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毎日に役立つ!おうち療育手帳

発達障害のあるお子さんに家庭でどのようにアプローチすればよいかをお伝えしていきます。 療育も大切ですが、ママやパパにとっては育児そのもの。 だからこそ、日常生活の中に効果的な療育… もっと読む
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#応用行動分析

発達障害の子育ても基本が大事

発達障害の子育ても基本が大事

最近、ますます大事だなって
そう思うことがあります。

それは、
「基本」こそ大事なことだと
改めて考えるようになりました。

それはどうしてなのか、というと、
ある一人のママさんのつぶやきが
私の目に留まるからなんです。

詳しいことは避けますが、
以下の点が気になりました。

もう、この繰り返しなんですよね💧

このママさんも
気づいていらっしゃいませんが、
この「新しい悩み」というのが

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自宅で簡単な療育ができる魅力(体験レッスン付)

自宅で簡単な療育ができる魅力(体験レッスン付)

都市部では、特色のある療育機関が
多くありますが、
実はどの療育施設も満員です。

それでは、都市部以外では、
となると、
利用者の少なさから
療育施設自体が限られています。

ですので、
こちらもやはり
すぐに療育を利用したくても
できない状況にあります。

療育は、
身体障害でも知的障害でも
そして精神障害でも
子どもの成長を促進させる
強力なサポートになるもの。

子どもの成長のスピードは

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発達障害の子育てには学びが必要な理由。

発達障害の子育てには学びが必要な理由。

私は、発達障害、
特に自閉症スペクトラムのお子さんへの
サポートの仕方は、
ユニバーサルデザイン教育だと
思っております。

「教育」という言葉を使ったのは
私が元教員だから
その名残と言いますか、
「教育」という言葉を私が
使い慣れているからなので、
人によっては、ここが教育ではなくて
「子育て」「育児」「サポート」という
言葉になるでしょう。

そういうわけで、
ここでは「教育」という言葉を

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応用行動分析を子育てに活用するには?

応用行動分析を子育てに活用するには?

私は「10分間おうち療育」という、
応用行動分析も取り入れた
発達障害の子育てについて
みなさんにお伝えをしています。

このように文章にすることもあれば、
セミナーや個人レッスンなど、
さまざまなカタチでお伝えしています。

多くのママさんたちが
ご自身にぴったり合った
学びを選択なさっているので
発達障害の子育てに
笑顔や潤い、
それからお子さんの成長を
感じられる時間が
どんどん増えていって

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般化が困難な理由

般化が困難な理由

発達障害、とりわけ
ASDのお子さんは、
般化の困難が特性の一つにあります。

そのため、
発達障害のお子さんは
物事を丁寧に学んでいく必要があります。

もちろん、
得意なこと、大好きなことには
般化を自由自在に使いこなしていますが、
そうでない場合が難しいのです。

ですから、
ママさんたちも悩みが
深く深くなってしまうんですよね。

でも・・・

どうして般化が難しいのでしょうか。

あなた

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ダメなことを教えるには?

ダメなことを教えるには?

ダメなことを教えるには
どのように教えれば良いですか?

