Ayako Kondo

25年間の海外生活を経て日本帰国。外から見た日本の視点を生かし、日本の素晴らしさを見直…

Ayako Kondo

25年間の海外生活を経て日本帰国。外から見た日本の視点を生かし、日本の素晴らしさを見直し自信を取り戻して地球と共存する世の中に。愛道セッション。英語で愛道セッション。Embracing the Art of Love 著者。看取り学講師。

最近の記事

愛道 第七章

神聖なる女性性と男性性 - デイヴァイン·フェミニンとデイヴァイン·マスキュリン “All these things he will do out of ignorance of the Law, and as a man dying slowly cannot smell his own stench, so will the Son of Man be blind to the truth: that as he plunders and ravages and dest

有料
300
    • 愛道 第六章

      家族を最優先にする “Family faces are magic mirrors. Looking at people who belong to us, we see the past, present, and future.” — Grail Lumet Buckley 「 家族というのは魔法の鏡だ。一人一人をとくと見つめれば、過去も現在も未来も写し出している。」 — ゲイル・ルメット・バックリー  前の章では、心をゆるせる安心なシスターフッド/ブラザーフッドを持

      有料
      300
      • 愛道 第五章

        シスターフッド/ ブラザーフッド “Out beyond ideas of wrongdoing and right doing, there is a field. I’ll meet you there.” — Rumi 良いとか悪いとかあれこれ言うより、そんな次元を超えたところに広い世界が広がってる。そこで会おう。 — ルーミー ルーミーの格言は私たちにわだかまりやこだわりを捨てるように言っています。完璧な人間などいない。誰もが過ちも犯すし欠点もある。ルーミーは私た

        有料
        300
        • 愛道 第四章

          心に情熱の炎を燃やし続ける “I have no special talents. I am only passionately curious.” — Albert Einstein 私は特別な才能など持っていません。私が持っているのは情熱的な好奇心、それだけです。 — アルバート・アインシュタイン 前の章では直感が創造力の源だとお話ししました。五感を使って今の感覚を感じ、認識していくことで直感力を高め、インスピレーションを得ることが容易くなってきます。 この章では、

          有料
          300

        愛道 第七章

          愛道 第三章

          直感が鍵“Intuition is the key to everything, in painting, filmmaking, business—everything. I think you could have an intellectual ability, but if you can sharpen your intuition, which they say is emotion and intellect joining together, then a

          有料
          300

          愛道 第三章

          愛道 第二章

          体は聖なる器“Everything we touch in our daily lives, including our body, is a miracle.By putting the kingdom of God in the right place, it shows us it is possible to live happily right here, right now.” 私たちの日常は奇跡にあふれている。この体も奇跡そのものだ。体は神の住まわれる王国だと思

          愛道 第二章

          愛道 序章

          愛の覚醒“Your task is not to seek for love, but merely to seek and find all the barriers within yourself that you have built against it.” 愛をみつけたかったらまずは、あなたが心の中で建ててしまった、愛を遮るバリアをみつけなさい。 — Rumi あなたは、あなたの魂が愛そのものだと知っていますか?あなたは、愛から生まれ、愛と共に生まれ、愛として存在

          愛道 序章

          愛道 第一章

          魂と繋がる”森の中で人が幾度も通った道が踏み固められてトレイルになるように、魂への道も繰り返し意識されることによって道筋のはっきり示されたトレイルとなる”  ジュヌヴィエーブ・ジェラール 愛道、愛の道を歩み始め自身の中にある愛を育もうとした時、もしかしたらあなたは、一体どこから進み始めたらいいのかと戸惑うかもしれません。 道はあなたご自身の内面、魂へ続く道にあります。魂に繋がれた時、それはあなたがパワースポットをご自分の内面にみつけたようなものです。パワースポット、それは

          愛道 第一章

          愛するということ

          エーリヒ・フロムが書いた”愛するということ” を初めて読んだのが30代前半。私が離婚を決断する上で大きな意味をしめた本だ。 アンダーラインを引いて付箋も貼って、数年ごとに思いたってまた読み返した。息子が思春期に差し掛かった頃、何かしらの指標になればいいなと思いプレゼントしたりもした。 自分で本を書くにあたりやっぱり愛について書きたいと思ったのはこの本のインパクトが大きかったからだし、フロムが書いたように、愛は学ぶことができる哲学だと多くの人に知ってほしいとも思ったからだ。

