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コロナ禍でもできたこと

おはようございます。音楽家、チューバ奏者のKazzです。

このnoteはコロナ禍で音楽の機会が減っている全ての人に、何かしらお役に立てることはないか、と昨年550日連続で書いていたnoteの第二章的なものです。

基本的には今自分自身がプロ金管楽器奏者、指揮者という音楽家になるまでにした成功体験や失敗体験をもとに同じ苦労をしてほしくないという思いのもと書いています。誰かの役に立っていたら幸いです。

もくじ

2020年から始まったコロナ禍
その中でもできるだけ、「今できること、逆に今しかやらないこと」を主軸に活動を続けてきました。

エンタメを始め、音楽は不要不急ということで当初は完全に活動をストップさせるしかない時もありましたが、振り返ってみると僕なりにあがいて様々なことができました。

上のリンクにまとめてありますが、大きなものとして2つ今日は振り返ってみます。

2020 Japan United Brass Project

2020年、日本もロックダウンがしかれ県外への移動や外出の自粛要請が行われました。

僕の音楽家としての仕事も完全にストップし、毎日何かできることはないかと考えていました。

そんな中、英国のバンドの友人たちもロックダウンでほぼほぼ動けていないことを知りどうにか日本、そしてイギリスも巻き込んで何かできないかと思いました。

それが音楽×動画を支援の輪で繋いでいくものでした。

①音楽教育の機会を失った義務教育期間中の子どもたちに無料での音楽機会を提供する。

②動画作成や上記音楽教育の提供に対してイギリスのバンドメンバーやプロ奏者に報酬を支払う。

③音楽愛好家やアマチュア奏者の方々には参加費を支払うことで、イギリスのバンドやプロ奏者と動画上で共演できる+世界ランクNo.1のバンドグッズをもらえる特典。

というふうにお金の循環を作りました。キーワードは誰も損をせず、誰もがハッピーになれるイベントをオンラインのみ、コロナ禍でもできる内容にしました。

出来上がった動画がこちらです。

延べ約130名様、約¥130万円の支援金が集まりその半分をバンドへ半分を子供達への支援に使うことできました。

コロナ禍で何もしなければ何もなかった機会に、多くの方々のご尽力のおかげでこのような企画もすることができました。

完全にその時その瞬間このようなことができる運もあったと思いますが、人と人とのつながりを感じられる素晴らしい機会となったのです。

たくさんの自主開催コンサート

Brass in Recitalという2019年から続けているアマチュア演奏家の方々にソロの機会をご提供するコンサートも来月で10回目を迎えます。

また2021年2月にはチューバ、テナーホーン、打楽器、ピアノのカルテットでソロありアンサンブルありのコンサート

そして2021年12月には自身2回目のソロリサイタル+河野企画が5周年を迎えたということでチューバソロとピアノ+ブラスバンドをお招きした豪華なリサイタルも開くことができました。

どんな時でも”何かしらできる”ということを学んだ

生きていると社会や環境の煽りを受け、それを理由に活動をストップさせてしまうこともあります。ですが、まだ終わっていないとはいえこの2年間のコロナ禍でも細く長く音楽家として生き残ることができました。

アルバイトも全てやめ音楽一本でいこう!と覚悟を決めた当初は恐怖でいっぱいでしたが、それでも前を向いて生きてきたこの2年間の自分自身を褒めてあげたいと思いますし、今後もどんな未来があるのかわかりませんが引き続き前を向いて生きていけたら思うのです。

今現在も決して安定+楽な状況では決してありませんが、この生きて行った先にどんな未来があるのか楽しみでもあり、時たま不安に押しつぶされそうになりながらも「この世界でしか息ができない」音楽家なので頑張っていきたいと思います。

最後に、自分の業績のように書いていますが、上記した全ては本当に沢山の方々のサポートのおかげで成り立っています。本当に感謝していますし、また今後も僕自身が音楽を頑張ることで恩返しをしていけたらと思うのです。

また頑張ります!

Thank you

Kazz


サポートして頂いた支援は全て金管楽器や金管バンドの奏法の研究、音楽を使ったエンターテイメントの発展に使用させていただきます。