【はじめてのスパイスカレー】カレー粉から作ってみる

【カレー】

これほど世の中で安定的に
愛される食べ物はあっただろうか。

老若男女問わず
誰しもが愛する「カレー」

小さい頃
「今日の給食はカレー」
となるとやっぱり嬉しかった。

家に帰ってみると
「夕飯がカレー」
なんてこともざらにあったけど、

「カレーなら何食続いてもOK」

【謎の特別ルール】が適用されていた。

【謎の特別ルール】は未だに残っていて
我が家でカレーを作って
まさか1食で終わることがあろうものなら
暴動がおこるんじゃないか

特に主人の。

「何食べたい？」
と聞くと
「カレー」
が真っ先に出てくる。

「子どもか！」

ついつっこみたくなるけれど、
やっぱり食との思い出は
【子どもだった頃の思い出】と強く結びついている。

きっと
食には家族との思い出がいっぱい詰まっているから。

そこには
あたたかい食卓の思い出が詰まっているから。

たくさんの感動と共に
記憶にしまい込まれているから。

だから
子どものときの鮮烈な思い出には勝てない。

だからこそ
今【子ども真っ只中】の我が家の子どもにも
後々まで残るような思い出を作ってあげたい。

子どもが大きくなってから
母親を思い出すときに
楽しい食卓の場面が目に浮かんだら
【私の勝ち】

数十年後にはどうなっているかな・・・。

なんだか楽しみ。

最近は
私の人生においても【食探求が止まらない】

そして
【ロマンティックが止まらない】

いやいや、これ本当。

もはや【食にロマン】を感じているのかもしれない。

だから今こんなに【食に夢中】なんだ。

そして

この間ついに

「スパイスからカレーを作る」

に挑戦しました。

スパイスカレー

一般的には「カレー」というと
市販のカレールーで煮込むカレーがメジャー。

我が家も例にもれず「カレールー派」

スーパーに行くとカレーコーナーがあって
所狭しと様々なカレーが並んでいる。

買うときに裏面を見るのは我が家のルーティーン。

市販品を見ると大抵のものは
そっと棚に戻したくなる。

そんな中で自分の許容範囲のカレールーを探す。

近所のスーパーにはないので、
しばらくはネットで買うようになっていた。

そんなある日。

「わざわざ毎回ネットでルーを買うくらいなら
ルーを使わないカレーが作れないものか」

ひとつの議題がわきあがった。

そして私の探求が始まる。

調べてみると
ルーを使わないカレーは
カレー粉を使うようだ。

本格的なスパイスを使うカレーも
手順は思ったよりは簡単そう。

「スパイス」

薬膳を学ぶようになってから
ものすごくこの言葉に反応するようになった。

「スパイスとカレー・・・これだ！」

次の目標が決まった瞬間だった。

まずは完全なる初心者なので
セットになっているものからお試しすることにした。

近所のスーパーで見つけた
スパイスのメジャーGABANの
「手作りのカレー粉セット」
から始めてみることにする。

はじめの一歩は軽く。

ずぼらの基本。

カレー粉の素を作る

GABANのカレーセットの中身。

まさかの20種類。

いきなり20人クラスの担任になったら覚えるまで大変だ。

手に余る感があれども、
幸い向こうが選んでくれた選抜メンバーなのだから
全部を混ぜればいい。

ただし
子どもがいるから辛みは極力減らすことにした。

協議の結果、辛みのもととなる
カエンペッパーとブラックペッパーは選抜から外された。

ジンジャーくらいはOKとした。

また何か別の場面で活躍してもらえばいい。

綺麗道選抜 全18種類の粉でカレー粉を作る。

1、はじめにボールにすべてのスパイスをいれ軽く混ぜ合わせる。

危うくくしゃみをしそうになった。

２、フライパンに油大さじ1を入れ、スパイスを入れ弱火で加熱。木べらで5～6分炒める。

香りが広がってきた

３、冷めたらカレー粉を密閉容器に移す。

できた。

ただ混ぜただけなのに
なぜか魔法の粉のように見えてくる。

「カレー粉」というものが存在するわけではなくて、
数種類のスパイスを混ぜて初めて「カレー粉」になれる。

考えてみれば当たり前なんだけど、
今ここでようやく腑に落ちた。

好みに応じて変えられる。

つまりカスタマイズ可能。
そして研究しがいがある。

またもや探求したい対象が増えてしまった。

まだまだ探求の旅は長い。

長くなったので、カレー作り編はまた今度。

綺麗道（きれいどう）

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