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マガジン「大人の発達障害」

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人の気持ちが分からない、話し合いのできない男と付き合い、なんとか別れるまでの日々
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発達障害×定型コラムに違和感を感じる(個人の主観)

最近、発達障害への理解を求めるコラムやニュースが多く流れるようになった。

多様性を認めることは大事なことだ。
ただ、多くの発信は偏っていて、鵜呑みにする必要はないし、鵜呑みにしなくていいんだよ、あなたが許せないとしても無理に許す必要なんかないんだよ、とカサンドラ症候群サバイバーの「私は」言いたいな、と思った。

たとえば、配偶者が発達障害、自分が定型の夫婦のコラム。

彼らは「発達障害と上手くや

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「ADHDに理解を!」の文字がカサンドラ症候群にはキツい

「ADHDに理解を!」の文字がカサンドラ症候群にはキツい

タイトルまんまなんだけどね。

ADHD(あるいは発達障害、アスペルガー症候群、自閉症)を理解して!
私達だって苦しいんです!
やりたくてやってるわけじゃない!

この主張、最近よくTwitterなんかで見るようになった。

先に述べておくと、この人達は何も悪くない。自己紹介をしてるだけだ。

だが、カサンドラ症候群に陥った自分にとって、正直、きつい。

いや、本人には申し訳ないんだけど、ほんっと

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ゲーム依存のパートナーと別れた話

ゲーム依存のパートナーと別れた話

彼と別れた。
きっと本人は認めていないけど、私からすれば、彼は立派なゲーム依存症だった。

これを読んだ人はきっと「え、何でそんなのと付き合ってたの」と思うだろう。

それはね、

しょうがないよね、それでも好きだったんだから。

まあ結局大嫌いに転じたので、そこのところに文句つけたくなる気持ちはぐっとこらえてほしい。

付き合って別れるまでダイジェスト

3X歳会社員。趣味はゲーム、オンライン対

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許さなくていいんだよ 〜カサンドラ症候群から抜け出した私の今〜

許さなくていいんだよ 〜カサンドラ症候群から抜け出した私の今〜

若い頃の私はどちらかと言えばワガママで、感情が表に出ず、冷酷な若者だった。

そんな私が、発達障害疑い(確定診断を待たず別れた)の男と何年も付き合った結果、長年の我慢と変容を強いられ、気づいた頃には私はすっかり気が滅入ってしまっていた。

これを「カサンドラ症候群」と言うらしく、私は自分の意見に自信が持てない、はっきり言えない、自己肯定感なんてまるで無い人間になっていた。

ADHDがいけないだと

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