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記事一覧

アメリカ給与を日本で確定申告

日本で確定申告する際に、アメリカの会社から発生した給料を扱うかについて、体験したことを備忘録を兼ねて記す。 まず、そもそもアメリカでの確定申告(tax return)の締…

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1か月前

がん骨転移?

昨日、膀胱癌の骨転移を危うく見逃しかけたので、がんの再発チェックを慎重に行っていた。すると、椎体に円形の病変らしきものを発見。 すぐに、上級医に相談したところ、…

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4年前

ビタミンC不足で起こる壊血病

壊血病はビタミンC不足で起こる病気です。 血管の壁はコラーゲンでできており ビタミンC不足になると コラーゲンの3重螺旋構造を作ることができなくなります。 症状は、初…

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5年前

司馬遼太郎の言葉はなんで生きているんだろう

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5年前

加齢による変化

加齢により瞳孔は小さくなる

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5年前

ミクロの世界は行列という数の世界

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6年前

睡眠の働き

睡眠の働きは長年不明であったが、近年、Alzheimer病の原因物質と考えられているアミロイドβタンパクの脳への蓄積を睡眠によって減らすことができるという研究成果が発表…

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6年前

角膜には血管はある?

角膜には血管はないが神経はある ちなみに、血管がないため痛み止めは効かない

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6年前

硬性白斑と軟性白斑の違い

どちらも糖尿病性網膜症の眼底初見。 硬性白斑は、血管からの滲出液が固まって生じた白斑 軟性白斑は、網膜が虚血状態に陥ることによる神経浮腫

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6年前

アトピー性皮膚炎が網膜剥離の原因になる理由

網膜剥離の病態には、裂孔原性、牽引性、漿液性の3つがある。 アトピー性皮膚炎では、網膜に穴があき水が貯留して剥離する裂孔原性の機序となる。 発生学的に、網膜は、…

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6年前

量子の二重性

量子は波として振舞うこともあるし、粒子として振舞うこともある。 ただ、本質は波にあると考えられている。

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6年前

高尿酸結晶は尿酸結石のリスクにならない?

 近年、尿酸結石の発生には高尿酸血症ではなく高尿酸尿症がより密接に関係していると考えられている。つまり、尿内の尿酸値が問題となる。  例えば、痛風に罹患している…

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6年前

前立腺は加齢とともに肥大する?

前立腺肥大症の有病率が高いせいか、加齢により前立腺が肥大すると 思われがちだが、正常の前立腺は加齢とともに萎縮する。

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6年前

アメリカ給与を日本で確定申告

日本で確定申告する際に、アメリカの会社から発生した給料を扱うかについて、体験したことを備忘録を兼ねて記す。

まず、そもそもアメリカでの確定申告(tax return)の締め切りが日本の確定申告の締め切りよりも1カ月遅いので、油断していると、アメリカからの還付金が返ってくる前に、日本での確定申告をしないといけなくなるので、注意が必要である。

とはいえ、救済措置はある。実際に自分も、アメリカでのt

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がん骨転移?

がん骨転移?

昨日、膀胱癌の骨転移を危うく見逃しかけたので、がんの再発チェックを慎重に行っていた。すると、椎体に円形の病変らしきものを発見。

すぐに、上級医に相談したところ、骨転移ではなく、シュモール結節だと教えていただいた。

シュモール結節とは、上の画像のように、椎体にできた結節のことだが、基本的には、椎間板に押されてできるものである。椎間板が脊柱管方向に飛び出すと椎間板ヘルニアとして知られる症状を引き起

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ビタミンC不足で起こる壊血病

壊血病はビタミンC不足で起こる病気です。
血管の壁はコラーゲンでできており
ビタミンC不足になると
コラーゲンの3重螺旋構造を作ることができなくなります。

症状は、初期には脱力感や皮膚の乾燥、うつ状態で始まり
次第に、大腿での出血斑や紫斑、歯肉の出血などに至ります。

司馬遼太郎の言葉はなんで生きているんだろう

加齢による変化

加齢により瞳孔は小さくなる

ミクロの世界は行列という数の世界

睡眠の働き

睡眠の働きは長年不明であったが、近年、Alzheimer病の原因物質と考えられているアミロイドβタンパクの脳への蓄積を睡眠によって減らすことができるという研究成果が発表されている。適切ね睡眠による認知症予防への有効性が期待されている。

角膜には血管はある?

角膜には血管はないが神経はある
ちなみに、血管がないため痛み止めは効かない

硬性白斑と軟性白斑の違い

どちらも糖尿病性網膜症の眼底初見。

硬性白斑は、血管からの滲出液が固まって生じた白斑

軟性白斑は、網膜が虚血状態に陥ることによる神経浮腫

アトピー性皮膚炎が網膜剥離の原因になる理由

網膜剥離の病態には、裂孔原性、牽引性、漿液性の3つがある。

アトピー性皮膚炎では、網膜に穴があき水が貯留して剥離する裂孔原性の機序となる。

発生学的に、網膜は、皮膚と同じ外胚葉由来であることから、アトピー性皮膚炎で脆弱化すると考えられる。

量子の二重性

量子は波として振舞うこともあるし、粒子として振舞うこともある。

ただ、本質は波にあると考えられている。

高尿酸結晶は尿酸結石のリスクにならない?

 近年、尿酸結石の発生には高尿酸血症ではなく高尿酸尿症がより密接に関係していると考えられている。つまり、尿内の尿酸値が問題となる。

 例えば、痛風に罹患している人に尿酸結石が合併する確率は10〜20%程度である。

 つまり、高尿酸血症を呈するサイアザイド系利尿薬は、尿酸結石のリスクにはならないと考えられている。(痛風があれば、禁忌)

前立腺は加齢とともに肥大する?

前立腺は加齢とともに肥大する?

前立腺肥大症の有病率が高いせいか、加齢により前立腺が肥大すると

思われがちだが、正常の前立腺は加齢とともに萎縮する。