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投票所の雰囲気はお通夜 - 民主主義は死んだのか?
選挙に行ってきた。別に行っても行かなくてもどっちでもよかったのだが、選挙について記事を書いてしまったので「まぁ行っておくか」と思って行ってきた。感想は暑かった。朝一だったけれど暑かった。これから投票に行かれる方は暑さ対策をしっかりして行ってきてほしい。
しかし、それにしても投票所はつまらない。係員は押し黙っているし、なんというかイケないことをしているような気分になる。だから私は投票に行こうと
選挙は民主主義のお祭りだから - 若者のための選挙心得
いよいよ明日が選挙の投票日ですね。皆さんだれに投票するか決められました? テレビからは、「選挙って何を知らいいのかわからない!」「誰に投票したらいいのかわからない!」「メンドクサイから行かない!」なんて若者の声が届けられております。
私もこの間「池上彰のこれくらいは知っておこう選挙」をお茶碗片手に「へーそうだったんだ」なんて思いながら見てました。こんな番組を見ていると逆に「選挙ってメンドクサ
フリードリヒ・ニーチェ (シリーズ現代思想ガイドブック)
かなり間が空いてしまったが、『現代思想ガイドブック フリードリヒ・ニーチェ』を読み終えた。凄い。ただただ凄い。圧倒された。ニーチェは本シリーズの一つの根幹であるといえるだろう。ニーチェの思想は現代人の思考にも大きな風穴を開けてくれる。
本書を読んで気になったのは若干ニーチェを過大に評価させてしまうような点だ。後学の研究者の研究成果もニーチェの手柄にしてしまうような評価方法がとられているよう
サービス。あなたのお金をむしりとるために。
サービス。サービスとはなんだろうか。
それは代替業といっても良いだろう。その建前はこうだ。忙しいあなたのために、私が代わりにそれを提供します。そのようにしてサービス料が発生する。第三次産業。現在の日本の主要産業だ。
旧来は、忙しい私の代わりに、あなたに代理をお願いする。それがサービス業であった。それは人を使うということであった。だから、サービス業を依頼することはある種の名誉でもあったの
勢いでドゥルーズも読み始めた
先日『現代思想ガイドブック ボードリヤール』を走り読みした勢いで積んでいた『ドゥルーズ』も読み始めてしまった。当然メモなんて取っていない。そして難解である。とても常識的に非常識を語ってくるこのおじさんは、食えない男である。
初めから非常識であればこちらも構えようがあるのであるが、その立ち振る舞いはとても常識的なのだ。その常識的な立ち振る舞いからときおりこっそりおかしな理論を混ぜてくる。そして
読書をしてマイナスになる人たちへ
まず初めに人は何故読書をするのでしょう? 娯楽のため? 教養のため? 仕事のため? 場合によっていろいろな答えがあるかと思います。
まず、娯楽のために読書する方々へ。私からあなた方の読書について申し上げる点はありません。是非、楽しんで読書をして頂き、出版業界を潤して頂ければと思います。
そして、教養のため、仕事のために読書をする方々へ。特に、社会人の、それもそろそろ中堅所に差し掛かるあた