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産休中の1日。美術館巡り。

産休3日目。母と祖母と3人で博物館・美術館をはしご。
自営業をしている祖母、外に勤めている母、そして私の3人で出かけることって…今思い返せばほとんどないので、新鮮な1日。

高志の国文学館

まずは、10周年記念企画展の「百人一首-和歌と美の世界 展」へ。
実は、小学生の頃は百人一首が大好きで、校内の大会でも1位をとったほど。これは産休に入ったら絶対行きたい!とあたためておいた展覧会。
ここでは百人一首に関する貴重な資料が展示。いくつか歌の解説なんかもあって、じっくり堪能。

高志の国文学館。ガラス張りでとってもきれいな施設。

好きな百人一首投票コーナーもあって、1位は…
「久方の光のどけき春の日に しづごころなく花のちるらむ」だったみたい。私は、「見せばやな 雄島のあまの 袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかはらず」が昔から好きだなぁ。

展示会でハッ!とさせられたのは、
「君がため惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひけるかな」の作者・藤原義孝は、この歌を詠んだ後、21歳の若さで亡くなっているということ。
100首それぞれ作者がいて、それぞれに生きてきた背景があると実感させられ、ちょっと百人一首について勉強したくなった気もする。


富山県水墨美術館

次は、CMでもみて気になっていた「花のお江戸ライフ-浮世絵にみる江戸っ子スタイル」の展覧会へ。単なる浮世絵の展示ではなく、当時の江戸っ子のライフスタイルがわかる、ペット、食、趣味なんかのテーマごとに展示。

江戸時代の宿のグレード(本陣、旅籠、木賃宿)、お歯黒の習慣や髪の毛の洗い方など…「へぇ~」って解説が多くて見ごたえあり。
なかでも1番気になった浮世絵は、眉毛の毛抜きをしている女性の絵。
どの時代も一緒なんだなぁ…と。

水墨美術館。ガラス張りの廊下が開放的。お庭も素敵。

美術館巡りしたあとは、近くの喫茶店でランチ。
パン、オムレツ、サラダ、コーヒーの朝食みたいなランチ。
とっても充実した1日だった。





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