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愚痴の罠

どの職場でもそうだったし、正直日本全国の全職場がそうだと思うが、私の今の職場もとにかくみんな愚痴や不満をよくこぼす。
かくいう私も時間経過で影響されていき、愚痴タイムが始まるといつの間にか参加している。

もともと私は愚痴は言わない方だ。嫌な記憶をもう一度思い出さなければならないのは損だと考えるタイプだからだ。
問題は、ここ最近この愚痴タイムへの参加がやめられないことである。主要メンバーが筆頭係長であるため、特定の、困ったさんな同僚との出来事を耳に入れておく方が今後何かしらプラスに働くであろうと考えてしまうため、ブレーキが効きづらい。

愚痴は半分笑い話も入っているためそれはそれは大いに盛り上がるのであるが、話している時にふと、私がいない時は私への不満がこの場で共有されていたりするのだろうと頭をよぎることがある。100%の対人折衝をこなせる人なんてこのようにどれほどいるのだろうか。そもそもそんな人がいるのかすら、怪しいと私は思う。
そうなると、謎の血液型ハラスメントをしてくるタイプの人に「B型っぽいよね」としばしば言われる私であるので、おそらく対人折衝点は60点あればいい方。むくむくと人間不信の気持ちといつ自分が人を不快にしているかが認識できない恐怖が湧き上がってくる。

どうすれば同僚が変わってくれ、仕事が円滑に進みやすくなるのか。しかしそもそも人を変えることなんて途方もなく難しいことだ。だからコップから溢れそうなマイナスの感情を愚痴タイムという薪に焼べてしまう。
ただ、愚痴をこぼした数だけ、きっと私も「人のこと言えないよね」という感じでどこかで噂されているのだろう。

なんだかネガティブっぽくなったが、私は自称『現実主義的ポジティブ』だ。
なので、この愚痴の罠に気付くことができ、尚且つnoteに投稿して自覚的に過ごそうと思っている自分エライと思っているハッピー野郎である。

全ての悩みは人間関係に帰結する、みたいな格言があったが、まさにその通りだなあと。

結論、ニンゲンカンケイムズカシイ。

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