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選挙は民主主義のお祭りだから - 若者のための選挙心得

 いよいよ明日が選挙の投票日ですね。皆さんだれに投票するか決められました? テレビからは、「選挙って何を知らいいのかわからない!」「誰に投票したらいいのかわからない!」「メンドクサイから行かない!」なんて若者の声が届けられております。

 私もこの間「池上彰のこれくらいは知っておこう選挙」をお茶碗片手に「へーそうだったんだ」なんて思いながら見てました。こんな番組を見ていると逆に「選挙ってメンドクサイ!」「政治なんて分かんない!」なんて気分になってしまいます。


 でもね、選挙なんてわからなくていいんです。ぶっちゃけて言います。選挙とは民主主義のお祭りです。「投票することの意味」とか、「清き一票が政治を変える」とか、「若者の意思を示さないといけない」とか、そんなのどうでもいいんです。

 自然の恵みに感謝を伝えるためにバカ騒ぎするのが村のお祭りです。だから、選挙は民主主義が実践されていることに感謝を伝えるためにバカ騒ぎすればいいんです。そうやってバカ騒ぎをすることで意味があとから生まれるものなんです。

 ですから選挙は気の合う仲間を誘って、ちょっとオメカシして遊び半分で行けばいいんです。だれに投票すればよいのかわからない? 写真で選びましょう。一番イケメンな人か面白い顔の人に投票してください。好感の持てる顔というのも重要な政治家の要素です。

 仲間内でトトカルチョをするのもオススメです。誰が当選するのか? どんな順位になるか? ”罰ゲーム”でも賭けて投票しましょう。そうすればあなたの一票はほんの少しだけあなたの勝ちを引き寄せる意味のある一票となります。

 こんなことを書くと偉い人たちに怒られそうですが、選挙はお祭りなんですから多少の馬鹿は許されるはずです。ワイワイ仲間集めてテキトーに投票して帰りは誰かの家でこっそり缶酎ハイでも飲めばいいんです。それでこそ民主主義の神様も喜ぶってもんです。

 そして、この度このお祭りは参加条件が18歳に引き下げられました。このお祭りを深く考える必要はありません。政治なんてわからなくていいんです。選挙カーに乗ってる人達みたいにバカ騒ぎすればいいんです。せっかくですから、あなたも民主主義の神様に乾杯するために選挙というお祭りに参加してみませんか?

 曲解かもしれませんが、このあたりの理論は國分功一朗先生のパリのデモを考えるを読んでもらえれば分かっていただけると思います。名文ですので未読の方は是非!


蛇足:

「ちなみに、民主主義の神様は相当な荒神様です」

「あんまりほっておくとものすごい祟りが起こりそうな神様だよね...」

「そういう意味でも、きちんとバカ騒ぎしておくに越したことはありませんよ」

baicaiの欠片

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