ロボカップジュニア・ジャパンオープン2024名古屋のサッカーオープンリーグに出場したロボットを紹介します。 仕様サイズと重量 直径:175mm 高さ:155mm (ハンドルを除く) 重量:1654g プロセッサー メイン :STM32F446RE ラインセンサー処理 :STM32F446RE 4カメラ統合処理 :STM32F446RE ジャイロセンサー処理:ATmega328P 赤外線・超音波処理 :ATmega328P UI・NeoPixe
はじめにロボカップジュニアのサッカー競技において自作のオムニホイールが一般化しています。実際に私も3Dプリンタで作成したオムニホイールをずっと使用しています。いくつものオムニホイールを設計してきて、どのような構造、部品のものがより性能が良くなるのかを自分なりに導き出すことができたのでまとめようと思います。 また、最後にはRCJのサッカー競技ではほぼ使用不可能なサイズのオムニホイールの紹介もしようと思います。 本編サイドホイールの選定 多くのオムニホイールには、シリコンゴ
ロボカップジュニアに参加しているCrescent(Re)のバンビです。 先日全国大会も終わったので、技術関連の記事を出していければと思っています。 以前にも他のプラットフォームでブログを書いていたのですが、思うように文章が書けずに断念してしまっていました。しかし、後輩からの「ブログ何がいいと思いますか?」という質問に対して「noteがいいんじゃない?」と今日軽く返事してしまったので、私も再度チャレンジしようと思います。以前書いていたブログで、マシな記事は近々noteに移行しま
はじめに大変お久しぶりです。しばらく記事を書くのをサボっていました。 今回は、以前の記事で紹介したSipeed M1nカメラモジュールを使用したビジョンシステムが完成し、実用できるまで開発が進んだので一旦記事にまとめようと思います。このビジョンシステムはロボカップジュニアのサッカーオープンリーグに出場するロボットに搭載するために開発しました。 本編ハードウェア 写真のように4つのカメラが円型に等間隔で配置されています。M1nにもともと付属しているカメラの素子はOV2640
はじめに2019年度からロボカップジュニアに参加してきて、今までたくさんの機体を作成してきたので、ブログにまとめたいと思います。作る機体の数が多くなるにつれて技術力が上がっていくのが写真を見て分かると思うので、ブログにまとめるのが楽しみです。 2019年度ノード大会 ビギナーズに初めて出場した時のロボットです。キットで買ったe-Gadget-RBをタミヤのユニバーサルプレートで改造したものです。補足エリアがなくて制御に困っていた記憶があります。前面にボールセンサが2段
はじめにMaix Bitを使う前はPixy2.1を使用していましたが、機能が物足りなくなり、自分でプログラムを書くことができるAIカメラに興味があり使用し始めました。このシリーズについて詳しいわけではないので、機能を使いこなせていなかったり、間違った情報があるかもしれません。ご了承ください。 これは一体何なのか?RISC-VマイコンのK210プロセッサーを搭載したAIを簡単に使えるまマイコンボードです。マイコンボードだけでなくカメラ、LCDも付属しています。私はロボカップ
5ヶ月くらい前に発注したロボカップ用の基板の解説をしていこうと思います。 基板はJLCPCBという会社に発注しました。なんと100mm*100mm以内なら5枚を$2で発注することができます。さらに新規登録者には$56クーポンも貰えます。正直お得すぎます。 JLCPCB公式サイト↓ 設計上で意識したこと初めての基板設計だったのでとりあえず、 ・自動配線には頼らない ・電源周り(特にGND)は太めに配線する ・通信線周りに電流がたくさん流れる配線をしない ・通信線はGNDで保