アントワーヌ・ローラン著「赤いモレスキンの女」
昨日は久しぶりにwebでの読書会「BookClub 紅茶はアールグレイで」の今月と来月の課題本を読みました。それがこちらです。
男はバッグの落とし主に恋をした。手がかりは赤い手帳とモディアノのサイン本。パリの書店主ローランが道端で女物のバッグを拾った。中身はパトリック・モディアノのサイン本と香水瓶、クリーニング屋の伝票と、文章が綴られた赤い手帳。バツイチ男のローランは女が書き綴った魅惑的な世界に魅せられ、わずかな手がかりを頼りに落とし主を探し始める。(amazon内容紹介)
とてもおしゃれな物語。英国のカミラ夫人が絶賛して有名だそうです。物語の最後の場面はとてもロマンチックです。映画化の決定も納得です。
翻訳者のあとがきの
運命とはなにも歴史に名を残すような人たち、数奇な人生を送った人たちのためだけにある言葉ではない、映画以上に映画的なエピソードが実は私たちの人生にも溢れているのだと、ローランの作品は気づかせてくれる。p186
この文章が作品の意味全てを語っています。
翻訳本は田舎町の図書館では選ばれることが少なく、こうした機会がないと手に取ることがないのが実情です。幸いにも県立図書館にあって読むことが出来ました。課題本を選んでくださった主催者に感謝です。
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