見出し画像

行動しながら修正していく”AARサイクル”と”コーチング”の親和性

AAR(Anticipation, Action, Reflection)サイクルは、ビジネスや学習の枠組みでPDCAサイクルに代わる新手法。VUCA時代に適していて、計画よりもまず行動し、経験を振り返りながら改善するサイクル。コーチングとも親和性が高く、自己成長や業務改善に活用されている。

《本文の要約》

はじめに

AARサイクル。

実は、私は、つい最近、このサイクルのことを知ったのだけど、

似たサイクルで言うと、

PDCAサイクルがビジネス場面などでよく聞くけど、PDCAサイクルのPDCAは、

・Plan(計画)
・Do(実行)
・Check(評価)
・Action(改善)

の頭文字を取ったもので、

Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを繰り返し行うことで、継続的な業務の改善を促す技法。

〜〜〜

VUCA時代だからこそ、AARサイクル

ただ最近、このPDCAサイクルだと、今のVUCA時代に追いつかないとも言われている。

ちなみに、VUCAは、以下の4つの単語の頭文字を取った言葉。

V=Volatility(変動性)
U=Uncertainty(不確実性)
C=Complexity(複雑性)
A=Ambiguity(曖昧性)

これだと、PDCAサイクルを無理に回そうとすると、Pの計画を練りに練るというのが、時間もかかり、その割に成果が出ない確率が高いと言われ出している。

確かに、ここ最近のChat GPTなどAIの台頭を考えると、

「さぁ、まずは確実な計画を立てて!」

だと、遅れをとる可能性が高いよね。

〜〜〜

AARサイクルとは


そこで、このAARサイクル、

Anticipation:自ら楽しいことを考える、予測する、見通しを立てる
Action:実践する
Reflection:振り返る

ということで、2030年を生きる子どもたちの学習の枠組み「OECD 学びのコンパス(羅針盤)2030」で紹介されており、

すごく簡単に言うと、

「自分がワクワクすることを、まずはやってみて、やってみてから、また、考えれば良い♫」

そのようなイメージが、脚光を浴びているということなんだよね。

AARサイクルについて、こちらの記事が分かりやすいのでご紹介↓

〜〜〜

まずは走り出してみるAARサイクル


私自身、このAARサイクルの概念はつい最近知ったけど、

よく考えてみると、コーチングで個人事業主となってから、自然とこのAARサイクルで物事を動かしていたことに気がついた。

なので、最近人から、

「山田さんのその物事を進めるスピード感、ほんと早いよね。」

と言われることが多く、このことを概念的に説明すると、AARサイクルということになるんだよね。

「まずは走り出して、走りながら修正すれば良い。

きっと、その中で、上手くいくものが出てくる。

そのためには、何となくの予想を立てて、完璧じゃなくても、走ってみて、あとは後で考えれば良い
。」

と言うこと。

〜〜〜

AARサイクルとコーチングの親和性


そして、このAARサイクルと、コーチングは親和性が高いんだよね。

コーチングセッションの中では、目標目的を言語化して、自分の資源や、選択肢、意志を確認しながら、どうすればそれができるかのプランを自分の言葉で出して、そして、セッションが終わったら、まずはやってみる。(この辺りの構造は、コーチングでは、GROWモデルと呼ばれている)

そして、次のセッションで、やってみてどうだっかを言語化して、また、同じことを繰り返して、どうすれば、できるかを考えていく。

この作業、まさしく、AARサイクルだよね。

〜〜〜

おわりに


、、、言語化してスッキリ☆☆

AARサイクルで、これからも楽しんで行こう🌈

さぁ、本日もガンバルンバ💪

「まささんの記事、また、読んでみたいなぁ♫」と感じた方は、Next Stepとして、noteのフォロー👍と、私のプロフィールを覗いてみてください👀↓

#言語化 #コーチング #理学療法士 #チームビルディング #毎日note