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平たい悪魔!ずぼらなのに血迷ってラザニアを生地から作ってみた話

学校休校してから2週間以上が過ぎようとしています。
休日もほとんどおでかけできない。

さすがにフラストレーションがたまってきたところ。

「ラザニア食べたい・・・」

突然湧いた思い。

でも今は外食も控えている。

家にずっといる息子にたまには違うもの食べさせたい。

そしてなにより私がラザニア食べたい。

ラザニア

ラザニア

ラザニア

食べたい。

なんとなく作り方を調べてみると思ったより簡単そう。

・・・作ってみようかな。

それは悪魔のささやきだった。


1、ラザニア生地の作り方

●薄力粉 100グラム
●強力粉 100グラム
●卵    2個
●オリーブオイル 大さじ1
●塩    小さじ1/2

①ボウルに、薄力粉・強力粉・塩を入れてよく混ぜる

②真ん中をくぼませ、溶き卵とオリーブオイルを入れる

③菜箸で、外側から生地を混ぜ合わせる。
ある程度まとまってきたら、手でこねる。

④生地をラップで包み、冷蔵庫で1時間ほど寝かせる。

⑤打ち粉をした台の上で、生地を1ミリくらいの厚さにのばす。

⑥生地はゆでるとふくらむので、小さめに切る。

⑦鍋に湯を沸かし、5分くらいゆでる。


材料も家にあるものでできるし、なんか難しくなさそう。

うん、やってみよう。

知らないことに挑戦するのも楽しかろう。

2、実際に作ってみた

工程通り順に進めていく。

粉をこねるまでは、タルトと一緒じゃん♪
簡単タルトを作ったことがあるからノリノリ。
作業はすいすい進んだ。

あとは生地を寝かせてっと。

ごはんの1時間前くらいからのばしていけばお昼にちょうどいいね。
軽く考えていた。

時間まで生地を寝かす。

そしてのばす工程に入る。

台といったらまな板しかないから、その上でやればいいか。

打ち粉も後が大変だから、ラップを敷けばいいかな。

生地をめん棒でのばしていく。

そこで気づく。

1ミリの厚さって案外薄いな。(当たり前)

薄くしようとどんどん広がる生地。
明らかに足りなくなっていくまな板の幅。

やっと気づく。

まな板の上で大きな作業はできないってことに!

けっこう生地が広がったあとだった。


じゃあ、生地を半分に切ってそれをのばせばいいな。

残りの生地はおいといて・・・

画像1

見よ!このずぼらっぷり。


今度は半分になった生地をのばしていく。2回目ののばし作業。

みるみる広がる生地。
まな板から飛び出しそう。
でもまだ生地は厚すぎる気がする。

まいっか。
多少厚くてもなんとかなるっしょ。

バットにおいて、包丁で切る。

さて、もう半分も・・・

のばして、包丁で切る。

そしてバットの上に重ねていく。

よし、大変だったけど、あとはゆでるだけ!



湯が沸いた鍋の中に生地を投入!!!

しようと思ったら、
生地同士がくっついてはがれない!!


これはピンチ!!


あのとき、打ち粉をしていれば・・・

あのとき、生地同士を重ねなければ・・・

そもそもまな板でやろうとしなければ・・・

後悔しても遅かった。

ずぼらが招いた悲劇。


びたびたにひっついた生地をはがすと、
それはもう無残な姿。

でろんでろんの何者かわからないものたち。


このままでは修復不能。

ここにきてやり直すことになった。



仕方なく、
ちぎれた破片たちをもう一度めん棒でのばしていく。
これで3回目ののばし作業。

ぎょうざの皮のように、1枚1枚のばしていく。


はじめからこうするのが正解だったな・・・。

そう、小さければのばす手間も少なく、
まな板の中でおさまる。
処理も楽だったのだ。

今更気づいた。

自分のずぼらを呪った


しかし、1枚ずつのばしていくのもかなり骨が折れる作業だった。


のばしても

のばしても

のばしても

終わらない。

それはまるで賽の河原の光景。


何枚やっただろうか。

まだ待っているぐだぐだの生地たち・・・。



ひたすらに

のばしてはゆで

のばしてはゆで




もうすぐ終わる。

その頃には心が叫んでいた。

「この平たい悪魔め!!!」

実際は外にもこの声はもれていた。


そして1時間近くに及ぶ格闘の末

ラザニア生地ができた・・・。

画像2

この形。まさにずぼラザニア!


やっとできた!!!

でも、ラザニア山の山頂まではまだ遠い。

なぜならミートソースとホワイトソースを重ねる作業があるのだ!!!


なんでこのメニューを選んだんだろう・・・

本気で自分を呪った。


幸い、ホワイトソースは昨日作っていた。

ミートソースも生地をゆでる間になんとか作っていた。


あとは重ねるだけ。

でも、何度も生地をのばすことによる疲弊感が襲う。

もうやる気も虫の息となっていた。

でも子どものために、お昼を食べさせなきゃ・・・

お昼時間はとっくに過ぎていた。

母としてやるしかない!!


生地といえるのか微妙なべろべろな平たいやつ
と2種のソースを重ねてチーズを上にのせて・・・

やっとオーブントースターへ入れることができた!!!


ここまで長かった。

お店の人は本当にすごいなと思った。

どんだけ手間がかかるんだよ。ラザニアめ・・・。


そうしてできたのがこちら。

画像3

盛りつけもずぼら!崩れたものも一緒に盛る。

画像4

断面はこんな感じです。


作ってみて思いましたが、

生地は買ったほうが良い。


餃子の皮とかでもできるらしいし。

ホワイトソースにミートソースも作るとなると
ずぼらには工程が多すぎる。

先に気付いていれば・・・


せめてこの気持ちの成仏のために
noteで書いてみた次第です。


ここまで読んでいただいた方

本当にありがとうございます!!


【追伸】

でも、味は美味しかったですよ!

生地の厚みのアンバランスもご愛敬。


子どももたらふく食べてくれました!

母のおつとめこれにて終了。

お疲れさまでした。


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