ヨル

"いま"の自分が考えていること、価値観やものの考え方の整理、の記録…

ヨル

"いま"の自分が考えていること、価値観やものの考え方の整理、の記録。物事を深く考えることとその過程が大好き。ネガティブループに入りがちな夜は苦手ですが、夜の空気感は好き。両価的なものに惹かれがちでヨルを名乗っております。

最近の記事

  • 固定された記事

未練の昇華①

私には今お付き合いしている彼がいる。 まだ半年も経っていないけれど、ちゃんと恋していて徐々に愛に変わってきてもいるけれど、どうしても埋めがたい価値観や感性の違いに悶えながら、恋愛にまつわる動画やらエッセイやらを貪る日々が続いている。 ちなみに、私は空回ることも、回り道をすることも、寄り道をすることも、すべていつかは自分の糧になると本気で思っているので、このうじうじタイムを半ば楽しんでいる。 そんなある日、一編のエッセイと出会う。 知的で、引き出しがたくさんあり、感性も似て

    • 結婚は、難しい人にとってはとてつもなく難しい、と言う話。

      この記事はただのアラサー女の嘆きである。 私は特別美人ではない。 が、モテないこともない。 需要を大きく感じたのは、大学2年生の時と半年前にマッチングアプリをしていた時。 24の時にもマッチングアプリをしていたが、半年前の方が圧倒的に戦績が良かった。 ターゲット層の分析をし、プロフィールを作り込む。 人としての引き出しの多さと、掴みきれない雰囲気を演出。 そして他にも候補がいるんだろうなと相手に想像させる。 戦略次第で市場価値は大きく変わるもの。 結果今の彼に「1回目に会っ

      • 愛情表現、を考える。

        先日 向き合う、を考える。 という投稿をした。 言うなればその後日談だ。 まとめるならこんな感じだ。 この三連休、私は火曜日を有休にして4連休にした。職場から顰蹙を買うのは全スルーした。鉄は熱いうちに打て、に近いものを感じていて、私はこの4連休で彼に直接会ってどれほど変わる気があるか、そして行動にきちんと移す様子があるかを確認したかった。 1日目。 彼が私の家に来た。私には殆ど地雷がないため彼が私の家で過ごす分には何のトラブルもなし。 2日目。 彼が珍しいギターが梅田

        • 向き合う、を考える。

          なんとか今の彼と向き合いたいと思っている私の、感情と思考の整理としての記事である。 なので、見方によってはほぼ愚痴やんけ、となると思う。 あらかじめ断っておく。 私の彼は大体不機嫌だ。 少しのことでカッとなり、コップの水が溢れてしまう彼に対して、ある時から怖いと言う感情が拭えなくなった。 例えば、少し混乱して公共交通機関の乗り換えを間違えただけで黙り込み、様子がおかしいのでなんとか聞き出そうと働きかけると「(なんでこんな簡単なことでミスをするのか)意味がわからない」と言い捨

        • 固定された記事

        未練の昇華①

          愚痴の罠

          どの職場でもそうだったし、正直日本全国の全職場がそうだと思うが、私の今の職場もとにかくみんな愚痴や不満をよくこぼす。 かくいう私も時間経過で影響されていき、愚痴タイムが始まるといつの間にか参加している。 もともと私は愚痴は言わない方だ。嫌な記憶をもう一度思い出さなければならないのは損だと考えるタイプだからだ。 問題は、ここ最近この愚痴タイムへの参加がやめられないことである。主要メンバーが筆頭係長であるため、特定の、困ったさんな同僚との出来事を耳に入れておく方が今後何かしらプ

          愚痴の罠

          縁の不思議

          昨日、私は仕事終わりに大学時代の友人に会いに行った。彼女は3ヶ月の赤ちゃんを抱いて玄関から現れるも、待ち構えていたように侵入してきた蚊に驚き「この子よろしく!」といきなり私に抱っこを任せ、ドタドタと家の奥に消えた。私は腕の中の、3ヶ月にしてはやけに貫禄のある彼女の娘の温もりを感じながら、"縁"について思いを巡らせていた 彼女との出会いは鮮烈だった。 大学一年生の新入生合宿の帰りの貸切バスで、周りがグループを成しキャッキャと騒ぐ中、ぼっちまっしぐらの私はなるべく気配を消して立

          縁の不思議

          未練の昇華⑤

          ①で紹介したエッセイの作者に通ずるところがあると勝手に思っているが、私はできるだけいい思い出で彼との恋愛を"凍結保存"させたかった。言葉を借りるなら「2人を永遠にしたかった」。そして、もはや呪縛となってしまった私から一刻も早く解放してあげたかった。本当に愛していたから。 作者と違うところは、彼の人生を見届けたいという好奇心に抗えず、友人としての再構築を私が望んだことだ。彼も了承した。 しかし、別れと同時に訪れる諸々の事務的やりとりがうまくいかず、彼に比較的すぐに新しい恋人が

          未練の昇華⑤

          未練の昇華④

          さて、彼ぞっこん花畑な私と、芸人要素の強いスナフキンのような彼との別れは、あっけなく訪れた。 コロナ禍が到来、彼は日雇いフリーターで荒稼ぎし、海外での武者修行を計画していたがそれが頓挫しまった。ひょっとしたら、それが判断力の低下を起こしていたのかもしれないが、なんと彼が自分の夢の軌道修正をしてくれ、ライフプランの中に私と人生を歩むことを入れると言ってくれた。 私はここぞとばかりに彼を現実的な世界に引っ張り込んだ。夢を追いつつ、私とも一緒にいるつもりなら、とにかく種銭が必要だ

          未練の昇華④

          未練の昇華③

          付き合うことになってからも盲目期間は3年続いた。すなわち、別れることを決めたその日ですら大粒の涙をこぼしながらも"ぞっこん"だった。 よく恋愛感情の賞味期限は3年というが、もし今でも付き合っていたとしても、熱量はほとんど変わらなかったであろう自信がある。 彼への恩は数えきれないほどある。 キリがないので抜粋するのであるが。 一つ。 私は、いじめが原因で中学受験をするも結局馴染めず孤独な青春時代を送り、20歳そこそこで母とそりが合わず家を追い出され、社会人となるも仕事ができず

          未練の昇華③

          未練の昇華②

          私は丁度1年ほど前に失恋した。 失恋とはいっても、結婚を前提に3年付き合った相手ではあったが。 24歳の頃であった。 下宿に転がり込む半同棲期間も含めて4年付き合っていた相手がいて、周りからは早々に結婚するのでは?と言われていたが「正直相手には困らないと思ってる。他の女性とも恋愛をしてみたいから別れてほしい」とざっくりこのようかことを言われ、半ヤケクソでマッチングアプリの混沌に飛び込んだ。 メッセとアポをなんとなくこなす毎日が2ヶ月続き、ある日件の彼からメッセ付きのいいねを

          未練の昇華②