バンビ

ロボカップジュニアのサッカーオープンリーグに出場しているCrescent(Re)のバン…

バンビ

ロボカップジュニアのサッカーオープンリーグに出場しているCrescent(Re)のバンビです。

最近の記事

世界大会振り返り

日本に帰ってきて5日が経ちました。帰国翌日から受けていた大学の定期テストが全部終わったので世界大会の振り返りを書こうと思います。 結果・総合優勝 ・競技優勝 ・スーパーチーム優勝 ・OUTSTANDING INNOVATION AWARD 取れる賞は全部取りました!6年間ロボカップに全力で取り組んできた成果が出たので本当に嬉しかったです。 試合スイス式トーナメント (1試合目) vs EMM-SOCCER (マカオ) 11 : 1 勝利 有名なチームで足回りはBLDC

    • 7月18日世界大会6日目

      前日はめっちゃ早く寝たので目覚めが最高でした。この日の朝食はなんとなく動物性のものを食べないようにしました。 今日から本試合が始まりました。今日は4試合+ポスターセッションがありました。 (1試合目 vs EMM-SOCCER) マカオのチームです。 初戦から聞き覚えのある世界大会常連チームが当たったのでどうしようかと思いました。 11:1で勝ちました。 (2試合目 vs TEAM FAST AND SMART) イランのチームです。 1試合目に大差をつけてどこかのチー

      • 7月17日世界大会5日目

        これもまた7月18日に書いています。この日はSetup dayで会場で受付と簡易車検を済ませた後、コートを使うことができました。世界大会のコート環境は悪いと聞いていたのですが、想像以上に悪かったです。 ・コートの色がめっちゃ明るくて光が反射する。 ・コート両サイドから光を当てられているからコート内に影ができる。 ・ロボットが滑る ・傾斜がほぼない など、日本大会と比べると劣悪な環境でした。でも、環境のせいにはできないのでなんとかカメラや制御を調整してベストな状態で試合に挑むこ

        • 7月16日世界大会4日目

          疲れていたのでサボってしまいました。7月18日に書いてます。 この日はほとんどホテルでロボットの調整やプレゼンの作成をしていました。といっても、アイントホーフェンの観光も欠かせなかったので、教会とボーリングのモニュメントみたいなところを歩いてまわりました。 夕食に食べた日本から持ってきたカレーがとても美味しかったです。

        世界大会振り返り

          7月15日世界大会3日目

          結論:英語難しい 今日は8年前から連絡を取り合っているドイツ在住の方と会って、ご飯を食べたりスタバを飲んだりしました。自分の英語力の低さに絶望しました。遊んでいただけではなく、インタビューのセッションで必要なプレゼンの準備も大半終わらせました。 朝食はアイントホーフェンで宿泊しているホテルのバイキングを食べました。僕はトマトを食べると舌が痺れて痛いのであまりトマトが好きではなかったのですが、ドライトマトはめっちゃ美味しく食べることができました。写真には写っていませんが、パン

          7月15日世界大会3日目

          7月14日世界大会2日目

          今日はアムステルダムを1日中観光して、夜にアイントホーフェンに移動するという工程でした。観光はとても楽しかったのですが、海外に不慣れなこともあって疲れてしまいました。これを書き終わったらすぐに寝ようと思います。 朝ごはんはホテルのバイキングを食べました。顧問の先生曰く超高級ホテルだそうで、食事の質もとても高かったです。特に、オランダの特産?のチーズがとても美味しかったです。調子に乗って全種類食べましたが、1種類だけ口に合わないものがありました。茶色のチーズには気を付けましょ

          7月14日世界大会2日目

          7月13日世界大会1日目

          これから10日間のオランダ滞在期間中に、時間に余裕があればその日に起こったことを書こうと思います。 朝の6時に家を出て関西空港から13時間くらいかけてアムステルまでの直行便に乗りました。こんなに長時間飛行機に乗ることは初めてだったので到着したことには尻がめっちゃ痛かったです。機内食が期待していた通り結構美味しかったです。1回目はチキンライスかベジタリアンヌードルで迷わずチキンライスを選んだのですが、ベジタリアンヌードルは焼きそばのことだったのでそっちも食べたかったです。

