見出し画像

ビジネスパーソンのパフォーマンスを改善する、今注目のメソッド”コンディショニング”とは

こんにちは、ビジネスパーソンを支えるコンディショニングサロン、b{stoic(ビーストイック)です。b{stoicでは、パーソナルジムを立ち上げたいと考えている方に向け、コンサルティング、トレーニングメニューの監修を行っています。

2021年11月、名古屋市にオープンしたパーソナルジム「synca(シンカ)」も、b{stoicがメニューの監修を手掛けるジムのひとつです。

今回は、syncaのオーナーであり、プロサッカー選手でもある中谷 進之介さんと、b{stoic代表トレーナー・姿勢改善の専門家 鈴木 孝佳の対談の様子をお届けします。今注目のメソッド「コンディショニング」についての熱いトークを、ぜひご覧ください。

中谷 進之介(なかたに しんのすけ・右)
千葉県佐倉市出身・J1名古屋グランパス所属のプロサッカー選手。2014年、柏レイソルトップチームに昇格。2018年、名古屋グランパスに完全移籍。2021年3月18日、国際親善試合およびFIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦のメンバーとして日本代表に初選出。パーソナルジムsynca オーナー。

鈴木 孝佳(すずき たかよし・左)
b{stoic 代表トレーナー。姿勢改善の専門家 。 脳神経学・機能解剖学・運動生理学・栄養学など幅広い知見に基づき、アスリートやアーティストをはじめ述べ10,000人以上に指導。大手企業での講演、専門家へのセミナー、書籍執筆、メディアの監修など活動は多岐にわたる。著書に『全人類、背中を丸めるだけでいい』『ねこ背を10秒で治して人生を変える! 』『疲れない体を脳からつくるボディハック』など。

ビジネスパーソンが最大限のパフォーマンスを出すために。

画像1

——中谷さんはサッカー選手、鈴木さんはパーソナルトレーナーということで一見つながりがなさそうにも思えます。おふたりはどこで出会ったのでしょうか?

中谷:僕がサッカー選手としての確定申告などの業務をお願いしているのが、b{stoicさんの母体であるセブンリッチ会計事務所(以下:セブンリッチ)だったんです。

セブンリッチさんから「セカンドキャリアに向かって何か事業をやった方がいい」と言われていて、その中で自分につながりがあるのは何かな?と思ったとき思いついたのがトレーニングでした。

それをセブンリッチの税理士さんに話したときに紹介してもらったのが、b{stoic代表トレーナーの鈴木さんでした。

——なるほど。おふたりは「コンディショニング」を主軸としたジムをそれぞれ運営していらっしゃいますよね。特徴を教えてください。

鈴木:b{stoicは「人の元々持っている機能を取り戻す」ことを目的としたパーソナルジムです。そのために運動とトリートメントと栄養を3つの柱として、お客様へサービスを提供しています。

中谷:syncaは「サッカー選手として僕がやっているメソッドをビジネスパーソンに向けて落とし込む」ということをやっています。

普段、僕がやっているトレーニングをビジネスパーソンがそのままできるか?と考えると難しい部分もあるため、syncaではその一歩手前である、「トレーニングの準備段階」にフォーカスし、提供しています。この部分がコンディショニングと言われるものです。

——トレーニングの前段階なのですね。

中谷:そうです。プロのアスリートは、スクワットやベンチプレスなど、ある程度の重さの伴うトレーニングを行います。しかし一般の方には、まったく同じトレーニングは必要ないし、人によってはそもそもできない。まずはコンディショングを通して身体の状態をフラットに戻して土台をつくり、そこから一人ひとりに合わせたトレーニングする、という流れになります。

——鈴木さんからは「トリートメント」という言葉が、中谷さんからは「コンディショニング」という言葉が出ましたが、この二つは近い考え方なのでしょうか。

鈴木:これは僕の考えなのですが、コンディショニングは「状態を整える」ことを指すと思っています。たとえば、この日に試合があるから、当日に体調のピークを一番良い状態に持っていく。そのためには、トレーニングだけでなく、睡眠管理、日々の食事のケアなど、広い意味でさまざまなものを「整える」必要がありますよね。そういったすべての行為を、コンディショニングと呼んでいます。

——何かの一部を切り取って、コンディショニングと呼ぶわけではないということですね。

鈴木:おっしゃる通り、トレーニングの一部を切り出して「コンディショニング」と呼ぶわけではなく、広い概念としてのコンディショニングです。b{stoicに来てくれる人はビジネスパーソンが大半です。その方々が、日々仕事のパフォーマンスを発揮できるには、何が必要なのかーー。

そう考えたときにベストな道筋は、ストレッチだったり、鍼を使ったケアだったり、栄養バランスの取れた食事を取ったりすることだと思うのです。ある人にとっては、それが重りやマシンを使ったトレーニングかもしれません。

▼b{stoicで始めるコンディショニングは「コンディションドック」から

病気予防の手段として、運動は最適だけれども……。

画像3

——「コンディショニング」が身体の状態を整えるための取り組みを広く指すということは理解できました。ただ、なぜビジネスパーソンにとってコンディショニングが必要なのかピンときません。アスリートは試合や大会といった大きな目標がありますが、ビジネスパーソンにはそういうものはないですよね……?

