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なんかスキ

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よくわからないけど、スキだと直観的に感じた記事を集めてみた。  何がスキなのかは、集めているうちに気が付くかもしれない大笑。
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2024年6月の記事一覧

アラフォー主婦が1か月野球をやり続けて得たもの【REAL ROOKIES⚾️】

アラフォー主婦が1か月野球をやり続けて得たもの【REAL ROOKIES⚾️】

何がどうしてこうなったのか分からない。

分からないけど、なぜだか私は今、野球場にいる。キラキラ輝く瞳の少年たちに囲まれて。
#創作大賞2024 #オールカテゴリ部門

⚾️・・・

さかのぼること1か月前、小学4年生の長男が言い出した。
「野球やりたい!」

やきゅう〜?
我が家はどちらかというとサッカー派で、小学1年生の二男はサッカースクールに通っている。

聞くところによると、長男と同じク

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俺的ぶらり、街さんぽ

俺的ぶらり、街さんぽ

夏至の昨日は、恒例の歯医者さんでした
札幌の中心街にあったクリニックが
郊外の文京地区に移転してくれたので
今まで行くことがなかった街を
歩くことができるようになったのでした

北の歓楽街といわれるススキノ駅から
あえて、歩いたことのない道を歩く
ススキノのきわを、ぶらり街さんぽです

高層ビルの一角に
昔ながらの店構えの八百屋を見かけたり
古めかしい空き家を見かけると
心が躍りだすのです

なん

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借物の外套

借物の外套

 私は本屋のアルバイトだった。しがない本屋のしがない学生アルバイト。
 大学でも地味でぱっとせず、人付き合いのいい方でもないから、当然彼氏はいないし、友だちも少ない。合コンに誘われることもない。マッチングアプリで一度男の人と会ってみたことがあるが、これがひどいマザコン男で、女は嫁で、子どもを産む装置で、労働力と考えているような、前時代的、という言葉が優しい響きに聞こえるほど化石的な思想をもった人物

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全ての嘘くささを拒絶した息子は間違ってはいなかった

全ての嘘くささを拒絶した息子は間違ってはいなかった

小学6年生になって
反抗期は突然訪れた。

おそらく自分にとって損であると理解はしていたであろうけれども不可解な行動を繰り返す。

一つ消えればまた一つ新しい行動に変わるだけだ。

なだめすかしたり、叱ってみたり親が関与すればするほど拒絶の割合はより一層増えてゆく。

親の関与は心配からであるとは理解していても子どもは拒絶する。心配も期待もウザイ。

私は教育本、相談に取り憑かれた。いいことがうな

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note写仏部幽霊部員通信②仏教は形骸化してゐる

幽霊だから言ひたい放題です。

弥勒菩薩は兜率天に住むといふ。
兜率天とは欲界の六欲天の第四天。

ここは
歓喜に満たされてをり天寿四千歳。
この天の一昼夜は人界の四百歳にあたるといふ。

…なんて書くとかっこいい?
写してるだけ。
こんなことを仏教ではいっぱい考へてきた。
釈迦入滅後、五十六億七千万年後に、兜率天より出世して、衆生を救ふ、といふ話は一度聞くと人に話したくなる。
面白いけど、なんの

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自分文庫

自分文庫

某SNSで、写真雑誌の表紙風テンプレートと自分で撮った写真を組み合わせて投稿する遊びが流行っている(あるいは、いた?)。
それはそれで興味深いとは思うものの、ぼくはお仕着せが嫌いな天邪鬼不羈独立の精神を重んじるクリエーターなので、何か別の自分なりの工夫ができないかな、と考えたのだった。
そして、ふと。

著作権の切れた小説の文庫本の表紙を勝手に作ってみてはどうだろう?
名づけて「自分文庫」。

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ぱにゃにゃんだ!そして、にゃんのはなしですか?(#創作大賞感想文)

ぱにゃにゃんだ!そして、にゃんのはなしですか?(#創作大賞感想文)

「頑張ってね」。
日常の、あちらにもこちらにも飛び交う言葉。
相手を思うとき、心からの応援を込めて使いたくなる言葉でもありますし、とても使い勝手のいい言葉でもありますが、同時に、どこかためらいを覚えながら使われることの多い言葉……でもあるように感じています。

