息子のプレイを見る喜び
早いもので前回の投稿から3ヶ月近く経ってしまった。
この間特に何かがあったわけでもなく、だからこそnoteの投稿も忘れてたわけだが、このnoteは息子とおれのサッカー人生の忘備録、ーと言うかおれの個人的なメンタルの記録で、誰の為でもなくおれの為の記録だから、今現在の心境なども綴っておこうと思う。
意外とあとから読み返すと面白いしな。
わかるー!とか思ってしまう笑
おれが書いたんだから当たり前なのにな。
でも、これがnoteを書く意味なのかもな、とか思ったり。
過ぎてしまえば忘れてしまうような気持ちをちゃんと残しておくという。
息子に関わるものはやはり何でも残しておきたいものだ。
前置きが長くなった。
中学サッカーが始まってからの【ポジションを確立したい】という目標は(目標というか【焦り】というか苦笑)、最近は落ち着きつつある。
そもそも目標とか言っても傍から見てるおれが勝手にそうしたい・そうなったらいいなと思ってるだけのものであって、百害あって一利なしの完全な独りよがりだったことをここに記しておく。
その独りよがりが落ち着きつつある理由はチームの方針が見えてきたからだ。
チームは息子たち1年生に対して徹底して育成ベースで指導している。
U-13のゲームは基本的にプレイの出来に関係なくあらかじめ決められた時間で選手は交代するし、スタートで出る選手・控えで出る選手も選手たちが自分らで話し合って決めてるし、ポジションだって自分たちで決めているようだ。
そういった状況で『この試合で結果残してアピールするんだ!』と息巻いたところであまり意味がないなと感じたわけだ。
なんかあまり手ごたえがないというかね。
もちろん試合に出れば監督・コーチからコーチングの声は飛ぶ。
良いプレイをすれば褒められるし、良くないプレイは正される。
ただコーチ陣のその声や態度から『いまはまだ勝ち負けじゃない。しっかり鍛えなさい』という考えがありありと感じ取れるわけだ。
もちろん選手によってはU-15でもレギュラーで出たり、県トレに選ばれたり、と実力のヒエラルキーがないわけでもない。
だからアピールも必要なんだろうけど、どこか牧歌的な雰囲気の中で、失敗を恐れることなくのびのびプレイする息子を見ているとやいのやいの言う気もなくなってきた、というこの頃である。
肉体的な負担も考慮してのことだろうが基本的に1年生は(U-13の試合でも)出ても試合時間の半分くらいしかプレイタイムがないので見てる方としては少し物足りなくもあるが、出たら出たで、まあまあ悪くないプレイをしてるし、何よりのびのびプレイする息子を見るのは悪くない。
下の子の面倒を見るという理由もあったが、小学校時代はあまり試合に来なかった妻も今は行ける試合にはすべて行っている。
別に小学校時代がどうのこうのと言うより、単純に今の息子のプレイを見るのが楽しいのだろうと思う。
息子の中学サッカーが始まって、その世界を覗いてみると、中にはサッカーで自分の人生を切り開く覚悟の子たちもいて、更にはそういう子どもにオールベットする親御さんがいて、なんだか意味もなく焦りを感じてたのだが、ようやく息子のサッカーを純粋に見れるようになりつつあるかな。
一生懸命頑張る息子を見て、その頑張りも思いも無視して「そんなんじゃ○○に勝てない、このままじゃ××になれない」と否定するようにはなりたくない。
そうなりかけていた部分もあったと思うし、そういう自分がイヤだったが、ようやく最近は、プレイする息子を見る喜びを感じられる。
それが自分でも嬉しい。
上手い下手は関係なく。
レベルの違いも関係なく。
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