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【コラム】子どもたちのケンカについて

みなさん、こんにちは。ばいそんです。

最近「最近の若者はいい子ね」という言葉を聞く一方で、「最近の子は演技するのが上手くなってる気がするよ。しかも小1の頃から。」と聞きました。

そこでちょっとした仮説を立て、「なぜ演技するのか」「演技しないことによって得られる力」「習い事や学校で喧嘩することの大切さ」について書いてみました。

なぜ演技をするのか?

近年、演技力の習得が年齢の低下に伴って進んでいると感じられます。これは、習い事を始める時期が早まっている影響かもしれません。習い事の場では、わずかな意見のすれ違いや対立が発生した際に、即座に高度な演技力で問題を解決する技術が求められます。多くの習い事は契約に基づいており、短期間でトラブルを収めることが継続参加の鍵となります。

子ども同士のトラブルを親が避ける傾向があります。その結果、親は子どもを特定の習い事に参加させない可能性があります。このような事態を避けるためには、学校などの公共教育機関など、辞める辞めないに関して他者からの介入が少ない環境でトラブルに直面し、お互いに納得のいく解決を目指すことが望ましいかもしれません。

演技し続けた場合の壁

このような経験が少ないと、演技力でごまかし続け、コミュニケーションの本質的なスキルを欠いてしまうかもしれません。がちんこでぶつかり合うことで、相手の気持ちを理解し、共感する力が養われます。実際の問題解決においては、協力や対話が重要であり、演技力だけでは限界があります。

演技しないことで得る力

トラブルを経て解決した場合、その経験から学ぶことが多くあります。自分と異なる意見や価値観を尊重し、コミュニケーションスキルを高めることが、将来的な人間関係や仕事においても大きな役割を果たします。習い事や学校でのトラブルは、子どもたちにとって成長の機会となり、社会においても貴重なスキルを身につける一翼を担っているのです。

このような経験を通じて、子どもたちは協力やリーダーシップの重要性を理解し、チームワークを築く力を培います。さらに、トラブルを乗り越えるプロセスで自らの感情を管理し、冷静な判断力を養うことも期待されます。これは将来の成功において欠かせないスキルであり、社会との円滑な関係構築にも寄与します。

また、トラブルの中で自ら考え、解決策を模索することで、問題解決能力が向上します。これは単なる演技ではなく、創造的で柔軟な思考を促進し、将来の課題に対処する力となります。子どもたちが積極的に対話し、対立を克服する経験を通じて、個々の成長が促進され、強固なキャラクターが形成されるでしょう。

習い事や学校で喧嘩することの大切さ

したがって、習い事や学校でのトラブルは、子どもたちが自律し、協力し、成長するための重要な場面であると言えます。演技力だけでなく、真のコミュニケーターとしての資質を育むために、こうした経験を大切にし、積極的に取り組むことが望まれます。

と、仮説からずっと語ってきましたが、どうでしょうか。

あくまで仮説なので間違っていることも混ざっていると思います。

でもなにか感じるものもある気がします。

それが皆さんの中で大切にしたい何かなのかもしれません。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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