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戦国武将料理

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戦国武将について妄想しながら料理した記録。
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2023年9月の記事一覧

蒲生氏郷芋コロッケ

蒲生氏郷芋コロッケ

コロッケ、ソースをかけるか醤油をかけるか?
私は風通のコロッケにはウスターソースをかけますが、醤油が合うコロッケを作りながら、信長にも認められた文武両道の戦国武将を妄想した記録。

里芋    小さいのもを12個
ツナ缶   1個
出汁つゆ  大匙1
卵     1個
米粉    適量
粒状大豆肉 適量

少し前に蒲生氏郷と家臣達の逸話を書きました。↓

今回は蒲生氏郷本人についてまとめてみます。

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蒲生氏郷芋とイカ煮

蒲生氏郷芋とイカ煮

残暑が厳しいけれど、そろそろ秋の味覚が出回り始める。
定番の煮物を作りながら、多くの家臣に慕われた戦国武将を妄想した記録。

人間観察に長けていた秀吉が、ある時、家臣達にこんな問い。
「何万もの兵を率いた蒲生と何千という兵しかいない信長公が戦したら、どちらが勝つと思うか」
兵力の桁が違うとなれば、やはり数が多い方が勝つのではないかと多くの者が答えたものの、秀吉の答えは信長が最後に勝つ。
「信長公の

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直江飯

直江飯

直江兼続という人物は欲が薄い人物だったかと思われる。
戦国武将は多くの側室を持ち、子を多く持つ者が多かったが、兼続は側室は置かず、妻は正室のお船一人。(勿論、側室を持つのは色欲だけが理由ではないが)

金についても、こんな逸話。
伊達政宗が珍しい慶長大判を他の大名達に見せている場に、兼続も居合わせた。兼続にも大判が回ってきたが、扇子の上に乗せて眺めているのを、政宗は遠慮していると思い、
「直に手に

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おかひじき与六

おかひじき与六

樋口与六と言われても、余程の歴史好きしかピンとこないかもしれません。
昔の人はよく名前を変えたので無理もなし。この人物のもっとも有名な名前は直江兼続。
主君、上杉景勝と共に戦国の荒波を乗り切った上杉家の執政。
人や時代によって評価が分かれる人物を、おかひじきを料理しながら妄想した記録。

おかひじき 1袋
米粉    30グラム
片栗粉   100グラム
卵     1個
マヨネーズ 大匙1
塩 

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ケジャ龍造寺隆信

ケジャ龍造寺隆信

むかーし、昔、どかた家にまだテレビという物体が存在していた頃、家族が「ダウントン・アビー」なるドラマを観ていたそうな。
私自身はまともに観ておらず、チラ見する程度。
そこで英国貴族の朝食として、ケジャリーなる料理が出ていたとか。まったく覚えていません。
英国の植民地だった印度から来たスパイスを用いたカレーピラフみたいな物。
印度由来の英国料理を作りながら、何故か「肥前の熊」と呼ばれた戦国大名を妄想

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