          愛するということ

          目醒めを促す聖バレンタイン

          バレンタインの語源となったとされる3世紀のカソリック司教、聖ウァレンティヌスは、ローマ皇帝が禁止した兵士達の結婚を取り持ったことから、恋愛の守護聖人として信仰されている。 聖ウァレンティヌスはローマ皇帝に迫害されて監獄に入れられている間、看守の娘が盲目であったところ、それを治してやったという逸話が残っているそうだ。 盲目を開眼させることができた聖ウァレンティヌスにあやかって、今年のバレンタインは特に、聖なる愛への祈りと同時に、真実が見えない盲目のような心の状態に陥っている

          目醒めを促す聖バレンタイン

          ディバイン フェミニン

          一年以上もブログエントリーをアップしなかったのは、昨年いっぱいかけて本を書いていたからだ。今春発売予定の本のことは後日お知らせするとして、今回は暦の上でも新年ということもあり、このテーマ、ディバイン フェミニンについて書きます。 ディバイン フェミニン divine femimine という言葉は日本ではまだ耳慣れない用語かもしれないが、英語圏では近年特に注目されているコンセプトの一つと言えるだろう。divine 神聖な feminine 女性性。言い換えれば女神性。たおや

          ディバイン フェミニン

          ナイル川で沐浴

          人が一生のうちに流す涙の量はおよそ65リットルだという。 エジプト人が“女神イシスの涙”と称えるナイル川。アフリカ大陸の内地から10カ国を通って南から流れ果ては北の地中海に流れ込む、世界で一番長い川。その水量は果たして何人分の涙の量にあたるのだろう。 カイロから南へ航路1時間足らずのラクソーまでやってきた。ホテルはナイル川沿いにある。カイロで砂漠の土埃を見慣れた目に、ナイル川の水はハッとするほど青い。宿の管理人に手配してもらい、ボートでナイル川を下る。船着場から30分ほど

          ナイル川で沐浴

          階段ピラミッドの中の世界

          ギザの大ピラミッドがあまりに有名だが、エジプトにはそれよりも古いとされているジョセル王の階段ピラミッドがある。今から4600年前の建造物で世界最古の石造建築物と言われ、ギザから車で約1時間ほど郊外の砂漠のど真ん中にある王墓だ。当初、花崗岩でできた白壁には水を模してラピスラズリの碧いパネルがはめ込まれていたという。ナイルの氾濫が頻繁に起きた当時はデルタ地帯だったこの地に建てられた墓の美しさはまさに王の権威とエジプトという国の誇りの象徴だったのだろう。このピラミッドに関しての資料

          階段ピラミッドの中の世界

          ピラミッドの中へ

          その夜、宿の窓からは赤くライトアップされたピラミッドが見えていた。ここからの視界に入るのは宿の前の通りと、その向こうに広がる砂漠とピラミッドしかない。空はいつも砂に霞んで見える。夜になるとピラミッドと星月しか目に入らなくなって、霞がかっているのが余計に幻想的な雰囲気を醸し出す。明日はいよいよ大ピラミッドの中に入るのだ。ちょうど蠍座満月のスーパームーンで夜明け前午前3時22分には皆既月食になると聞いた。エジプトの地で皆既月食を見てみたい気持ちはあったが、それよりも十分な睡眠をと

          ピラミッドの中へ

          エジプトの蜜蜂が呼び覚ました記憶

          エジプト入りした翌日は体調を慣らすため、予定のないvoidの日であった。遅めの朝食で隣り合わせたラクソーというナイルの上流の街に住む女性と話していたら、彼女は蜜蜂とコミュニケートし、そのヒーリングエネルギーを授かっているのだという。蜜蜂といえば、エジプトではミイラと共に紀元前に埋葬された蜂蜜が発掘されているし、象形文字にも蜜蜂がたくさん描かれている。蜜蜂、インフィニテイ、蜂蜜の薬効、蜂のダンスと音。キーワードが琴線に触れて、彼女のセッションを受けることにした。旅は普段なら躊躇

          エジプトの蜜蜂が呼び覚ました記憶

          カイロ〜砂漠の月

          フランクフルト経由でカイロ空港に到着したのはマウイを発ってから33時間後、現地の真夜中過ぎのことだった。 今回の旅は女性ばかりの9人グループ。” Journey into the Heart of Egypt” というコンセプトで組まれたリトリートツアーで、エジプト、マウイ、カリフォルニアから集まったアメリカ人以外には日本人が私のみ。9人のうち知り合いは1人しかいない。年齢層は20代前半から50代後半まで。離婚経験者6人、魚座4人、レズビアン2人で、皆我が道を行く個性派ぞろ

          カイロ〜砂漠の月