大物芸能人から言われた”一言”(20)

~ 概要 ~

私は、ある大物芸能人から、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただいた。これは、日本を代表する俳優から、サラリーマンである私がそんな言葉をいただくまでの出来事を記したメモである。

第3章の概要 ~未来を担う若者たちを築く塾~

平安な世界を創るため、私は、「未来を担う若者たちを築く(育む)塾」を創ることを決めた。そして、2018年2月15日に、多くの方々の協力のもと、「お金」を一切絡めない、「心」で繋がり、「心」で進める塾を開講した。
初年度は、試験的に多くのことを試み、塾の方向性・内容を高める年とし、実施していくこととなるのであった。

「経営の会」

平安な世界を創るため、2018年2月15日に、「未来を担う若者たちを築く塾」を創設した私は、第一回の勉強会「経営の会」を実施することとした。
そして、二人の経営者に講師をお願いするとともに、イケメン政治家の友達に、300人が入ることができる衆議院議員会館の大会議室を使わせていただけないかと、相談をした。

二人の経営者

「経営の会」の講師として、時価総額6000億企業の社長と、金沢の飲食業界のドンに、私はお願いした。二人ともに、快くお受けくださった。そして、この時の勉強会のテーマは、未来を担う若者たちを対象とし、彼らのためになる内容であればOKということで、お任せをした。
また、上記の文章では、4行に収まる内容ではあるが、お二人の社長に講師をお願いするにあたり、普通の企業で働く、会社員の私がお願いするには、相当な覚悟が必要であった。
日本の中でも、トップクラスの企業の社長に対して、私が動けたのか?というと、「やると決めたら、やる!」という強い気持ち。そして、「志」のためだと思う。
平安な世界を創るためには、臆していたら、いくら時間があったとしても、創ることなんてできない。そのためには、動くしかないからである。そして、私の「心」が動くようにと言っているのであった。未来のことは誰もわからないのだ。しかし、動かなければ、何事も変わらない。

「自分の道は、自分で切り開くしかない」
だから、私は「心」に従い、動くだけであった。
また、このようなお願いもできないようでは、世界の平安を創ることなんて、ほど遠いことであると考えていた。

私は、母を若くして亡くし、父は病に倒れ、そして、私も病があることに気付き、自分には、明日があるとは限らない。いつ死んでもおかしくない。だから、一日一日を精一杯に、悔いなく生きると決めている。

そんな私が、人生をかけて行うべきことが見つかった。
それが、「平安な世界を創るための礎となること」である。

私は、幸せなのかもしれない。この世に生をうけて、自分のすべきこと、「志」が見つかったのだから。

次回に続く・・・

<余談>

前回の余談の続きであるが、男気溢れる社長と、化け物である副社長に呼び出された私。

男気溢れる社長から呼び出された私は、社長から、二つの話を聞いた。
一つ目は、「チンチロリン」の話であった。
社長:「チンチロリンって知っている?サイコロを3つ使う賭け事だよね」
私:「はい、知ってます」
社長:「1の数が上を向き、縦に三つのサイコロが積み重なることって、あると思う」
私:「・・・」
社長:「普通はそんなことありえないと思じゃない。だけど、実際の世の中(ビジネスの世界)には、起きることがざれにあるんだよ」
私:「・・・」
社長:「つまり、世の中では、起こるはずがないことが起こる。しかも、必然として起きるから、気をつけた方が良いということを覚えておくとよいと思うよ」
私:「・・・」
私は、心の中で、その通りだと思うと思っていた。そして、社長は続けた。
社長:「日本企業の9割以上の会社が、何かしら黒い輩と関わっているということも覚えておいた方が良いよ」
社長は、この例え話と通じて、私に、何かのメッセージを伝えたかったんだと思う。そして、私は、これまで、自由に生きてきたからこそ、その通りだと、心の中で思っていた。
そして、もう一つの話をされた。
頭の良さを「〇と×」。心の良さを「〇と×」で表すとするよね。
そうすると、以下になることがわかる。
パターン① 頭が善くて、善人な人
パターン② 頭が善くて、悪人な人
パターン③ 頭が悪く、善人な人
パターン④ 頭が悪く、悪人な人

社長:「パターン①~④で、一番良くないのはどれだと思う?」
私:「パターン②かと。」
社長:「そう。一番厄介なのは、パターン②だよね。これが彼(化け物の副社長)なんだよね」
と話をされた。

つまり、社長は、気をつけるようにというサインを、私にしてくれたんだと思う。
また、私も、私の考えを社長にお伝えした、私はどちらの味方でもあり、味方でもないことを。私は私の立場で、すべきことをするだけであるということを。そのため、二人で話し合い、どうするかを決めていただくのが一番良いと思っていることをお話した。

そして、その後、化け物の副社長に呼び出され、会うこととなるのであった。

次回の「余談」に続く・・・

第一章のあらすじ

大物芸能人から言われた”一言”(7)を参照ください。

第二章のあらすじ

大物芸能人から言われた”一言”(18)を参照ください。

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