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細い=美しい?

「細いから何でも似合うよね」

そんなこともありません。

嫌味みたいになってしまうのが嫌で、
あまり言いたくないのですが。

細い人には細いなりの切実な悩みがあるんです。

わたしの実体験を少し。

拒食症でもないのに、病気でもないのに。

「気持ち悪い」
「ちゃんとご飯食べてる?」
「色気がない」
「ダイエットしてるの?」
「そんなに細いと難産だよ」

まるで異常者かのような目で見られる。
悲しかった。
つらかった。

わたしは普通だよ。

どうしてわたしが
こんな思いをしなければならないのだろう。

わたしは何かしましたか?

なんでもない一言の積み重ねで自身の存在価値が存在理由がわからなくなっていった。

生まれつきのものはどうしようもないのに。

世の大半の女性は細くあるべき、
あろうとしている。

それは誰のため?何のために?

細くなれば全て解決しますか?

生まれつきのものは変わらない。

細い=美しいわけではないとわたしは思う。

ひとりひとりがもつ身体の特徴は
顔や考え方と同じように個性そのものである。

痩せてたっていいやんか。

贅沢な悩みなのかもしれない。

それでも理不尽に傷つけられる道理はない。

ルッキズムに囚われた社会を
ファッションの力で変えたい。

ありのままの自分で
普通に生きていける社会を作りたい。

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