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怒りっぽい自分になりたくない、なら。

この記事を読んでくださっている皆さんは、今、誰かに、何かに、怒っていたりしますか?
プライベートでも仕事でも、怒りという感情は、嬉しい楽しいプラスの感情と同じようにいつも近くにあるのではないでしょうか。(そうでもない?私だけ?😇)

私は子供の頃から、自分の怒りを人にぶつけるということがあまり、ありませんでした。それが良いことなのか悪いことなのかはわからないけれど、人に当たらなかった分、一人モヤモヤとしてしまうことが多かったです。そしてそれは今もあります。
(怒りをわざわざぶつけませんが、私を知る人からは顔と語気に出やすいとよく言われます🙄ごめんなさい)

怒りというとちょっと重い印象があるので、イラッとするという表現を使ってみますね。
私のイラッとする瞬間は日常生活のふとしたこと、仕事で起きた問題に対してなどなど、タイミングは本当に様々で、突如としてやってきます。

そしてこのイラッとすること、それ自体がすごくストレスに感じていました。怒りの原因に腹が立つのではなく、イライラした感情を持ってしまう自分が許せず、精神的な負担になってしまうのです。
このことから私は、なるべくイライラしたくない、どうしたら怒らず済むようになるんだろうと、割と真剣に考えました。

そんな時に出会ったのが、脳科学者 中野信子さんの著書「人は、なぜ他人を許せないのか?」です。

この本の中では脳科学から見た怒りの原因について様々な角度から書かれていて、読んですっきり!怒りへの向き合い方が変わりました。
(私の向き合い方は最後の方にまとめますね。)

この本を初めて読んだのはコロナ禍になるずっと前、6年ほど前になるでしょうか?読み終えてからの私は、怒りの感情が沸いたら中野さんの本の内容を思い出し、冷静になれました。
ただ、その対処法を思い出しても感情が溢れる時があります。
そんな時は友人や会社の同僚に話を(というか愚痴を)聞いてもらい、なんとか心穏やかに過ごすことができました。

しかし、時代はコロナ禍となりました。
さらに私は転職をし、フルリモートが可能な職場になったことで、人と全く会わなくなってしまったのです〜!!!さみしいー!!

コロナ以前の働き方では、休憩室で誰かとバッタリ会い、お茶を飲みながらお互いの近況を話して愚痴もちょろりとこぼし合う。
そんなことが出来ていましたが、今は機会も場所もありません。
あの時間、ほんとにほんとに必要な時間でした。。
特に自分の仕事内容と関係ない同僚と話す時間が、楽しかったし心地良かったなぁ。。。☕️

人恋しいのでちょっと過去を懐かしんでしまいました。

さて、人と会わなくなったので、愚痴れません。小言をこぼせません(笑)自分しかいません🤗

だから最近は、中野さんの本の内容を必死に思い出し、冷静になるように心がけています。

この本の中で私の頭に残ったことが、

「怒りの感情が起きる原因は、自分にとって不利益なことがあるから」

です。このような文章のまま書いてあったわけでは無いのですが、、。
何かに怒ってしまう。それは突き詰めれば、怒りのその先に不利益を被ってしまう自分がいるからなのです。(正義中毒はまた違うお話…)

例えばクライアントからの突拍子もない依頼が続き、イライラ…。
この場合は自分の時間が消費されるという不利益が生じることからの怒りです。(または、その依頼が自分では解決できないため生じる怒り)

だから私がなにかに「むっ!」と怒りの感情を持ってしまったときには、思考の癖付けのような感じで「私の感じる不利益ってなんだろう?」と思うようにしています。
そうすると、「私の時間が取られるから腹が立ったんだな」とか、「私には難しくて解決できなさそうだから怒ってしまったんだな」など、理由が見えてきます。

この癖付けのおかげか、怒っている人を見ると
「あぁ、この人にとって不利益なことが起こっているんだな」
と見るようになりました。

同僚に愚痴をこぼして感情を浄化させる効果に勝るわけでは無いかもしれない(笑)、けれど、最近は「むむむ!」の時にはすぐに、思考の癖付けで対応するようにしています。割と落ち着きます(^^)

少し話は変わりますが、
女性は「不安」、男性は「頼りにされる」ことで怒りを感じてしまうらしいですよ?↓面白い記事があったので、興味のある方はぜひ。

↓脳科学的な観点からの怒りのメカニズムについてはこちらから。

怒りの話とはまた別ですが、しあわせホルモンを増やすべくセロトニンを意識して取りたいなと思っているので、朝バナナ生活をしています🍌

毎日たのしく仕事したいです!😘

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