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アメリカ人が一番好きな邦楽を決める戦い!J-POP チャンピオンズリーグ 開幕!グループA

<はじめに>

日本に存在する、幾多のヒットソング。この記事をご覧の皆様にも、思い入れの強い一曲があるのではないだろうか。学生時代の青春の一曲、当時の恋愛を彩ったあの名曲、友と朝まで歌い明かしたあのロック。

その数あるヒットソング、いわば邦楽のチャンピオン達を一堂に会して、どの曲が一番アメリカ人に好まれるのか、その一曲を決めようじゃないか。

テイストの違う音楽をバックグラウンドに持つアメリカ人が、果たしてどの一曲を、日本の最高の曲として選ぶのか。

題して、J-POP チャンピオンズリーグの開幕である!

<注意事項>

開幕前に、いくつか注意点を補足する。

そもそも音楽とは、優劣つけがたいものであり、リスナーそれぞれが個々に好みを持っている。よって、そこに本来勝ち負けなど存在せず、ましてやそれが外国人の裁量に基づくものなのであれば、余計そんなん知らないよって話しだ。貴方の大好きな一曲が、評価されない事もあるだろう。ただそこはあくまで一つのエンターテインメントとして、楽しんでいただきたい。

また、日本にもたくさんのジャンルの音楽がひしめき合っている。
ポップス、ロック、ヒップホップその他多数。ここでは、その全てのジャンルを総称して、" J-POP " とさせていただきたい。

また、避けて通れないのが、筆者の年代問題。高校生の時分から、アメリカンロック野郎だった筆者にとって、ここ20年ほどのヒットソングは、ほぼわからない状態と言っていい。
また日本を離れて久しく、ここ10数年の日本のヒットソングにはさらに疎い。
できる限りインターネットを活用し、近年のヒットソングも含めるよう努めるが、どうしても筆者の幼少期から青春期の曲が多くなってしまう点も、あらかじめご了承いただきたい。

もし若い年代の方々で、この記事を読んでくださっている方がいる場合は、是非この機会に、昔の名曲を知り、楽しんでいただければ幸いだ。
各曲に、もしYouTube の公式アカウントがある場合は、そのリンクを貼りつけるので、そこから楽しんでいただきたい。

<大会概要>

ここで、大会の形式を発表する。

まずは筆者の独断で選出された5曲が一つのグループに属し、グループAからHまでの8グループ計40曲で第一回大会は争ってもらう。
それぞれのグループで一番票を集めた一曲がそのグループを勝ち抜き、ベスト8に進出。その後、勝ち抜いた8曲でトーナメントを行い、栄えある優勝者ならぬ、優勝曲を決定する。

審査員は、全てアメリカ人とし、筆者の友人、そしてアメリカのインターネット掲示板を利用し、それぞれのグループ5曲の中で、一番好きな曲を一つ、短いコメント付きで選んでいただく。
今回、その掲示板を利用した際、なかなか多くの回答を得られなかったのと、筆者の友人の数にも限りがあるため、全体の得票数が少なくなってしまっているのはご容赦いただきたい。ただ、できる限り毎回違う審査員を選べるよう今後も努める。同じ審査員ばかりだと、その人個人の好みに偏ってしまうからだ。

そして、第二回大会、第三回大会と続けていき、各大会の優勝曲が出そろったところで、真の一番を決める、神、そして伝説へ(仮)の開催も予定している。

........…わかってます。



四の五のうるさい、とっとと始めろと。


それでは、記念すべき第一回 J-POP チャンピオンズリーグ、グループAの死闘をお届けする!


