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恐ろしくも暖かい百物語

少しずつ秋を感じるようになって、私の身体も反応しているようです。今朝はいつものようには起き上がられず、ジムに行こうと思っていたのですが、午後の予定をこなすため、午前中は家で過ごしました。

昨日までなんとか積読となっていた図書館本をこなしてきました。

今日紹介するのは宮部みゆきさんのライフワークとなった百物語シリーズ第9作です。


読んだ本の紹介

出版社 ‏ : KADOKAWA 
発売日 ‏ : ‎ 2023/7/28
単行本 ‏ : ‎ 464ページ

あらすじ

行く当てのない女達のため土から生まれた不動明王。悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る人形。描きたいものを自在に描ける不思議な筆。そして、人ならざる者たちの里で育った者が語る物語。恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固める──「青瓜不動」

Amazon内容紹介

感想

この百物語の最初の聞き手「おちか」が出産するので、しばらく聞くのをやめていた富次郎が、安産を祈るため聞き始めた、表題「青瓜不動」を含む4編が収められた本作は、464ページという長さに流石に疲れました。

著者宮部みゆきさんの著者の中でも時代物ミステリーは私も好きな分野ですが、この百物語シリーズは新聞掲載になってから、一つの物語が長くなって、老いが進んできた私には苦しくなってきました。

内容的にはいつも通り、恐ろしい人間の性がミステリーによって表現される、著者らしい作品でした。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

昨日の本の紹介記事は

#シニア #いなか暮らし #今日のつぶやき #宮部みゆき #角川書店 #読書感想文 #読書好きと繋がりたい #毎日note #百物語

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