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結婚は、難しい人にとってはとてつもなく難しい、と言う話。

この記事はただのアラサー女の嘆きである。

私は特別美人ではない。
が、モテないこともない。
需要を大きく感じたのは、大学2年生の時と半年前にマッチングアプリをしていた時。
24の時にもマッチングアプリをしていたが、半年前の方が圧倒的に戦績が良かった。
ターゲット層の分析をし、プロフィールを作り込む。
人としての引き出しの多さと、掴みきれない雰囲気を演出。
そして他にも候補がいるんだろうなと相手に想像させる。
戦略次第で市場価値は大きく変わるもの。
結果今の彼に「1回目に会った時にもうこの子だって思った」と言わしめたので、戦略勝ちだと思っている。

そんなことはさておき。

何が言いたいかと言うと、私はこと恋愛市場において、決して需要がない方ではないと言う話である。そして結婚相手としても、大きな不足はないと思っていた。ナルシストっぽく見えるので、これ以上は控えておく。

とにかく私はつい最近まで「結婚なんてただの書面上の契約じゃん〜」と生意気を言っていても、その時は自然とやってくると鷹を括っていた。
私は4人しか交際経験がないが、直近2人の交際相手とはいつしか結婚前提の交際に変わっていったし、交際期間も数年単位だ。この2人については双方一年以上の半同棲期間も含んでいるため、婚約解消を二回経験したような感覚だ。
今の彼とも付き合って日が浅いうちにあえて結婚の意思を確認する荒技に出たが「少なくとも同棲して一年経たないと決められない」と言われてしまい、28にもなって結婚の目処がさほど立っていないことに自分でも驚愕している。

恋愛は女が決める。結婚は男が決める。

たしかこんな言葉があったように思う。
その言葉の真意みたいなものを最近よく感じる。
数ヶ月前今の彼に結婚の意思確認をした時も、逆プロポーズを決行し結局破局した経験からも、結婚に関しては男性が最終決定を下すように思えてならない。
「家族になる」覚悟はそうそうできるものではないのかもしれない。
私は結婚はある種スタートラインにすぎないと思っているため、人よりハードルが低く設定されているのやも。
ただ、私は恋愛においてはまずまずの決定力を誇るものの、結婚においては今ひとつであることを認めざるを得ないと、恋愛遍歴を振り返って、思う。
そしておそらく、私のような層が、1番不本意に先の見えない独身トンネルに迷い込み、うまく諦めることもできず「モテないわけでもないのにどうして結婚できないのか」「あの子が結婚できて私はまだなのは何故?」と、時間経過と共に心を病んでいき、同僚の結婚報告やら産育休、時短勤務の皺寄せに目くじらを立てるようになったりするのかもしれない、、、とも思う。

恋人を探すだけでも難しいのに、結婚となるとさらにそのハードルは上がる。
周りがどうして30になる手前で結婚まで漕ぎ着けることができているのか、心底謎だ。
自分の中にある小さな魅力を磨き続け、拡張していけば自然と縁が舞い込んでくると思っていたが、そうもいかないようだ。
もし自分の人生に結婚という選択肢があるのなら、ましてや子供を持つという選択肢があるのなら、結婚につながる縁を意識的に選択する必要があるのだろう。

結婚報告に焦りを通り越して、勝手ながら、その2人の人生における決断の尊さに感激を覚えてしまう今日この頃。

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