鈴木:たしかにビジネスパーソンには、アスリートのようにわかりやすく「この日が勝負」といった目標はないかもしれません。しかし、ビジネスパーソンは、頭の中で思考したものを日々パソコン、デスクに向かって出力しますよね。つまり、毎日が「小さな勝負の日」であると考えることもできるんです。

ところがビジネスパーソンのパフォーマンスは、勝ち負け、走った距離、数値で測れるアスリートと比べると具体的に評価しにくい。つまり、自分のパフォーマンスを客観的に評価できないということです。

客観的に評価できないがゆえに、コンディションの良し悪しに気づきにくく、コンディショニングをしようと思わないという課題があります。

中谷:コンディショニングの概念は広いので、日々の生活の中で無意識にやっていることも多い思うんです。ちゃんと寝る、3食ご飯を食べる……。でも、意識的に運動をできている人は実はとても少ないんですよね。

鈴木:健康長寿を阻害する要因として挙げられている生活習慣病や、三大疾病に数えられる心疾患・脳血管疾患を防ぐためには、適度な有酸素運動を習慣化することが効果的とされています。一方、わかっていても自ら進んで取り組むことは難しい。ビジネスパーソンにとっては、運動をせずとも日常生活には影響がなく、すぐに病気になるわけでもないからです。b{stoicお客様の話を聞いていても、なかなかとっかかりにくいものだと感じます。

ただ、プロのトレーナーとして、睡眠と栄養に運動をプラスすることで得られるものは大きいと感じています。。短期的に見ると、肩こりや腰痛の軽減かもしれないですし、中長期的に見ると病気を予防できる。「睡眠・栄養・運動」の三位一体のコンディショニングには、計り知れないメリットがあると思います。

マッチョ体型を目指すジムよりも「整える」ジムへ。

画像2

——世の中の流れとしても、以前は体を大きくするためのジムが主流でしたが、最近では「整える」「フラットな状態を作る」といったコンディショニングに注目が集まっています。その理由をどのようにお考えですか?

鈴木:近年モノ消費からコト消費に、社会の流れが変わってきていますよね。モノを買うことよりも、旅行・食事・習い事などのコト(=体験)が重視されるようになってきました。

体験を価値あるものにするためには、自分の身体が健康でないと「体験できない」「楽しめない」ですよね。さらにこの2年ほどはコロナ禍で家にいる時間が長くなってきて「運動をやらなきゃ」と思う人が増えた。でも、身体に痛みがあったり、調子が悪かったりすればそもそも運動なんてできません。

そのようにいろいろな要素が組み合わさって「まずは身体の調子を整える」「マイナスの状態をゼロに戻す」ことが注目されていているのだと思います。

中谷:僕は、コンディショニングをテーマにしたsyncaを11月にオープンし3カ月ほどやらせてもらっていますが、今後「コンディショニング」という言葉をどのように広げていくかは、まさに模索しているところです。

たとえば「ダイエットをしたい!」と思っている人がいるとしたら、まず探すのは短期間で痩せられるジムとか、筋肉をつけられるジムですよね。

でも、必ずしもダイエットをしたから健康になれるというわけではないし、ちょっとくらい太って見えてもとても健康な人もいる。外見にとらわれない「その人にとって本当に健康な身体」を手に入れるためには、やはりコンディショニングが必要です。そんな風に、コンディショニング=健康の土台を作るものだ、という正しい認識を広げていきたいなと思っています。

——それでは最後に、中谷さんはsyncaについて、鈴木さんはb{stoicについて、未来の展望を教えてください。

中谷:まず、syncaに来ることで自分の身体を知って、自分の身体の変化を楽しんでほしいですね。小さな変化に気づけるようになると、日々の生活にも自然と気を配れるようになり「ひと駅分歩いてみようかな」「5分だけストレッチしてみようかな」と、自分の中から「やってみようが」生まれると思うんです。

syncaで、コンディショニングとは何か、どんなトレーニングをしたらいいのかを知ってもらったら、卒業していってもらうのでもいい。syncaの使い方は人によってさまざまなので、都度ご提案させていただきたいと思っていますが、「ここに来ることであなたの生活や、人生が変わりますよ!」ということはお伝えしたいですね。

鈴木:僕はもともと、アスリートのトレーニングを指導したいと強く思っていたのですが、とあるキッカケから一般の方にコンディショニングやトレーニングを提供するようになり、いろんな人のいろんな課題の解決にチャレンジする楽しさを知りました。

今はむしろアスリートではない人たち、世の中の95%の人たちにフォーカスしたいと思ってこの仕事に携わっています。

肩こりや腰痛があるのが当たり前で、階段を登るのもきつい。そんな風に、生活のなかに苦痛を抱えながら暮らす人たちに寄り添い、全力でサポートしたいと思っています。b{stoicを選んでわざわざ来てくれる皆さんにより良いサービスを提供し、期待に応えたいなと毎日思っています。

ぜひ一度、b{stoicに足を運んでみてください。あなたに合ったコンディショニングの方法を、提案させていただきます!

b{stoicでは現在、自分の身体の状態を深く認識するためのテスト「コンディションドック」を提供しています。身体のコンディションを整えるためには、身体の状態を正しく知るのが第一歩。ご興味のある方は、ぜひ下記リ記事をお読みください。

▼お申し込みはこちらから