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オタクはそれでもパーフェクトビジネスアイドルが好き

香取慎吾さんが結婚しましたね。彼の生き様を表現するうえで「パーフェクトビジネスアイドル(PBI)」というフレーズがたびたびワイドショーで取り上げられていました。

この記事はオタクの独断と偏見による、あくまで個人的な見解です。なお、私本人は男女問わずアイドルという存在がが広く浅く全般的に好きです。

主にジャニーズでは嵐、48グループではちょっと前のHKT、坂道シリーズでは日向坂、ハロプロでは°C-uteやJuice=Juice、あとは虹のコンキスタドールや、フィロソフィーのダンスなどなど。どうぞよろしく。

深いオタクではない一方、各アイドルの有名曲くらいは一通りかじっているため、カラオケではずっとアイドル縛りで数時間歌えます笑。

(いつもの旅記事とは異なりただのオタクの戯言ですが、もし興味があるひとはどうぞ。オタクのことは嫌いになってもこのブログのことは嫌いにならないでください!笑)


パーフェクトビジネスアイドル(PBI)とは?

そもそもあんまり聞きなれない言葉…というか造語ですかね。

今回の結婚報道が出るずいぶん前、2018年にご本人がこのようなツイートをしていました。

また、日経のインタビューではこんな記事も。結婚というワードに触れられていないので、発表前の取材でしょうか。

「たとえば家の中を映すなど、プライベートに特化する方がチャンネル登録者数が増えると分かっているが、それはやらない。アイドルを続けてきて、見えない部分こそすごく大事で、どこまで見せるのかが肝だと痛感した。どこかで線引きをするのは、僕なりの大事なルールだと思っている」
「ずっと『アイドル』と言い続ける。ファンの人が求める自分を見せられるような『パーフェクトビジネスアイドル』。僕はファンの皆さんの思いで生きていきたい」

ほう、、、ご本人の言葉なので、パーフェクトビジネスアイドルの定義とは、まさにこういうことなんでしょうね。

・職業として、プロのアイドルであること
・ファンの人が求めるアイドルであり続けること
・そのためには、プライベートなどイメージとギャップのある要素は可能な限りカットすること

といったところでしょうか。素晴らしい。
いや、私は素晴らしいと思った一方、日本のアイドルは窮屈すぎる、という意見もあるみたいです。

時代とずれている、他国とずれている、そんな価値観も分かります。

分かるけどもやっぱり、それでもオタクの端くれとしての私は、プロフェッショナルを演じることができる、パーフェクトビジネスアイドルを推していきたい。そんなお話です。


パーフェクトビジネスアイドルと、恋愛禁止ルール

香取さんは25年間、彼女の影を見せぬようアイドル活動をしてきました。また、AKB48は恋愛禁止ルールで一躍有名になりました。

アイドルにとって、「処女性」「純潔」はとっても大事な要素だと思っています。これは女性だけとか、ほんとうに処女かどうかとか、そういう話ではありません。概念やイメージの話です

アイドル、つまり誰かの偶像になることを職業に決めた時点で、「誰のものでもない、ファンのみんなの恋人」になってほしいと思います。
顔立ちのいい人が、俳優やモデルなど様々な道があるなかで、「アイドル」を選んだのであればなおさら。

なんかアイドルやったこともないくせに偉そうなことを書いてるなって感じですが、私自身は正直「恋愛禁止ルール」はなくてもいいと思っています。

あくまでビジネス上、パーフェクトに演じきってほしいだけで、25年間彼女がいようと、処女でなかろうと、全く問題がないのです。

…といっても、本当に恋愛してほしくないオタクもいますし、絶対に処女がいいオタクもいるかもしれませんし、全てのアイドルがプロ意識をもって演じきれるわけではないでしょうし、「恋愛禁止」は分かりやすいルールとしてありかもしれません。

少なくともあれだけ国民的人気を博したSMAPにおいて、多少「独り身で寂しい人」という印象があっても演じきることができた香取さんは、オタクの求める姿に答え続けるプロだといえるでしょう。

さらに、このタイミングで発表したということは、SMAP解散後で迷惑をかけにくい状況になったうえで、「そろそろ結婚とかないのかな、大丈夫かな」と心配しはじめたファンの声に応えたのかもしれないなと思ってしまいました。

もしそうだとしたら凄まじくプロ。嵐もどんどん結婚していますし、解散、休止したアイドルがその期間に結婚しないと、「プライベートもちゃんと幸せになれてるだろうか?」と想ったりしてしまうのがオタクというものです。たぶん。

そして今後も変わらずに、家庭の影を見せずに、ファンの求めるアイドルで居続けてくれるのでしょう。


「パーフェクトビジネス〇〇」でありたい

私がパーフェクトビジネス〇〇であってほしいと思う対象は、アイドルだけではありません。
芸能人、有名人はもちろん、YouTuber、ライバー、インフルエンサー、なんならAV女優や水商売の方でもそうです。もしかしたら、サラリーマンもそうかもしれません

それぞれに「ここまでは見せるべき/見せないべき」というラインが存在していて、プロとしてその線引きをして行動しているんだろうなと思えるひとは、アイドルだろうがなんだろうがとっても尊敬できます。

一方、ファンに言わない方がいい発言、効果的でないタイミングでの弱みの吐露は、「あーそうじゃないんだよな…」と勝手に思っています。(もちろん攻撃したりはしません)

「効果的であれば」「伝え方が良ければ」、誰かに物申したり、愚痴ったり、弱みを見せたりすることは非常にアリです。

個人的には、指原莉乃さんはその辺りのハンドリングがとても上手だと思っています。彼女もスキャンダルのあったアイドルの1人ではありましたが、今ついてきているファンの求める姿に応えるという意味では、細かな配慮や立ち回りが100点だなと。大変そうではありますが。

そんなわけで、「いま、他人から求められている姿」に応えられる人は、私にとってみーんなパーフェクトビジネス〇〇さんです。
見回してみると、結構いるもんで。みんなすごいよなあ。

人付き合いに鈍感な私ですが、鈍感だからこそ、会社での振る舞い、彼氏との付き合い、友達付き合いなどなど、「どこまで見せるか/見せないか」気をつけているつもりです。
(全然できてないよ!ってリアル知り合いの方には思われてしまうかもしれませんが笑。精進します。)

このnoteだってそう。ここまで2,600字書いておいて、「いつもの旅ブログとは方向性が違う記事を書いたら、一気に嫌われるんじゃないか」と、なよなよ悩んでしまいます笑。

そして私がFacebookにもnoteの記事リンクを貼っているけども、それ以外の記事を貼らないのは、本名の私のイメージが「プライベートは旅してる人」からブレないほうが分かりやすいし、一貫性があると思ったからです。もちろんこんな過激な記事、リンクは貼りません笑。

そんなふうに考えすぎて、咄嗟の言葉が出てこないことや、人と仲良くできないことばかりですが、香取慎吾さんや指原莉乃さんのような、プロになれたらいいなあ。

そして、「恋愛するな」「結婚するな」という意味ではなく「プロであれ」という意味としての、パーフェクトビジネスアイドル、これからアイドルになりたい人はもちろんのこと、世の中みんなが一度考えてみてほしいものでした。

と思った夜でした。
そんなわけで、「ぼっちのazumiさんはそういうんじゃないんだよなー」と思う人がいるかもしれませんので、そろそろやめておきます笑。炎上しませんように。

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