          7月13日世界大会1日目

          ロボカップジュニア・ジャパンオープン2024名古屋 出場ロボット

          ロボカップジュニア・ジャパンオープン2024名古屋のサッカーオープンリーグに出場したロボットを紹介します。 仕様サイズと重量  直径:175mm  高さ:155mm (ハンドルを除く)  重量:1654g プロセッサー  メイン       :STM32F446RE  ラインセンサー処理 :STM32F446RE  4カメラ統合処理  :STM32F446RE  ジャイロセンサー処理:ATmega328P  赤外線・超音波処理 :ATmega328P  UI・NeoPixe

          ロボカップジュニア・ジャパンオープン2024名古屋 出場ロボット

          オムニホイールの設計

          はじめにロボカップジュニアのサッカー競技において自作のオムニホイールが一般化しています。実際に私も3Dプリンタで作成したオムニホイールをずっと使用しています。いくつものオムニホイールを設計してきて、どのような構造、部品のものがより性能が良くなるのかを自分なりに導き出すことができたのでまとめようと思います。 また、最後にはRCJのサッカー競技ではほぼ使用不可能なサイズのオムニホイールの紹介もしようと思います。 本編サイドホイールの選定 多くのオムニホイールには、シリコンゴ

          オムニホイールの設計

          はじめまして

          ロボカップジュニアに参加しているCrescent(Re)のバンビです。 先日全国大会も終わったので、技術関連の記事を出していければと思っています。 以前にも他のプラットフォームでブログを書いていたのですが、思うように文章が書けずに断念してしまっていました。しかし、後輩からの「ブログ何がいいと思いますか?」という質問に対して「noteがいいんじゃない?」と今日軽く返事してしまったので、私も再度チャレンジしようと思います。以前書いていたブログで、マシな記事は近々noteに移行しま

          はじめまして

          4方向ビジョンシステムの進捗(M1nカメラモジュール使用)

          はじめに大変お久しぶりです。しばらく記事を書くのをサボっていました。 今回は、以前の記事で紹介したSipeed M1nカメラモジュールを使用したビジョンシステムが完成し、実用できるまで開発が進んだので一旦記事にまとめようと思います。このビジョンシステムはロボカップジュニアのサッカーオープンリーグに出場するロボットに搭載するために開発しました。 本編ハードウェア 写真のように4つのカメラが円型に等間隔で配置されています。M1nにもともと付属しているカメラの素子はOV2640

          4方向ビジョンシステムの進捗(M1nカメラモジュール使用)

          過去に作った機体の振り返り

          はじめに2019年度からロボカップジュニアに参加してきて、今までたくさんの機体を作成してきたので、ブログにまとめたいと思います。作る機体の数が多くなるにつれて技術力が上がっていくのが写真を見て分かると思うので、ブログにまとめるのが楽しみです。 2019年度ノード大会 ビギナーズに初めて出場した時のロボットです。キットで買ったe-Gadget-RBをタミヤのユニバーサルプレートで改造したものです。補足エリアがなくて制御に困っていた記憶があります。前面にボールセンサが2段

          過去に作った機体の振り返り

          Sipeed Maix Bitを使ってみた感想

          はじめにMaix Bitを使う前はPixy2.1を使用していましたが、機能が物足りなくなり、自分でプログラムを書くことができるAIカメラに興味があり使用し始めました。このシリーズについて詳しいわけではないので、機能を使いこなせていなかったり、間違った情報があるかもしれません。ご了承ください。 これは一体何なのか?RISC-VマイコンのK210プロセッサーを搭載したAIを簡単に使えるまマイコンボードです。マイコンボードだけでなくカメラ、LCDも付属しています。私はロボカップ

          Sipeed Maix Bitを使ってみた感想

          JLCPCBに基板発注した話

          5ヶ月くらい前に発注したロボカップ用の基板の解説をしていこうと思います。 基板はJLCPCBという会社に発注しました。なんと100mm*100mm以内なら5枚を$2で発注することができます。さらに新規登録者には$56クーポンも貰えます。正直お得すぎます。 JLCPCB公式サイト↓ 設計上で意識したこと初めての基板設計だったのでとりあえず、 ・自動配線には頼らない ・電源周り(特にGND)は太めに配線する ・通信線周りに電流がたくさん流れる配線をしない ・通信線はGNDで保

          JLCPCBに基板発注した話