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アーユルヴェーダ的思考とは(1)

  アーユルヴェーダ的な考え方の特徴は、

多面的 多層的 複眼的


ズバリ、この3つだと思ってます!

  何事も多面的に、多層的に、そして複眼的な思考で考えることで、 アーユルヴェーダのドーシャ理論、ダートゥ理論、アグニの概念やスロータスが実践的に生きてくると思うのです。

  なので、アーユルヴェーダという生命の科学が教えている幸福な人生を送りたいと思う人は、 まずは、最初の一歩として、物事を多面的に多層的に複眼的に捉えてみるようにしてください。
  不利が、有利になったり 有利だったことが、不利に働いたり。 例えば、 一般的に不利とされる貧乏は、多面的多層的複眼的に見ると、貧乏が故に他人の苦しみが理解できたり、節約が上手だったり、物を大事に使い長持ちさせたりという長所に繋がり、 一般的に有利とされる金持ちは、金持ちが故に傲慢になってしまったり、貧乏な人の気持ちが理解できなかったりなどその人の短所になってしまったり。もちろん、非が無い金持ちもいると思いますが、あくまで説明としての例え話です。  

 

『アーユルヴェーダの世界観では、2極(2つの相反するエネルギー)があるから、世界は輪のように回っており、2極を比較するのではなく、この2極の間のバランスで一つの輪が作られていると理解する。』


 
 そうすると、欠点だと思っていたことが強みに変わったり 強みと思っていたことも、気をつけなければ揚げ足を取ってしまうことになる。

 2元論の中では、欠点と長所、不利と有利など比較しながら生きる、とても苦しい人生になりますが、多面的多層的複眼的に考えることで、結局のところ、欠点でも長所でもなく単に一つの輪だけがあるということに気がつき、一元論の世界に自分がいるようになります。

 そして一元論の先にはモークシャ(解脱)があります。 モークシャとは、永遠の幸福です。

  一つの状態を、一つの方向から考えるのではなく、 色々な角度、視点、方向性で考え直してみるとアーユルヴェーダ的思考の良い訓練となり、比較の中で生きる人生ではなく 万物を繋げて考えることができる輪(和)がある人生が歩めると思います。

続きは、アーユルヴェーダ的思考とは(2)の記事


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