<グループA>


1、美空ひばり 川の流れのように

最大の敬意を込めて。説明不要、昭和の歌姫、日本歌謡の母。
筆者を昔可愛がってくださっていたハウスのDJの先輩に当時聞いた。
ばちょめん「この曲は絶対に聴けって一曲、なんすか?」
先輩「川の流れのように」
ばちょめん「まじっっっっすか!!?」
完全にダンスミュージックのおすすめが来るものだと予想していた筆者を数万光年先にすっ飛ばした衝撃。他ジャンルのDJすらもひれ伏す、圧倒的な名曲。
日本の心、ここにあり。

2、Mr. Children Tomorrow never knows

この曲、もういわゆるいっちばん最初のAメロで完全に持っていかれる。
かっこいい。
小学生だった筆者、クラスメイトがこの曲を口ずさんでいるのを聞き、えらい大人に見えた。
鼻水垂らして鬼ごっこばかりしていた小学生の筆者が、大人の世界を少しだけのぞけた一曲。
今聞いても、とにかくAメロの入りがかっこいい。

3、DREAMS COME TRUE LOVE LOVE LOVE

すんごい売れた曲。
当時テレビをつければ、いつでも流れていた。
音程を、下からではなく上から合わせる圧倒的な歌唱力に加え、誰が聞いても落ち着くそのメロディー。
日本歴代トップクラスのミュージシャンによる、名曲である。

4、星野源 恋

アメリカのネットフリックスでも、英語字幕で視聴可能なヒットドラマ、" 逃げるは恥だが役に立つ "。その主題歌であり、ドラマの主人公を演じる星野源本人が歌う、とても爽やかな一曲。
このドラマを妻と一緒に観ていた期間、ほぼ毎日筆者の自宅で流れていたキラーチューンだ。
ドラマを観終わり、かんぷなきまでに感化された筆者は妻と協定を結び、その後三日間限定で、主人公になりきった。話し方、性格、言動、全てを真似した凄まじい三日間であった。
さぁ、爽やかポップチューンが、アメリカ人のハートを射止めるのか。

5、LUNA SEA ROSIER

J-ROCK シーンに燦燦と光り輝くレジェンド、満を持して登場。
まさかルナシーと美空ひばりが対戦する日がくるとは。
この曲の素晴らしさは、疾走するドラムとベース、その上に鮮やかに空間を支配する2つのギター、この相性の良さにあるのではないか。
ニューヨーク在住の日本人 T氏とはいつも飲みにいく間柄だが、「今日は絶対一軒ですぐ帰ろうな」
無論、気づけば順調に二軒目を終え、カラオケに直行。必ず一曲目にほろ酔いの二人が歌うのが、このロックチューンだ。
さぁ、アメリカ人に炸裂せよ、レジェンドの J-ROCK !

<結果発表>

それでは結果を発表していく。集った5組のチャンピオン達。ここから、グループAを勝ち抜き、ベスト8に駒を進めるのは、どの曲だ?

その曲に票を投じた審査員の一言も交えた上で、5位から順番に発表していく。

貴方の予想は、当たるのか。

注目の結果が、こちら!

同率5位 1票 美空ひばり 川の流れのように

「日本という国の美しさが表れているような曲に感じた」

同率5位 1票 DREAMS COME TRUE LOVE LOVE LOVE

「やさしくて、かわいらしい曲」

3位 2票 Mr. Children Tomorrow never knows

「メロディが綺麗」
「声が好き」

2位 3票 星野源 恋

「陽気な感じが好き」
「コーラス(サビ)がキャッチー」
「ハッピーな雰囲気がいい」



そしてグループA、栄えある1位に輝き、ベスト8に駒を進めたのは........…

1位 5票 LUNA SEA ROSIER


「かっこいい」
「パッションがある」
「ギターの展開が興味深い」
「自分が青春ドラマの中に居るよう」
「コーラス(サビ)がエネルギッシュ」


<グループA、総括>


おおーーーーーーっ!!!

ルナシーが勝ち抜いたーーーー!!!

美空ひばりの川の流れをせき止め、ドリカムの愛の叫びを無視し、明日がどうなるかわからないミスチルに明日の事教えて、星野源の夫婦愛をダークネスで覆った!

ルナシー、これで少しはロージアに近づけたんではないだろうか。

この結果は、皆さんにとって意外だっただろうか、予想通りだっただろうか。


始まったばかりの J-POP チャンピオンズリーグ。アメリカ人が一番好きな邦楽への道のりは、長く険しい。

今後、どの楽曲がベスト8へ勝ち進むのか。

次回は白熱の、グループ B の激戦をお届けする。

乞うご期待!!


最後までご一読、ありがとうございました。

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