阪本一真

(株)ドロキア・オラシイタ 営業統括部長 (株)Bamoove 取締役COO 奈良・…

阪本一真

(株)ドロキア・オラシイタ 営業統括部長 (株)Bamoove 取締役COO 奈良・大阪が拠点。物件とテナントを繋ぐプラットフォームBamoove構築中。

最近の記事

矢面に立つということ

Bamooveベータ版のサイト公開まであと3日と迫ってきました。 公開した後は、また違う気持ちや状況が待っていると思うので、今の気持ちを書いておきたいと思います。 これまで、メディアを見る側だった立場から、作る側になるということの、”ことの重大さ”をひしひしと感じる今日この頃です。 これまで視聴者として見ていたネットニュースも、Youtubeも、インスタグラムも、これからは見られる側になるということ。 そちら側の立場の人の気持ちや大変さが、なんとなく自分ごとと感じるよう

    • 店舗の家賃上限ってどうやって決めるの?②(店舗の収支から割り出す)

      昨日は坪単価や月坪売上の簡単な考え方をお伝えしました。 今日は、具体的な店舗の収支から見る家賃設定についてお伝えします。 ただし、結論から言いますとこれという答えはありませんので、考え方の参考にぜひご一読ください。 まず、収支構造というのは、その業態により異なりますが、一般的には、 収支=売上(収入)と支出で、売上-支出=営業利益です。支出の中に原価、人件費、家賃、水道光熱費、通信費、広告費、備品等の経費があります。 その中で主な指標となるのが、FLコストやFLRコスト

      • 店舗の家賃上限ってどうやって決めるの?①(坪単価、坪効率って何?)

        出店する時にまず差し迫ってくるのが物件探しで、その時に最初に悩むのが家賃です。 不動産業者から坪単価いくらまで家賃出せますか?みたいなことを聞かれても既存店舗数が少なければピンと来なかったりします。 そんな方のために、店舗の適正家賃の設定について、色々な考え方がありますが、今日は基本的な考え方をご説明します。 まず坪単価という言葉。 業界の方ならもちろん耳慣れてると思いますし、そうじゃ無い方も耳にしたことがあるかもしれませんが、多くの物件は坪単価で家賃が設定されています。

        • 今後の記事について

          今日は文章をなかなか書き出せないので、今後書こうと思う記事の内容を目次的に書いておきます。 賃料相場について 退店時に抑えておくポイント 退店情報の開示について 出店する際の家賃の考え方について 店舗の物件情報はなぜネット上に上がってこないのか? 飲食店の収支の内訳 店舗の工事費について 店舗デザインの考え方 店舗デザインと工事について 店舗のレイアウト 店舗出店までに準備すること などなど、まだまだお伝えしたいことは山盛りありますの

        矢面に立つということ

          Bamooveの出店マガジンのインタビューをはじめていきます

          Bamoove事業のコアになるのが、物件とテナントをマッチングするWebサイトです。 具体的なコンテンツは、「出店マガジン」と「物件情報」の2つ。 出店マガジンについては、先日の記事でも書いたようにChatGPTにほぼ言い当てられましたが、 ①商業施設の新規開発案件やリニューアル情報、②まちづくりやまちおこしに関すること、③テナントのブランド展開・トレンド情報、④インタビュー、⑤コラム の大きく5つを予定しています。 出店マガジンをコンテンツに入れた理由は、こういった新

          Bamooveの出店マガジンのインタビューをはじめていきます

          フランチャイズショーに行ってきました

          以前は、出展者側として行っていたので、毎回準備に追われ面談に追われ、他の企業を見る余裕もなかったのですが、今年ははじめて来場者として行ってきました。 目的はBamooveの営業だったのですが、改めていろんな事業を見て、数字やオペレーションも聞かせて頂き、めちゃくちゃ勉強になりました。 事業モデルやトレンドがわかったりするので、店舗事業をされている方は行かれることをお勧めします。 (だいたい毎年2月〜3月のこの時期に東京ビッグサイトで行われています) 加盟者側として見た時

          フランチャイズショーに行ってきました

          サステナブルな「新しい原状回復」の時代は来るのか?

          今日はノウハウ的な話ではなく、個人の意見がふんだんに入ってますので、もしかしたら怒られることもあるかもしれませんが、これから、Bamooveの事業でやっていきたい軸になる部分のことで、こんな未来を作りたいというお話です。 僕が8年前にこの店舗開発の業界に入ってきて、最初に疑問に思ったことが3つあります。 1つはとてもアナログな業界ということ、2つめは工事の単価が守られているということ、3つめはエコじゃないということ。 今日は、その3つめのエコじゃないということについてです

          サステナブルな「新しい原状回復」の時代は来るのか?

