自己満イラストを卒業する日〜イラスト制作過程と思考〜
イラストレーター・はヤせあヤき です。
今回は、アパレルブランドのアートコンテストに応募するにあたっての
制作過程とその過程で考えたことをまとめています。
目次
⒈【feast】アートコンテストに応募するまで
⒉作品ができるまで〜ラフから完成まで〜
⒊自己満で終わらせない作品創り
⒋最後に
画像をたくさん盛り混んで、記事が長くなってます。
コンテストの経緯や制作過程も見てほしいんですが…
この記事のテーマの核となる
ブランドイメージ×自分の感性×◯◯◯◯に合わせた◯◯◯の提供
◯◯て何???
気になる方、今すぐ知りたい方は、すっ飛ばして
目次⒊自己満で終わらせない作品創り をご覧ください。
#⒈【feast】アートコンテストに応募するまで
このイラストを描くきっかけになったのは、とあるブランドのツイートがきっかけです
【feast】って何?【ハヤカワ五味】さんって誰? という方に説明
【feast】…「シンデレラバスト」(いわゆるバストが小さい方)向けのランジェリーを展開されているアパレルブランドです。通販・ラフォーレ原宿にある実店舗にて販売されています。
【ハヤカワ五味】さん…feastを立ち上げた経営者。株式会社ウツワ代表取締役。「シンデレラバスト」という新語を発信させた方でもあります。
実は…
\\私は「シンデレラバスト」の持ち主です//
(特に私自身隠している訳ではないのですが)
思春期の頃からずっと下着に苦しめられてきました。
161cmで小柄ではない私がユニクロのSサイズのブラトップでさえガバガバなんですよね〜(涙)
(※ブラトップは超優秀ですし愛用してます)
ほんとバストが小さいと、可愛い下着は選べない・着用できないが当たり前で
下着選びはここ数年放棄してました。
しかし約1年前に【feast】を知ってから、可愛い下着を選べる??ホンマに??
っていう感情が沸々湧いてきて。すっかり私の推しブランドと化しました。
そんなこともあって、このツイートを見た瞬間
ってなりましたよね\(^^)/
さらにグランプリになるとラフォーレ原宿店でイラストを展示してもらえる!
迷わずこのアートコンテストに応募する!ってなりました。
そして運が良かったのか、ハヤカワ五味さんが大阪でセミナーされると知り
こちらも迷わず参加。
経営者向けのセミナーで、私は場違いだったかも…
ですが、ブランド立ち上げるまでの経緯や現状を知れて
ますます描く意欲が増しました!
#⒉作品ができるまで〜ラフから完成まで〜
《ラフ》所要時間:約半日
ラフは、思いつくままにまとめて描いた中の一枚から抽出。
私の場合ラフは鉛筆で描く方が線の迷いがなく、気持ちよくアイディアがでます。
ちなみに、A4サイズの紙やクロッキー帳に
こんな感じでラフを描いてます(^^)
《下書き》所要時間:約2日
頭の中で整理しながら、iPad Proで下書き。
頭フル回転で手を動かしていきます〜
アートコンテストでは「贅沢・ご馳走」をテーマに募集しています。
さらに、ブランドのイメージに合わせたイラストが求められています。
商品やwebサイトをじっくり観察。
そこで私が考えたキーワードは
◾️テーマが【贅沢・ご馳走】とはいえ、日常から少しだけ離れたくらいの贅沢さが良い(ファンタジー過ぎると実在するブランドが現実味にかける)
◾️webサイトのトップページみて【ピンクから水色】のグラデーションの入ったイメージカラーがkeyになりそう
◾️【feast】の魅力を伝えるには、商品そのものを描く方がストレートに伝わるのでは?
と、色々考えながら下書きしたのが、こちら ↓
肌が多く露出しているので、違和感ないようデッサン頑張ってます。
背景はこんなイメージかな?ってくらいに留めてます(清書のときに描き込むスタイル)
《清書・色塗り》所要時間:約10日
絵の具で塗っても紙がヨレないように板に水彩紙を張って
鉛筆で線を描き、その後人物を塗っていきます。
アクリルガッシュという絵の具で塗っていきます。
いつもは絵の具の水分量少なめで厚塗り気味で塗っているのですが
今回は絵の具の水分量多めで透明感あるように薄く伸ばして塗っていきます。
背景を描きこんで塗っていく
(人物の塗りが失敗しても背景描いてなかったらショックは少ないという作戦でいきました。が、失敗しなかったので、このまま背景描きたしていきました)
完成
スキャン、画像調整したものです
そして、肝心のアートコンテストに応募して完了!
お疲れ様でした〜\(^^)/
って、
ちょっと待って!
描いて満足!!って、これで終わりじゃないんです!
ここから先は、このコンテストを応募するにあたり核となる考えを書いています。
↓
↓
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#⒊自己満で終わらせない作品創り
イラスト描いてる人って、SNSやpixiv等で発表されてますよね?
1人で描いている時ってそれで完結すると思います。
今回はアパレルブランド、いわゆる企業さんが前提にあるんです。
◾️作品をまずみてもらいたい人は誰なのか?
◾️見てもらった人の先に何を期待してもらえるか?どうなってほしいのか?
企業さんがどんな場面でイラストを使用するのかイメージしてもらいやすいように、こちらからいつでも提案できる姿勢でいること。
また、自身のポートフォリオ制作の下準備も兼ねて考えてみました。
◾️webサイトのバナー等イメージ画像で使用されるなら?
◾️リーフレットなど紙媒体で使用されるなら?
◾️看板などのアイキャッチになるようなものに使用されるなら?
など、色々と想定しています。
試しに私が勝手にデザインしてみたものが、コチラ。
さらに、こんなことも合わせて考えてます。
色々考えてます、マジで。
ここまでお伝えしたことで、お分りいただけたかと思いますが
イラスト一枚描くだけで、頭を使って手を動かして、地味にハードなんです。
創作活動の一環で、かわいいと思ってもらいたいなら自分の感性をぶつけて創りあげればいい。
しかしイラストレーターの立場として、ただの自己満で終わらせない、
次へ繋げるための創造が人と差をつける工夫となると考えます。
ここまでのお話を総括すると
ブランドイメージ×自分の感性×ブランドに合わせた具体案の提供
私はこの3つを核として考え、制作しました。
#⒋最後に
ここまで長々書いといて、私が一番に言いたかったことは
ズバリ
\\【feast】とお仕事がしたい!!! //
言っちゃいましたが、これに尽きます。
だから、人一倍(だと自負してます)考えて制作しました。
この記事を読んで応援したくなった、あなた!
コンテストはツイッター上で行われていますので、
RTやいいね♡で応援していただけると嬉しいです( ; ; )
(すでにたくさんのRTやいいね♡が付いていて嬉しいです、ありがとうございます!!!)
ふぅ、長かった…
以上です。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました(^^)
はヤせあヤき
お問い合わせ先:ayaki81hayase@gmail.com
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