時々ですが、
こういう質問をなさるママさんに
出会うことがあります。

私からすれば、
発達に心配のあるお子さんに
ダメなことを教えるというのは
最上級に難しいことです。

どうしてかというと、
私が「○○してはダメだよ」と
お子さんに注意喚起することは、
「○○しなさい」と、
行動を促していることに
なってしまうからです。

つまり、誤学

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言語聴覚士でもない私が子どもの発音を改善できた秘密

言語聴覚士でもない私が子どもの発音を改善できた秘密

あまり覚えていないのですが、
今年の初め頃だったと思います。

当時小学3年生だった
お子さんのママさんが
私に連絡をくださいました。

心配をしているのは
お子さんの言葉の発音のこと。

東京都でいう
特別支援教室で何年もかけて
改善を試みているようなのですが
期待通りの効果が得られていないことを
ママさんとしては嘆いておいででした。

それなら、
ことばの通級に通えば良いと
あなたは思うかもし

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子どもの観察の仕方

子どもの観察の仕方

おうち療育に欠かせないのは
子どもを観察する力です。

この観察力があれば、
何をどう教えれば良いのか、
お子さんにぴったりな方法が
ちゃんと見えてくるのです。

ここに知識が揃って
ようやくおうち療育のアイデアが
生まれてくるのです。

かくいう私も、
観察力はもちろん、
知識もまだまだだとは
思っておりますので、
日々お子さんを観察しながら
学ばせていただいているのが現状です。

観察に終わり

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書籍やセミナーだけではABAが使えない理由

書籍やセミナーだけではABAが使えない理由

「応用行動分析を知っていますか?」

体験レッスンなど、
私の個人レッスンをお申し込みくださる時、
このことをみなさんにお伺いしています。

当たり前のことですが、
実際に活用できている人は
当然ながらいらっしゃいません。

活用できていたら
私のところへわざわざご相談には
いらっしゃらないですから💧

とてもありがたいお話ですが、
半分くらいの方が
私のメルマガで知ったと
おっしゃってくださっ

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ダウン症の子どもにも応用行動分析

ダウン症の子どもにも応用行動分析

「応用行動分析=自閉症の療育」

こんな図式が世の中には
できあがっているかな?と
個人的には思います。

メディアで放送する時に
「ダウン症」よりも「自閉症」と
いう言葉の方が
注目度が高いから、という理由も
あるかもしれませんが、

応用行動分析自体が
自閉症の療育の研究に
活用されているからこそ
「応用行動分析=自閉症」という
認識で広まっているのでしょう。

ママさんにとっては
我が子が自

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おうち療育とぺこぱ

おうち療育とぺこぱ

あなたは「ぺこぱ」って
ご存知ですか?

最近、バラエティ番組でよく見かける
「お笑い第7世代」と呼ばれる
芸人さんたちの中の1組です。

最初、テレビで拝見した時に
「何だかとってもポジティヴな
人たちだなぁ」って
そう思ったのですが、
やっぱりそうでした!

ぺこぱの松陰寺さんは、
毎回ポジティブワードでの
ツッコミなのだそう。

それを知った時に、
私はおうち療育とぺこぱのことを
書こうと決

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子育てに応用行動分析を活用してみた。

子育てに応用行動分析を活用してみた。

私は、結婚する前から
応用行動分析や
TEACCHプログラムに
出会っていました。

だからこそ、
自分が子どもを産み、
育てるようになったら
応用行動分析で育児をしてみたいなと
素直に思っていました。

毎日、クラスの子どもたちと接する中で
応用行動分析を
教育や療育に取り入れる良さを
十分に実感していたからです。

今まではただの「手段」だった
応用行動分析。

でも、今は違います。

急に「

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療育に応用行動分析を活かせない理由

療育に応用行動分析を活かせない理由

「応用行動分析、知ってますか?」

療育機関でお仕事をなさっている
半分ぐらいの人は、
応用行動分析を知ったことがあるだろうと
私の経験上ではそう思います。

学校教育の現場だと
一気に少なくなりますし、
活用している先生となると
ごくわずかです。

・・・そういうわけで、
これまで応用行動分析で
お子さんの療育を
なさってきたママさんたちの
ショックは大きいんですよね。

ところで。

応用行動

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トークンシステムの工夫

トークンシステムの工夫

ちょっと質問です。

あなたは育児の中で
トークンシステムを
取り入れていらっしゃいますか?

「トークンシステム」とは、
簡単に言えばポイント制のようなもので、
お子さんの行動を強化しながら
その行動を維持するのに
大変役立ちます。

しかしながら、
このトークンシステムを
十分に生かすというのは
なかなか難しいのです。

ここで苦労をなさっている
ママさんは結構多いと
私としては思うんですよね

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