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息子のサッカーを応援し、寄り添い、見届け、ともに傷付く、バスケ出身サッカー未経験の父親…

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息子のサッカーを応援し、寄り添い、見届け、ともに傷付く、バスケ出身サッカー未経験の父親の記録。 好きな選手はスコールズ(ふるい)

最近の記事

すなおに生きる息子

今週末は県の上位リーグへの昇格を賭けた入替リーグ戦がある。 なんだかんだで息子のチームも人が増え、全員がベンチ入りできるわけじゃなくなったが、辛うじて息子はメンバーに入った。 どうせあんま試合には出ないんだから、もし選ばれなくても遠征費が浮いていいかも・・・、なんてちょっとだけ思っていたおれを許してくれ笑 まあ、どう考えても選ばれた方が良いよな。 そういう意味ではほっとしたというか、良かったなと素直に思います。はい。オサイフ事情はともかく。 最近の息子はサブ組のゲー

    • 息子がルイ・コスタに見えた

      上手くいく日もあれば、そうじゃない日もある。 そうじゃない日の方が多い気もするが、確実に上達はしているのだと思う。 息子のサッカーを見るのが一番楽しい、と前回書いたが、それはあくまで親目線だったわけだが、先日の試合での息子がとてつもなくかっこよくて、初めて息子のことを、ひとりのサッカー選手としてかっこいいと思った。 その試合CBだった息子はボランチの子と二人で完全にゲームを支配していた。 すべてのボールは息子に集まり、その集まったボールを散らし、また息子特有の速くはな

      • 息子の姿を見るのがいちばん楽しい

        今なにが楽しいかと聞かれたら「息子の試合を見るのがいちばん楽しい」と答える。 なぜかと言えば、覚醒した息子が試合で大活躍しているから。 ではもちろんなくて(笑)、むしろ逆で、チーム内の序列は下がるわ、出場時間も減るわ、でむしろ崖っぷちなわけで。 それでも息子を見るのがおもろい理由は、ここに来てようやく息子が『チャレンジ』をプレイで表現できるようになってきたから。 『チャレンジ』というと聞こえがいいが、出来ないこと・難しいことをやろうとするわけで、当然最近の息子はミスが

        • 限られた時間を駆け抜ける

          言い訳はいろいろあった。 怪我があっただの、出場時間が短かっただの。 実際それはその通りだし、誤魔化しの為のウソだというわけでもない。 だけどそれが事実だとして、結果的にそういう事実に甘えて、流されて、短い出場時間を疎かにした結果が今の息子の現状だと思う。 どういう現状か。 ライバルにポジションを奪われるという現状。 ベンチ外だった同級生が新チームでは息子より先に交代出場の声が掛かるという現状。 例えばある試合で上級生のスタメン組が点差をつけて下級生と代わる。 点差

        すなおに生きる息子

          ヒザはやめて(涙)

          息子が「ヒザが痛い」と言い出した。 聞いた瞬間にドキッとするような、ギクッとするような、たちまちイヤな予感や暗い気持ちで胸が覆われるイヤな言葉だ。 息子は2年前もヒザを痛めて、結局その時は3ヶ月サッカーが出来なかった。 あのなんとも息苦しい日々がイヤな記憶として蘇る。 今回もまた・・・。 と、暗い気持ちになり、目を逸らしたくなる。 数日様子を見たらひょっとしたら良くなるかも、なんて練習を休み様子を見るも、当然のように甘い目論見はハズれ結局病院に行くことに。 病院へ

          ヒザはやめて(涙)

          息子のプレイを見る喜び

          早いもので前回の投稿から3ヶ月近く経ってしまった。 この間特に何かがあったわけでもなく、だからこそnoteの投稿も忘れてたわけだが、このnoteは息子とおれのサッカー人生の忘備録、ーと言うかおれの個人的なメンタルの記録で、誰の為でもなくおれの為の記録だから、今現在の心境なども綴っておこうと思う。 意外とあとから読み返すと面白いしな。 わかるー!とか思ってしまう笑 おれが書いたんだから当たり前なのにな。 でも、これがnoteを書く意味なのかもな、とか思ったり。 過ぎてしま

          息子のプレイを見る喜び

          おれは何をどれくらい期待しているのだろうか

          中学3種、U-15のクラブチームに入って思うことはこの年代から上位チーム(の選手たち)との差は加速度的に広がっていくんだな、ということ。 上のレベルのチームの子達がいろんなことを犠牲にしてサッカーに打ち込んでることを思うとそれも当然の話ではある。 息子の所属するチームはとても良いチームだと思う。 サッカーを楽しむという意味では。 息子のプレイに小学生の頃にはなかったようなのびのびとした自由さがあるし、ゲーム中の笑顔も増えた。 チームも“そこそこ”強く、弱いわけではな

          おれは何をどれくらい期待しているのだろうか

          モチベーションを燃やせ!

          小学校時代のチームメイトの朗報をSNSを通じて知った。 めでてえな、という気持ちが半分。 あとの半分は、まあ、嫉妬だな。 息子にそのチームメイトの朗報を伝えると、やっぱり複雑そうな表情を浮かべた。 もちろんおれも息子も、良かったなあ、という素直に称賛する気持ちはちゃんとある。 あるんだが、一方で無視できないくらいドロッとしたものも確実に、ある。 複雑な表情の息子に、悔しいか、と尋ねると、悔しいね、と素直に答えた。 そりゃそうだよな。 曲がりなりにも競技者なら、コンペ

          モチベーションを燃やせ!

