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働くということ

私は写真館で働いています

カメラマンをサポートするアシスタントです

とてもやりがいを感じながら
マイペースに週一で働き始めてから
1年ちょっと経ちました。

娘が1歳になる頃から始めたこの仕事は
私に取ってとても大事な時間になりました。

娘と一緒にいるともちろん、幸せを感じるし
毎日過ごす娘との時間はかけがえないもの。

でも
娘と出かけると感じることがあるんです

私って何?

みんなが見て会話するのは娘。
私はあくまで娘の母。
マネージャーの様な、黒子の様な存在だなと。

娘は毎日どんどん成長していって
できることが増えて
心も身体も目に見えて成長します。

それはとてもとても嬉しいし感動する。

じゃぁ自分は?成長してるの?
母として、妻としては
成長しているという実感があります。

娘が生まれる前と今とでは
できることも心の動きも全然違う。

じゃぁ1人の人としてどうか?
私は社会的的価値をあげられてるだろうか?
社会貢献度は?

そんなことを最近の思うようになったんです。

母として、や、妻としてという肩書きではなく
1人の私としての存在価値。

それを感じられるのが仕事だと。
働くことで感じられると。
そう思ったんです。

私の仕事は、

目の前の被写体であるお客様の
その瞬間の最高の姿を引き出すこと。

カメラマンが写すその姿を
お客様にとって最高の形で切り取って残す
アシストをすること。

カメラマンのアシスタントは
ただ、赤ちゃんを笑わすのが仕事ではありません

赤ちゃんでも大人でもわんちゃんでも
その瞬間の最高の姿を引き出して形にする
それが仕事だと思っています。

そのためにはいろんな方向から
ありとあらゆる方法で試行錯誤し考える力
その時々の、即座の判断力や行動力
おもてなしの心や思いやる気持ち
目の前の方の魅力を見抜く力
その魅力を表現できるようサポートする力

そんな風に沢山の力を必要とする
人間力が問われます。

その対価としてお給料を頂きます。

週一回という少ない時間の中で仕事を覚えて
実行するという急勾配な成長が必要だし
プライベートと仕事もすぐに切り替える必要があります。

その全てにおいて
自分にとってものすごく価値のある
自分が成長できる時間。

それが私にとって
働くということ。

身体が許す限り
ずっと働き続けたいと思っています。

自分の成長と生きがいのために𓂃𓈒𓇬

2023.1.9 ayanehonto




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