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息子がルイ・コスタに見えた

上手くいく日もあれば、そうじゃない日もある。

そうじゃない日の方が多い気もするが、確実に上達はしているのだと思う。


息子のサッカーを見るのが一番楽しい、と前回書いたが、それはあくまで親目線だったわけだが、先日の試合での息子がとてつもなくかっこよくて、初めて息子のことを、ひとりのサッカー選手としてかっこいいと思った。


その試合CBだった息子はボランチの子と二人で完全にゲームを支配していた。

すべてのボールは息子に集まり、その集まったボールを散らし、また息子特有の速くはないが柔らかいドリブルでぬるぬるっと相手陣地に攻め入り、裏パスを出す。

そのプレイスタイルに相まって、ゲームシャツをだらっと出して着崩した感じやソックスが少し下がった感じが、おれには往年のルイ・コスタのように見えた。


ルイ・コスタ

おれも試合を見ながら思わず『かっけーな、おい』と言ってしまうようなプレイぶり。
その辺の上位チームの選手を見ても、こんなかっこいいプレイするやつおらんぞ、とほんとに思った。

息子自身も当然手ごたえを感じて、自信にもなったと思う。

これで次の試合からも俄然楽しみになったわ。
これくらいやれればトップチームも食い込んでいけるな。
てか、その先も・・・。

なんて思っていたら。


翌週の試合は空前の大大大空回り笑

前週の試合の手ごたえがあり過ぎてボールを離さないこと離さないこと笑笑

前週の雄姿を見ていただけのおれですら、まんま同じような活躍を翌週の試合に期待してしまっていたんだから、実際に躍動して快感や達成感を覚えた息子が、また今週も!と思うのもムリはないのである。


まぁー判断がひどかったな笑

はっはっは。

笑うしかない。

それが実力たい。


とにかくポテンシャルは示した。その自信は持っていい。
ただそのポテンシャルを発揮するトリガーが自分の力では引けず偶発的に起こることを期待するしかない。

それが現在地。

なくは、ない。
なんともチャレンジしがいのある現在地である。

上にあがっていくのも、くすぶっていくのも、なくはない。

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