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ペアリングイベントのはなし ③~カクテル2杯目、モクテル2杯目
カクテル2杯目の製作。
これはプティフール(ローストピスタチオのキャラメリゼ & 砂糖を結晶化させ纏わせたローストピスタチオ)に合わせる想定。
先にレシピ。
スーズ 30ml
ライウイスキー 20ml
リンゴジュース 20ml
レモンジュース 2tsp
ラフロイグ 1.5tsp(最後にドロップして軽く混ぜる)
ビルド。ロックグラス。
実はコレ、1杯目にするか迷ったもの。
イチゴがあまりに安易に思えてしまい、別素材のものを、と試作したものにアレンジを加えた。
ケーキの余韻を「切る」ように作ったけれど、要素で少し「引っ張る」のを加えた部分がアレンジ箇所。
スーズ、リンゴ&レモンジュースは切る要素、ライとラフロイグは引っ張る要素。
前者はわかりやすいけど後者は疑問に感じるかもしれない。
特にライはともかく、なぜラフロイグが引っ張る要素か?と。
全くの個人的経験なんだけど、ホワイトチョコレートと合うんです。ラフロイグ。
油脂感と混ざったクリーミーな煙さが実に。だけどこれに全て任せてしまうのは辛い。
好き嫌いがあるし、なによりバランスが崩れてしまう。なのでウイスキーのボディはライに振ってラフロイグは香らせるトップドレッシング的な使い方。こうすると効果的だと思った。
ところで、さらっとプティフールが2種になっていたのをお気づきだろうか。
これは完全にイレギュラーで、少量とは言えまさか2種になるとは想像しておらず。
ならこちらももう1種作ってチョイスしてもらう方が良いと思って急遽用意することに。
コレはモクテル2杯目の副産物というか、その試作過程で思いついた。
次回はこのイレギュラーのカクテル&順番前後するけど、モクテル2杯目の話をしようと思います。
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