          商業施設に出店するメリットとデメリット②(後編)

          昨日は、商業施設に出店するメリットを4つ挙げました。 今日は、商業施設に出店するデメリット4つをお伝えします。 商業施設に出店するデメリット ①工事費が割高になりやすい 出店時の工事費が高くなりやすいです。 その理由としては、 ・深夜工事費や警備費などがかさむ 周辺店舗の営業中に、どんちゃんの工事をされると迷惑なので、工事をできる時間が限られてしまうため、深夜工事になり、業者さんの人工(1人当たりの人件費)も上がります。また、通常運営と別で警備が必要であったりします。

          商業施設に出店するメリットとデメリット②(後編)

          商業施設に出店するメリットとデメリット①(前編)

          昨日は、「商業施設に出店するには!?」ということで、商業施設出店までのプロセスと賃料についての考え方を簡単にお伝えしました。 今日は、商業施設に出店するメリットとデメリットをお伝えします。 今日のお話は前提として商業施設と路面店舗との比較でして、商業施設のメリットは路面のデメリット、商業施設のデメリットは路面のメリットと捉えて頂いておおよそ問題ないと思います。 商業施設に出店するメリット ①施設としての集客が見込める 当然ですが、商業施設は集客して成り立つビジネスなの

          商業施設に出店するメリットとデメリット①(前編)

          商業施設に出店するには!?

          商業施設に出店することに対して、ハードルが高く感じていたり、先入観がある方が多いように思います。 私も、〇〇モールは家賃高いでしょ、とか、よくそんな良い場所に出店できますね、ということを言われることがよくあり、実際にその通りでもあり、そうでもないこともあります。 確かにハードルが高く、なかなか入れない立地もありますし、与信が厳しいディベロッパーもいます。 ただ、そうではない施設が大半で、施設側が求めるコンセプトやターゲットに合う業態であれば、個人事業で1店舗だけ運営して

          商業施設に出店するには!?

          PABLOの出店基準

          一世を風靡したと言われる「焼きたてチーズタルト専門店PABLO」。 約4年間の間に、全国展開し、60店舗まで広げました。 東京の方なら渋谷センター街のど真ん中にお店があったことを覚えてる方もいらっしゃるかもしれません。 当初は、明確な出店基準はなく、まさに担当者の勘と社長のGOサインだけで進んでいました。 ただ、もちろんやってるうちに、うまくいかない店なども出てきたり、基準がない中で良い悪いという議論が社内で出てしまうため、途中から(大雑把ですが)出店基準を設けました。

          PABLOの出店基準

          ChatGPTに聞いてみた

          話題のOpenAIのChatGPTにこんなことを聞いてみた。 --- Q.あなたは、店舗物件に関するWebマガジンの編集長です。どんな記事を書けば良いかを教えてもらえますか? A.店舗物件に関するWebマガジンの編集長として、以下のような記事が役立つかと思います。 1.市場動向についての分析 最近の店舗物件市場の動向、特に需要や供給について分析し、読者にわかりやすく解説する記事 今後のトレンドや予測も含め、将来的にどのような需要が見込まれるかも探ってみるとよいでしょ

          ChatGPTに聞いてみた

          Bamooveの事業について

          さて、Bamooveの事業について簡単にご説明させて頂きます。 大きくは、下記の5つが事業の柱です。 ①店舗開発代行/物件探し代行 これまで培った独自の情報ルートを活かし、路面物件・商業施設などを網羅し、店舗(ブランド)の出店戦略に合わせた物件のご提案をします。 ②リーシング代行/テナント探し代行 独自ルートとノウハウによりテナント探しをサポートします。   ③店舗出店プラットフォーム Bamoove(準備中) 店舗出店のプラットフォーム。出店に関するお役立ち情報や最新

          Bamooveの事業について

          自己紹介 noteはじめます

          本日39歳の誕生日を迎えました。 はじめまして、阪本一真と申します。 ドロキア・オラシイタという会社に入り、店舗開発に携わり丸8年が経とうとしています。 入社した時は、まだPABLOが国内10店舗だったころ、海外初出店を迎える頃でした。 そこから、数年で国内60店舗、海外20店舗と一気に展開し、高級食パン嵜本や、ガトーショコラ専門店マジョリ、タピオカチーズティー専門店TAPiCiなど多くの店舗展開をしてきました。 私は店舗開発の担当・責任者として国内のそのほとんどの出店に

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