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アメリカ人が一番好きな邦楽を決める戦い!J-POP チャンピオンズリーグ グループB !

今月初頭に開幕した、J-POP チャンピオンズリーグ!
アメリカ人が一番好きな邦楽を決めるべく立ち上がったこの大会。

今回は、グループB の熾烈な争いをお届けする。

グループA の激戦をまだご覧になられていない方は、こちらからその模様を確認して頂ければ幸いだ。

大まかな詳細、概要はグループAの記事で確認して頂くとして、再度ざっくりと説明すると、誰もが知る邦楽ヒットソングを、筆者の独断でグループAからHに5曲ずつ振り分け、筆者のアメリカ人の友人達と、アメリカのインターネット掲示板にてどの曲が一番好きかを投票してもらい、ベスト8が出揃ったところで再度その8曲を戦わせ、大会優勝曲を決めるというもの。

とは言ったものの、無数のヒットソングが存在する中、その全てを網羅した上で、一番を決めることなど到底不可能だ。また、そもそも音楽に優劣などなく、かつ筆者が全て独断でチャンピオン達を選出するため、貴方の思うチャンピオンが出てこないこと、または貴方の好きな一曲が、評価されないこともあるだろう。

ということで、是非、肩の力を抜いて、気軽なエンターテインメントとして楽しんでいただけたら幸いだ。選出された曲たちに、もし公式の YouTube がある場合は、そちらのリンクも貼り付けるため、チャンピオン達の名曲をご存じない若い世代の方々も、是非名曲に酔いしれて頂きたい。

熾烈な争いを繰り広げたグループAに続き、このグループBではどの様なドラマが待ち受けているのか。
グループBに登場する名曲たちの、白熱の戦いをとくとご覧あれ!

<グループB>


1、徳永英明 壊れかけのRadio

この曲を初めて聞いたのは、小学生の頃ではなかっただろうか。叔母が運転する車の中だったと記憶している。歌詞など聞いていなかったが、その綺麗なメロディーに幼なながら見事ハートを撃ち抜かれた。
当時、叔母の家に数年住んでいたことがあり、その叔母が録音したカセットテープをよく車で聞いていたのだが、この曲が特に筆者のお気に入りだったとのこと。叔母いわく、

チビ筆者「ねぇおばちゃん、徳永流して」
叔母「いいよ」
チビ筆者「ねぇ、もう一回流して」
叔母「また?いいよ」
チビ筆者「ねぇ、もう一回」
叔母「いや流石に三回連続はないよ」

チビ筆者「........…じゃあ、僕の事、徳永って呼んで

あまり自身に記憶はないのだが、ある期間、叔母は筆者を徳永と呼んでいたらしい。
今聞いても、素晴らしい曲。
よし、妻に TOKUNAGA って呼んでもらおう。

2、サザンオールスターズ 真夏の果実

もう、サビでウットリする名曲。この曲に思い出のある方々も、多いのではないだろうか。
筆者はそこまでサザンに詳しくはないのだが、この曲をカラオケでプロ顔負けに歌い切る美人に昔出会った。
彼女の歌唱力もさることながら、この曲の持つ大人の恋愛の世界へ完全に引き込まれたあげく、ジャケットの果実を見て、悶々とした夏を過ごした記憶がある。
誰しもが認める、J-POP キング、サザンオールスターズが、貫禄のエントリーだ。

3、久保田利伸 LA・LA・LA  LOVE SONG

90年代の日本を彩ったキムタク主演の不滅のドラマ、ロングバケーション。その主題歌であり、これ以上ないストレートなラブソングを、ソウルフルなビートに乗せて歌い上げる圧巻の久保田利伸。
世の多くの男性が、この歌を練習したのではないか。
最高にカッコいい久保田と、最高にカッコいいキムタクがタッグを組み、日本をジャックした瞬間だった。
さぁ、アメリカ人に轟け、チャンピオンのラブソング!

4、宇多田ヒカル Automatic

天下の小室哲哉をもってしても、この曲の台頭で白旗を上げたのは有名な話だ。
当時まだ10代だった歌姫が、最高のR&Bを引っさげ世に放たれた。
みるみるうちに日本を席巻。そこからの彼女のサクセスストーリーは説明するまでもないだろう。
大本命、ここに降臨。
宇多田ヒカルが、グループBで遂に登場だ。

5、THE BLUE HEARTS リンダリンダ

日本パンク史において永遠に語り継がれるであろう、伝説のバンド、ブルーハーツ。
その代表曲の一つが、このリンダリンダだ。
宴の二次会というものがこの世に存在する限り、何年経とうとも、カラオケで色褪せることはないであろう、最高のパーティーソング。
何かに迷ったら、何かに疲れたら、難しい事は置いといて、これ、歌っちゃってください。
明日からまた、少しだけ元気を取り戻し、生きていけるのではないだろうか。
グループBにてひときわ異彩を放つ孤高のロッカー、ブルーハーツが殴り込みだ。

<結果発表>

さぁ、出そろった5組のチャンピオン。
この中から、ベスト8へ進出できるのは、一組だけ。
アメリカ人は、果たしてどの曲に一票を投じるのか。
貴方の予想は、当たるのか。

その曲に票を投じた審査員の一言も交えた上で、いよいよ白熱のグループB、結果を5位から順番に発表していく!
かつもくせよ、J-POP チャンピオンズリーグ!!

結果発表


同率5位 1票 徳永英明 壊れかけのRadio

「声とメロディーが心地いい。歌詞を知りたくなった」

同率5位 1票 サザンオールスターズ 真夏の果実

「ゆったりしたいときに、最高の曲」

3位 2票 久保田利伸 LA・LA・LA  LOVE SONG

「ディスコの感じが好き」
「ナイスでアップビートで、一番ノリがいい」

2位 4票 THE BLUE HEARTS リンダリンダ

「5曲の中で、一番聴いてて楽しめた」
「すごくキャッチー」
「エキサイティングで、パンクバイブ!」
「身体が勝手に動いた」


<そして見事グループBを勝ち抜き、ベスト8に駒を進めたのは>

1位 5票 宇多田ヒカル Automatic


「懐かしい、90年代のR&Bバイブ」
「声が、エモーショナル」
「この曲は元々知っていた。この曲以外を選ぶのは難しかったよ」
「キャッチーで、90年代を思い出した」
「J-POP で初めて知った曲。いつ聞いても最高さ」


<グループB、総括>

おーーーーっ!!

宇多田強えーーーっ!!!

徳永の壊れかけたラジオに修理業者を手配し、サザンの真夏の果実を真冬の南半球へ輸出、久保田利伸には " ラ " の回数の多さを指摘し、ブルーハーツのドブネズミをしっかりドブに返した!!

こうして宇多田が、オートマティックに決勝トーナメント進出!

というか、ブルーハーツ、おしい!

そして徳永こんなに良いのに、伝わんねーーっ。

こうして大本命宇多田ヒカルが順当に勝ち進んだグループB。
今後も続々とエントリーしてくる邦楽チャンピオン達が、ベスト8の椅子をこしたんたんと狙う。

次回、血で血を洗うグループC、衝撃の結末をお見逃しなく!


最後までご一読、ありがとうございました。

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