績を称え司空(しくう)に就任すると、民に模範を示すため本籍の県令に命じて曹操の俸禄を調べました。
ところが、県令の報告では曹操の俸禄と曹洪の俸禄は同じです。と、報告します。
曹操はそんな筈はないだろうと、驚いたとされています。
後々紹介させてもらいますか、曹洪は金と女にだらしがないと言われているのでもしかしたら何か曹操が知らない収入源みたいなものがあったのかもしれません。

ーー曹洪の堕落と魏の重臣としてーー

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