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50代元保育士が真剣に考える#仕事について話そう

54歳。
人生の折り返し地点に立つ私にとって、先月公務員を退職したのには訳があります。


保育士という限界

保育士としての職位、職歴に不満はありませんでした。
でも、やはり年々身体がきつくなってきたなぁ~と感じることはありました。

わたしは社会人になってから保育士の国家試験を受けて合格した保育士なので、正式に保育士として働きだしたのは40代からでした。
新卒から保育士で勤続していれば管理職になる年代です。

無資格時代から現場で働いていましたので、平社員(平保育士)のまま20年近く現場でした。
乳幼児の担当になった時の低姿勢での仕事(おむつ替え、トイレ、室内移動)にもさすがに限界を感じることがありました。

でも、子ども達との日々のやり取りが本当に楽しかったので、何とか続けてこれたと思います。

事務職への転職

そんな矢先に、自治体職員の募集が目に留りました。
保育関係の仕事で事務員の募集。
いっそ事務職で定年までやれないだろうか?という考えが浮かびました。

ざっと内容を見ると、私が現場でやってきた仕事のサポート的な内容でしたので、これならできるかも!と深く考えずに応募しました。

保育士としての経験も選考に加味され、トントン拍子に採用決定。
50代で、初の事務職への転職が叶いました。

何を着ていこう

保育士時代、ほとんどの時間をジャージとエプロンで過ごしていたので、仕事に着ていく服をどしようかと悩んだのも今となっては懐かしい話です。

公務員って毎日スーツ?ブラウスにスカート?
という謎の刷り込みがあった世間しらずの50代主婦(笑)

職場は、若い職員さんも多くおしゃれを楽しんでいるし私服という感じで自由でした。
もちろん、ジーンズや露出の多い服はNGだと思います。

パソコン、マニュアル、来客対応(電話、窓口)

仕事はなんでもそうですが、覚えるまでが大変ですよね。

パソコンで文字を打つことはできましたが、システムの使い方は複雑なマニュアルがあり、いくつもの作業パターンを覚える必要がありました。
ただ、覚えてしまえば割とルーティーンなことが多く、日に日に楽になっていったと思います。

ただ、電話対応や窓口対応には若干苦労しました。
それというのも、仕事内容の知識がしっかりインプットできていないと質問に答えられないですし、お叱りを受けてしまいます。

久しぶりの猛勉強という感じで、何度も資料をよみ、マーカーを引き、勉強会に出て…という時間を過ごしましたが、なぜかとても充実していました。

仕事のストレスとは?

ストレスと言えば、8割が人間関係とに関することだそうですよね。

実は保育士時代、そんなに感じたことがないのが人間関係のストレスです。
「まさか?!」と思われるかもしれませんが、人間関係が原因で仕事に行きたくないと思ったことありませんでした。

上とは合わないが下とは合う

もちろん、嫌な上司はいました。
思い返せば、私は「上司」と呼ばれる人との相性が本当に合わないことが多かったんですよね、なぜか。

でも、その分同僚や後輩とは気が合い、よく飲みに行ったりご飯を食べに行ったりしてうまく発散できていました。

それも、ある程度保育士としてキャリアがあったので、気が合う人たちを引き寄せられたのかもしれません。

でも、上司は違いました。

上司とのエピソード

①人を見て態度が変わる上司
これは最悪でした。
人間ですから、好き嫌いは仕方ないと思います。

でも、「上司」ですから仕事にそんな子供みたいな私情を挟むなよ‼!と思って反発していました。

ある時、私は呼び出され事実上の「解雇」を伝えられました。
その時の雇用形態は契約社員でしたので、契約は基本的に1年更新です。
その契約を続けるか切るかは、ある意味上司次第でした。

それでもめげなかったのは、こんな上司の下で働きたくない!という自尊心があったからでしょう。
若かったんです(笑)

②単に私のことが嫌いだった上司
これはもう仕方ないですが、この時「なんで私は上司に嫌われやすいんだろう?」と自己分析に取り掛かりました。

「生意気だから?」
「媚びないから?」
「自分の意見をはっきり言うから?」
「保育観が合わないから?」

そんなところでしょうか。

嫌われているというのは、あからさまに感じ取れちゃうものですよね。

「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」
まさにこれです!

まぁ、私もとんがってたんでしょう…40代で(笑)

③今でも親交のある大好きな上司
ネガティブなエピソードだけじゃないという話をしておきます!