「頑張って」と伝えることで、相手に何かしらのプレッシャーを与えてしまうのではないか……そんな氣持ちがつきまとう言葉だからだと思います。

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東京TAWA〜ポップとバザーと、時々、ヒサシ〜

東京TAWA〜ポップとバザーと、時々、ヒサシ〜

拝啓
私を天才と呼んでくれたコニシ木の子さんへ

以下の記事の創作大賞感想です。

スラムダンクと同じぐらい読み返しました。

150本の記事。二年半。
久々にそろばんをはじきました。
更新頻度は大体、週1ペースです。

決して、多くはない…

なんのはなしですか、というエッセイのようなものを叫び続けて、果たしてあそこまでの熱量、そして、われわれ読者が読んだときの感動が生まれるものか?と。

非常

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日曜日に金曜日の本を(読書記録18)

日曜日に金曜日の本を(読書記録18)


■金曜日の本サムネイル画像は「金曜日の本」で生成AIが作成したもの。金曜日らしさとは?

今回読書記録をつけるのは、吉田篤弘著、『金曜日の本』。
こちらはエッセイ集である「金曜日の本」、短編小説「窮鼠、夜を往く」、書下ろしエッセイの「九人のおじさん」を収録した本だ。

「金曜日の本」では吉田篤弘さんの幼少期、概ね12歳頃までの記憶が語られる。親戚一同から大人しい子だったと語られる吉田さんは、本当

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私の中のギュスターヴ・クールベ

私の中のギュスターヴ・クールベ

<見出し画像はこちらから>

皆さま、こんにちは。
「クールベ推し」いえ、それ以上の『推し殺しのルンナ』と申す者です。

彼の事をご存じない方は是非ウィキってみてください。
19世紀のフランス人画家です。

ただ、このNOTE では、クールベの事よりも、自分の事(いつものことですが)つまり私がいかにクールベに陶酔しているかを書こうと思いますので、その辺、お許しくださいませ。

この自分のヌマり加減

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藤井風さん お誕生日おめでとう㊗

藤井風さん お誕生日おめでとう㊗

藤井風さん

27歳のお誕生日おめでとうございます🎉🎊

ただ、それだけが言いたかった(笑)
生まれてきてくれて、ありがとう🩷
大好き

あやのんさんが作ってくれた「風帯」♡↓

めでたい以外、何もない記事(笑)

成長の季節に解き放ち ひらめく

成長の季節に解き放ち ひらめく

第10週 6月9日〜6月15日の記憶。 それを探る試みです。
一年間のルドルフ・シュタイナー超訳に挑戦中です。

今週は、自然が様変わりしてゆく姿と自らをシンクロさせて、気づけなかったことに気づく。それは、大いなるものとあなたの関係性のことだよ!という、ややアグレッシブな活動をうながされております。あなたの体験は、あなただけのものではない。

では、読み解いてまいります。



  
  夏へ

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酔いから覚めて愛を歌う -チャップリンについての随想

酔いから覚めて愛を歌う -チャップリンについての随想



【木曜日は映画の日】


映画史の中で、チャップリンは、現在でもその作品が多くの新しいファンの心を掴んでいるスターです。

彼はいわゆるサイレント映画時代、映画草創期からの一大ヒットメイカーです。と同時に、音声付きのトーキー映画に対応できた、数少ないスター兼映画作家でもあります。

彼のライバルだったコメディ映画のスター、バスター・キートンや、ハロルド・ロイドの作品は、トーキー以降、質

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あやのんさんが紹介してくれた「クララとお日さま」の本を読み終わりました

あやのんさんが紹介してくれた「クララとお日さま」の本を読み終わりました

あやのんさんが紹介してくれた「クララとお日さま」という本を読み終わりました。

「クララとお日さま」はカズオ・イシグロさんの小説です。
カズオ・イシグロさんの本は「わたしを離さないで」に続いて私はまだ二冊目。

読み初めてすぐ、前に読んだ「わたしを離さないで」の雰囲気を思い出しました。
人に雰囲気があるように、小説にも筆者の雰囲気って滲み出てくるのでしょうね(文章って、怖いわ)

カズオ・イシグロ

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