          4/29試合開始1時間前

          これを書いている現在はG.W初日、4/29の午前8時。 カップ戦の予選3節?4節?かな。 大雨の中、目の前の人工芝グラウンドでは今日の試合の設営が行われている。 今シーズンのリーグ戦のメンバーに1年生から2人だけ選ばれたが、息子は入れず。 それでもリーグ戦よりベンチ枠が多いカップ戦のメンバーには入ることができた。 ただメンバー入りしたはいいものの、まだ公式戦の出番はナシ。 大半の1年生がベンチメンバーにも選ばれてないことを考えれば、まだ選ばれてるだけマシなのかも知れんが

          4/29試合開始1時間前

          サクラサク、、、かなぁ

          4月に入ってすぐの週末、入学式を迎えるより前に息子は遠征に行ってしまった。 片道5時間・朝4時半集合、というなかなかのスケジュールに、これが中学サッカーの洗礼か!なんて思ってみたものの、おれは夜勤で妻が連れて行ったので関係なかったか笑 息子はこの中学サッカー初の遠征で、練習試合とは言えデビュー戦でゴールを決め、幸先の良いスタートをきった(息子の中学初ゴール見たかったぜ)。 しかも翌週の練習試合でもゴールを決めたらしく、2戦2Gとは大したもんだ、なんて他人事のように思って

          サクラサク、、、かなぁ

          親としての覚悟

          この春息子は小学校を卒業した。 卒業式の数日後、チームの卒団式も開催してもらった。 このnoteでも何度か書いてきたが、息子の学年はずっと選手が少なかったのだが、1人だけいた同級生も最後は0になり、最終的に6年生は息子だけになってしまった。 さらに言えば息子のひとつ上の学年も0だったので、息子は5年生の時から、ほとんど同級生もいない中で、チームを引っ張る立場だったことになる。 そんな息子にコーチや保護者の方々も同情的というか、労いの気持ちがあって、とっても愛に溢れた卒

          親としての覚悟

          たどり着いたレベルはこんなもん

          先日、息子の小学生サッカー最後の公式戦が終わった。 組合わせ的にも上位進出のチャンスがあったが、思わぬ伏兵に負けてあっさり終わった。 試合の結果はともかく、もう少し意地であったり、チームを引っ張る堂々とした姿であったり、が見れるようなドラマチックなものを想像していたが、ただただ良さを封じられ、やりづらそうに苦しんだだけで、あっさりと試合は終わった。 結局、息子が小学生サッカーで積み上げたものはこの程度だったということだ。 ちょっと相手が強いと何も出来ない。 その程度。

          たどり着いたレベルはこんなもん

          大事なのはチャレンジ

          最近はあまり試合を見に行けず、保護者のLINEグループにあげられる動画で試合をチェックすることが多い(その動画すら見ないことも少なくないが)。 最近の息子は良くも悪くも自分やチームのレベルや立ち位置がわかってきていて、何となく「これくらい出来ればok」みたいなラインを無意識に設定している節がある。 勝つとか負けるが目的じゃなくて、「この相手ならこれくらい出来ればカッコはつくかな」という打算が見えるわけだ。 まあ、そうなりがちだよな、これはしょうがないのかな、と一定の理解

          大事なのはチャレンジ

          4年後

          劇的な逆転勝利のドイツ戦。おれは息子とTVで観た。 試合のあらゆる場面で息子とあーだこーだと語れて、謀らずも息子の成長を感じた。   4年前、深夜のベルギー戦。 息子は試合開始すぐに寝落ちて、結果的におれはひとりであの試合を見届けた。 それを思うと、4年という月日の長さを感じる。 今回のW杯、日本戦の4試合とも息子と見届けた。 と言うのも、ドイツ戦の翌日から息子が発熱して、コロナ陽性。 で、息子は療養期間、おれは濃厚接触の自宅待機になり、結果的に学校や仕事を気にせず

          4年後

          生活にハリがある

          この度自分が転職することになり、その慌ただしさからnoteを書くヒマがなく、毎週投稿していたこのnoteも連続125週?とかで記録は途絶えた。 もったいないような、まぁどうでもいいような。 またヒマを見付けては書いていきたい。 で、今まさに目の前でTRMが行われている。 久しぶりに息子のゲームを見て、少し腹が立っている。 セーフティで安定しているが、チャレンジ精神やインパクトに欠ける息子に腹が立っている。 それはリーグも終わり、少しずつ現5年生以下の新チームに移行

          生活にハリがある

          失敗を糧にする男

          先日カップ戦があった。 1回戦から決勝まで4試合連続でのPK戦の末、息子たちは優勝した。 なかなかここまでPKが続くことも珍しい。 高レベルなチーム同士の均衡した試合だったのか、はたまた低レベルな泥試合だったのか言及は避けるが(笑)、まあ、同じレベル同士の試合だったことは間違いないだろう。 そういった相手に競り勝っての優勝だから、なかなかいい経験になったのではなかろうか。 息子も4試合とも2番目のキッカーとしてPKに出てきてた。 見てる方も緊張するPKだが、メンタルに不安

          失敗を糧にする男