知られざるスーパースター|「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」増田俊也
柔道家・木村政彦。戦前、史上最年少で「全日本選士権」を制し、1949年に優勝するまで一度も負けず、15年間、不敗のまま引退。
「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と言われた、日本柔道史上、最強の柔道家。
こんな偉人が、今ではほとんどの人に忘れ去られてしまった理由とは—
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2012年発行のこの本は、第43回大宅壮一ノンフィクション賞と第11回新潮ドキュメント賞を受賞しています。
当時、本屋で平積みになっていたこの本のインパクトの強さを、よく覚えています。
煽情的なタ