映画「世宗大王 星を追う者たち」

本日は昨夜Netflixでみた韓国映画鑑賞の備忘録です。

1.観た映画の紹介

原題：Forbidden Dream
制作：2019年　韓国
上映時間：133分
2020年9月4日劇場公開

2.この映画を選んだ理由

ハングルを作り出したことで知られる世宗大王と、彼に仕えた科学者チョン・ヨンシルの身分を超えた熱い絆を描いた韓国の歴史ロマンという、キャッチコピーと主役の俳優２人に惹かれました。

3.キャスト・スタッフ

ハン・ソッキュが世宗大王、チェ・ミンシクがチャン・ヨンシルを演じ、2人にとっては「シュリ」以来20年ぶりの共演作。監督は「四月の雪」のホ・ジノ。

4.あらすじ

朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗は、奴婢の身分ながら科学者として才能にあふれたチャン・ヨンシルを武官に任命し、ヨンシルは、豊富な科学知識と高い技術力で水時計や天体観測機器を次々と発明し、庶民の生活に大いに貢献する。また、朝鮮の自立を成し遂げたい世宗は、朝鮮独自の文字であるハングルを作ろうと考えていた。2人は身分の差を超え、特別な絆を結んでいくが、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、秘密裏に2人を引き離そうとする。（映画com解説より）

5.感想

史実に基づくフィクション映画。
韓国の歴史において、李王朝時代数々の功績を残した王がいますが、本作の第4代王・世宗は、父第３代の太王が戦いに明け暮れたのとは反対に文明的な功績を残しているようです。さらに科学者チャン・ヨンシルの実績も文献に残っているのですから、韓国としてはその優れた面を映画化したかったように思われます。
クライマックスで王と一人の科学者の友情が描かれますが、演技派の２人でも、この史実の重みに演じきれなかったように感じました。

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