見出し画像

胎内市の新しい名産品へ 大長谷(オオナガタニ) ハーブのシロップ

こんにちは。

今回はBASE CRAFTERが商品化をさせていただいた ハーブシロップ について書いていきたいと思います。

" 2023年9月11日 商品化できました!!! "

自分たちの活動についてはぜひこちらも見てみてください!

まずは、なぜ自分たちが商品開発を行っていきたいかについてお伝えします。


商品開発に対する想い


自分たちの活動のひとつに商品開発があります。
これにはテーマがありまして " 胎内市にすでにあるものを使って新たな魅力を創りたい "

何かを新たに作り出して商品開発をするというよりはむしろ

  • もともとあったもの

  • 使い道がなく捨ててしまっていたもの

  • 使い切れずに余ってしまっているもの

このようなものを探し出して、商品化をしていきたいと考えています。

最初にこちらの理由について書いていきたいと思います。

① 胎内市の魅力を引き出したい


まず前提として、海も山も川も森もある自然豊かな胎内市にはあらゆる食材があって、まだ知られていない食材や眠っているものは無数にあるはず、、と考えています。

素敵なものはすでに手の届くところにたくさんある。

だからこそ魅せ方や発信方法を変えるだけもたくさんの人にさらに魅力を感じてもらえるポテンシャルがあると思っています。

BASE CRAFTERの活動は " 地域に新たな魅力を創り出し、そこにヒトが集まり、お金が生み出される " というところに重点をおいています。

自分たちはサポート役で、主役ではありません。
新たな魅力を創り出すきっかけを作り、それによって地域の方に利点を少しでも感じてもらうことが目標です。

なので、自分たち自身でゼロから作るということはせず、あくまでも地域の人たちと一緒にやっていくことを大前提としています。


地元の方と関わる中で、使い道がなく困っているものだったり、新たに価値をつけていきたいものを探していく過程で、胎内市にあるまだ知らない魅力を発見していくことは、自分たちの住むまちをより深く知るきっかけになると思っています。

②環境やコストに配慮したものを作りたい


前述した " ゼロから作るということはしない " というのにはいくつか理由があります。

ゼロから作るということはそれだけエネルギー( 燃料 )を使用する機会が多くなってしまいます。

建物が必要な場合は空き家を活用したり、耕作放棄地を畑として再利用することで、新たな開拓が不必要になります。
今あるものの再活用は、地球環境への負荷軽減につながると思っています。

環境面においても持続可能なまちにしていきたいと我々は考えています。

また、前述した通り ゼロから生み出さなくても魅力的な資源はすでにある と思っています。
自然豊かな胎内市では探せばいくらでも可能性があるものばかりが眠っている。( はず! )

新しいものを生み出すことから、現状あるけどうまく使えていない( 魅力を出しきれていない )ものにフォーカスして新しい価値をつけることに重点をおくことの方が、いろんな方々を巻き込んだ形で活動できるのではないかと考えています。

大長谷の区長さんからマコモダケをいただきました


大長谷 ( オオナガタニ ) ハーブ 


ここからは我々が現在商品化へ向けて取り組んでいるハーブシロップについて書いていきます。

大長谷 ( オオナガタニ ) 集落

まずはハーブを栽培している大長谷集落について。


大長谷集落は新潟県胎内市の山間部に位置する集落です

【 概要 】
世帯数 26戸
人口 53人
高齢化率 61.8% ( 2022年11月時点 )
在住している子ども 小学生 2人 保育園児 1人 合計3人
※ 10代、20代はいません


胎内市で2番目に高齢化率が高い集落。
元気で明るい方が多く、ハーブの栽培や観光わらび園の運営に取り組んでおり、地域外との交流も盛んな地域です。

国道290号線沿いに位置しており、自然豊かでピースフルな場所です。

 豪雪地帯!