保育士免許を取る前にも保育園で働いていたのですが、その時の上司つまり園長先生は、神様のような人でした。

まず、私の嫌いな
「人によって態度を変える」
ということが全くないんです。
それは、保護者対応も、保育士たちにも、パートで無資格の私に対しても、同じように(見える)対応をしている人でした。

もう、人として尊敬していました。

また、シンママの私が日々生活に困窮しているのを知っていたので、退職時には定番のお花ではなく”現金”を包んでくださいました。

これ、人によっては捉え方が様々だと思いますが、当時私と園長先生との関係性があったからこそとてもありがたかったです。

事務職は新たなストレスとの闘い

人間関係について、保育士時代は上司に嫌われるだけという単純な構図でしたが、事務職に就いてからは新たなストレスが発生しました。

座りっぱなしで浮腫む

身体的なストレスを挙げておきましょう。

馴れないのは、一日中座っていることです。
事務仕事なので当たり前ですね(笑)
身体が慣れるまで、だいぶきつかったです。

一定数、意地悪な人がいる

もちろん、あからさまな嫌がらせとかはないですが、ちょっとした言い方とか対応に「意地悪さ」がにじみ出てる人っていますよね。

例えば、調べたけどわからない…ということが出てきて、隣近所の職員さんに声をかけて教えを乞う時があるんですが

「今忙しいんで!」とだけ返す人がいました。

「今忙しいのでこちらから声かけますね」とか
「今忙しいのでもうちょっとしてからでいいですか?」とか
「今忙しいので急ぎだったら他の方に聞いてください」とか
言葉っていくらでも言えそうなものでは…

ただ一言だけを言い放つのは、頭が悪くて言葉を知らないのか(失礼)想像力のない頭の弱い人なのか(失礼)だと思うんですよね。

極力、その人には仕事を聞かないようにしましたが、100%避けるのは無理でした。

年齢のせいか、もの覚えも悪い

覚える作業に時間がかかるというか、昨日やったのに…忘れてる?出てこない?という現象が我ながらきつかったです。
ある意味、ストレスに感じました。

仕事を教えてくれる職員さんは若い方も多かったのに、根気強く丁寧に教えてくださったこと、感謝しています。

50代で定職から離れた私

シンママで後ろ盾のない私ですが、「いつかは雇われる人生を終わらせよう」と心の中でぼんやり思っていました。

それがいつなのか、はっきりしたビジョンも計画性もなかったのですが、昨年から「ブログ」を始めてみました。

コンサル講師との相性

コンサルの入会金ですが、決して安くはないものです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、どんな分野でも「コンサル」というのはある程度まとまった金額を先にお支払いして、そのノウハウを学ぶというのが手法です。

ブログ界隈で数あるコンサルの中ですが、なぜその講師を選んだのか明確な答えはできないのですが、それくらい直感で決めてしまったことを今反省しています…

どうしても受け入れられない「言葉」

「稼ぐ」と決めたから、マインドセットはしっかりしないといけません。

甘えた考えでは、「稼げない」…でもその教えの先にあったのは、講師の「俺様」な言葉がけでした。

もちろん、それを「愛のムチ」と捉えて奮起するという前向きな気持ちがあれば良かったのかもしれませんが、この数か月ですっかりメンタルが参ってきてしまいました。

記事をアップすると、コンサルですから講師から「ご意見ご指導」がいただけるのですが、私が感じるのは「けなし」です。
「需要がないです」
「ダメです」
「やめてください」
「そんな記事を書いても無駄です」

ハイ、もうわかりましたよ、って思ってしまうんですよね。

たまに、記事をほめてもらえる時があるんですが、その記事が上位表示されたとかアクセス数が伸びたというわけではありません。
逆に、けなされた記事の方が爆発的にアクセス数が伸びて稼げた!なんてこともあり、ブログって何が正解かいまだに理解できません。

ある程度稼げたからもういいかな

ブログで稼げる人って、コツをつかむのがうまいんだと思います。
稼げるコツがあるんですよね。

ネタ選定、キーワード、なんかそういう嗅覚が優れている気がします(笑)

時事ネタをとことん追えるのも、才能だと思います。

私は、他人の騒ぎをネタにしてやんややんやと大げさに煽ったりして記事を書くことに抵抗を感じ始めています。

最初は「お金を稼ぐためにやっているんだ」と割り切って取り組んだはずなんですが…まぁ講師との相性も良くない気がしちゃって。
さて、どうしようといった感じです(笑)

発信者として参入したい

世の中には、20代、30代ですでにご自身の経験や知識を発信して、ビジネスを展開している女性がわんさかいます。

その業界に乗り込むには勇気がいることですが、50代の今、社会人として親としての濃すぎる経験をアウトプットしておきたいと思い、noteを始めました。

YouTubeチャンネル、電子書籍

実は、YouTubeチャンネルはアカウントを3つも持っているんですが(笑)それぞれの方向性が定まっていないので放置中です。

そして、電子書籍(kindle出版)もこれからやってみたい。

夢はまだまだ温存中ですが、やろうと思った今が一番若いんだから!って言いますよね。

残された時間を意識する

50代。
これからは、歳を取るたびに命の期限、残された時間を意識して過ごすことになるわけです。

「人の役に立ち、お金を循環させて、定期的に寄付できるくらいの財力が持てて、周りの人が笑顔になるような仕事をしたい」

というのが今はっきりと言える仕事の目標です。

 私を嫌いな人や意地悪な人たちと仕事をする時間はもったいない!

スモールステップでもいいから、ブレない目標に向かって頑張るぞ!という54歳のmaruちゃんの仕事の話でした。

素敵な企画をありがとうございました。














#仕事について話そう

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