見出し画像

豊かな毎日がずっと続きますように

大抵のことは上手くいっている。
距離を持って付き合えは上司だって良い人だし、自分の発想を活かせれば業務内容だって悪くない。世間話する同僚も好きだし、食堂の新しいメニューも楽しみ。

しかし、毎日顔を合わせると、
上司の小言が怖くて自己判断が出来なくなるし、従うだけの業務に圧迫されてミスをする。同僚とすれ違いざま思わず逃げて、食堂のご飯は胸がいっぱいになる。

大抵のことが回らなくなる。
……………………………………………
若い頃は、自分の能力を活かしたい、挑戦したい、24時間働きたい、希望と活力で一杯だった。
しかし、人と働くことはそんなに甘くなかった。
溢れんばかりの活力は周囲に吸い取られ、希望を見せると嫌がらせの標的になる。その中で能力と気力を維持し、自己防衛しながら働くには、職場との適度な距離感、家族や友達との温かい時間が不可欠と知る。

………………………………
退職か、育休か。「出社=仕事している」とされる会社ではいずれにしろキャリアの終わりだと友人は帰路にいた。
しかし、在宅勤務のおかげで
キャリアを諦めず、子育ても諦めず、
2人目の出産も諦めず、夢を叶えている。

満員電車と上司の監視観察に疲弊していた自分は、在宅勤務のおかげで
新しい挑戦をしつつ家族との時間も増やし心穏やかに働けるようになった。

会社は、在宅勤務のおかげで着席だけしている従業員と成果を出している従業員の区別ができるようになっている。
………………………………
在宅勤務でも成果に支障はないのに犬猿される。
「会社にいること=仕事をしている=成果を出している」との構図を捨てきれないのか?監視観察が趣味なのか?

豊かな働き方、パフォーマンスの出せる環境は、人によって違い成果が出て従業員も心身ともに健康ならそれで良いのに。
……………………………
在宅勤務が与えてくれたエネルギーの無駄な消費のない働き方と、温かい人との時間は、かけがえのない豊かな毎日をもたらした。この暮らしは、気力維持の軸となる優しさを確保するためもはや手放せない。そして、豊かな毎日のために手放してはいけないものになった。

どうか新しい日常においてもこの豊かな毎日がずっとつづきますように。在宅勤務を取り入れた法整備を心から願う。

この記事が参加している募集

最近の学び

リモートワークの日常

とても嬉しいので、嬉しいことに使わせて下さい(^^)