ハーブシロップ


そんな大長谷集落では地域で管理しているハーブ畑があります。

数年前に集落のみなさんと胎内市の地域おこし協力隊の方々で土地を整備してハーブ畑にしたそうです。

 胎内市の黒川中学校の生徒が作った看板💁🏻‍♂️
地域のみなさん
いつもご協力いただいている区長さん
ラベンダー植えています

育てているハーブは
ラベンダー、ミント( 数種類 )、セージ、オレガノ、フェンネル、ローズマリーなどです。


この畑で育てられたハーブは主にワークショップの材料としての利用のみで食用としてはほとんど使っておらず、使いきれずに捨ててしまっていました。

そんなハーブの存在を地域おこし協力隊の隊員さんから伺って、2021年の冬に大長谷集落の方からハーブをいただきました。

最初にハーブをくれた大長谷のキイさんと地域おこし協力隊の森さん


その後試作を開始しました。
ドライがいいのかフレッシュがいいのか、、、
いろいろとやってみました

キイさんからいただいたアップルミント
初めての試作は外で
初めてのハーブシロップ


なぜシロップにしたかというのは
前述した "使い道に困っているもの"  などを取り入れやすいなと思ったからです。
少し日が経ってしまったり、形が悪くて売り物にならない食材などもシロップなら無駄なく使い切れると思いました。

また、保存がきくので商品化した時に販売しやすいことや、使い道もたくさんあるのでいろんな楽しみ方ができそうだと思いシロップにしました。
(あと、なんとなくおしゃれだなと。いろんな種類のシロップ作ってずらっと並べたい…笑)

素材へのこだわり

ハーブシロップを作る上では " 安心、安全な素材で作る " というひとつのテーマがあります。

これは、子どもから大人まですべての年代の方に安心して飲んでもらいたいという想いからです。多くのシーンで、たくさんの人に飲んでもらうために大切にしています。

使用する大長谷ハーブは無農薬、無化学肥料のもの、砂糖は精製度の低いものを使い、無添加で作っており、製品化する時もここはこだわっていきたいと思っています。

ハーブジンジャーエール

ハーブシロップドリンクでの出店


試作を繰り返していく中で味見に協力してくれた周りの方々の評判が思いのほかよかったですし、なにより自分たちもイベント出店を通じてたくさんの方にハーブシロップを味わって欲しかったですし、それが胎内市の発信につながるんじゃないかと思いハーブシロップでの出店をスタートしました。

ファーマーズマーケット (亀田公園)
8BAN EVENING MARKET( 古町 )
出来心のオダニさんと
岸本商店さん(間借り営業)
山とWANDER ( 無印良品 津南キャンプ場 )


今年からスタートした出店だったのですが、ありがたいことにいろいろなイベントに出店させて頂きまして、たくさんの方にハーブシロップを味わってもらえました。

製品化に向けて

冬になり、出店に伺うことも少なくなる現在 ( 記事作成時 2022/12/20 ) 製品化をテストできる施設が見つかり、12/27(火) に製造し、製品化に向けて一歩前進する予定です。( 出店が楽しくて製品化をサボっていました、笑 )

今後は製品化に向けて動いていきますが
ハーブの栽培、製造業者さんの選定、パッケージのデザイン、容器の選定…..
やることが盛り沢山なのですが、2023年度中になんとか世に出せたらいいなと思っています。

製品化、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。そしてぜひ、応援していただけたら嬉しいです!

大長谷集落で


大長谷集落のみなさんと

商品化できました


昨年の12月27日に製造したシロップがどれくらい保存可能かの判定が終わりました段階でラベルのデザイン、ビンの選定、を経て2023年9月11日に新潟市南区のアグリパークにて製造させていただいたものを商品化いたしました。

胎内市で撮影しました

収穫から、レシピ、製造、ラベルのデザイン、ビンの選定、商品写真撮影は全て自分たちで行いました。

現在はBASE CRAFTERのキッチンカー営業時での販売や
新潟県内のセレクトショップやカフェにてお取り扱いいただいております。


2023年11月6日(月) には大長谷のみなさんへのお披露目会を経て
販売させていただきたいお店へ営業にいきたいなと思っております!

もし、ご興味のある方はお気軽にご連絡をいただければと思います。

ラベンダー以外のハーブシロップも商品化予定です。
チェックいただけたら嬉しいです。


リンク集 ( 購入も可能です )


Instagram : https://www.instagram.com/base_crafter/




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?