大切なこと ~補完・代替医療に頼るとき
こんにちは。
今日もご訪問ありがとうございます。
補完・代替医療のお話の続きです。
お時間よろしければご覧くださいませ。
(↓前回のお話はこちら↓)
|大切なこと
フラワーエッセンスにせよ、ホメオパシーにせよアロマにせよ、私たちの日常をちょっと楽なものにしてくれる・気分を落ち着かせるという点では、どれも有用なのだと思います。
また、鍼灸やマッサージなどは肉体面への働きかけが得意。
これらの中には今やセルフケアとしてだけでなく、補完医療とか代替医療として認知され、実際の有用性が認められたものもあります。
ただ、体に取り込むもの、肌に直接触れるものは、なによりも安全安心であることが大前提。
補完・代替医療にご興味がおありの方がいらっしゃれば、ご検討の際に気をつけておいた方がよさそうなことを書いてみました。
あくまでも私の個人的な見解ですので、ご参考程度にお読みくださればと思います。
👱♀️ 誰から得るか
もしもフラワーエッセンスをご希望の方であれば、まずフラワーエッセンスを扱っているお店や人を探すと思います。
その際、こうした目に見えない類のものは特に
誰から得るか
について、よくご検討されることをお勧めします。
幸い現在ではフラワーエッセンスを扱う人も増えてきた上にオンライン化の流れもあって、全国どこにいても誰から得るかを選べるようになってきました。
たとえ副作用が全くないとされるものであっても、なんとなく信じられない人だな…とか、フィーリングが合わないな…等、不安がある相手から得たのではその効果も下がってしまいます。
特に、目に見えないもので科学が追いついていないこのようなエネルギー分野は、ごく稀に(えっ、、、ちょっと…)っていうお人が紛れていらっしゃるのも事実。
私自身がなにかセッションなどを受けるにあたって、誰から得るかを選ぶ際には、直観に加え、この人なら任せても良いかどうかという見分けのポイントがあります。
それは、その方自身が偏っていないか?という点。
どんなにいいものを持っていたとしても、
のは、中庸とはいえません。
前回の記事で取り上げたホメオパシーに関する痛ましい出来事も、(実際のところはわかりませんが)裁判の記録等を読む限りでは、助産師さんが偏った考えに囚われちゃってたんだろうなと想像します。
どんなにモノは良くとも、コレはこうじゃないと!と、こちらに選択の余地を与えず畳み掛けるように強い縛りをかけてくるような人は、どこの分野にでも一定の割合でいらっしゃいます。
そういう方の重いエネルギーに触れることによって、どんなに良いものであったとしても方向性が変わってしまう…なんてことがあったりもします。
ホメオパシーの事件はまさにそういう感じだったかもしれません。
ただし、お人によってはそういう重いエネルギーこそが現実を力強く牽引してくれることもあります。なので、当事者であるご自身が重いエネルギーをもOKとするならば、他人がどうこういうものでなく、別にそれでいいのです。
重い軽いはただの重い軽い。良い悪いではありません。
どっちもOK。
私はそういう重い方から受けるのは苦手なので、自身のセラピーを依頼するのは避けるというだけのこと。
これを読んでくださっている方は、どちらかというといろんな癒しとか自己探求のセッションなんかにも多分にご興味があるのではないかな?と想像しますが、セラピストさんを選ぶ際には、まずご自身がなにをOKとするのかを軸に、慎重にお選びください。
かけがえのない唯一無二の大切な御身です。
その、大切なご自身の根幹となる心身の健康に関わることです。
それほど大事なことにサポートを依頼するには、バランスよく、いろんな面から検討して、とにかく納得できるもの・人を選ばれることをお勧めします。
納得できるかどうか。ご自身が納得の上で信頼できる相手かどうかも大事なポイント。
📢 情報の見極めを
科学が実際の現象に追いついていないためにエビデンス(科学的根拠、証拠、裏づけ)が少ない補完医療や代替医療、それらと西洋医学を合わせた統合医療(ホリスティック)と呼ばれるものについては、選ぶにあたって私たちは各自、自分で情報を精査する必要があります。
しかしこの情報というシロモノ。扱いがおそろしく難しいなと感じます。
たとえば。
【ほうれん草が体にいい】
という情報と
【生野菜が体にいい】
という情報を手に入れたとします。
じゃあ、ほうれん草も野菜だから…
【生のほうれん草をたくさん食べ】
ればいいかというと、残念ながらそうではありません。
生のほうれん草ばかり大量に食べていると、体質によっては結石ができやすく、かえって大変な思いをすることになります。
バランスが大事。
情報はいろんな方面から正しく取り、メリット・デメリットも知った上でなにを選ぶかが大きなポイント。
また、選んだ療法に自分自身が納得できるかどうか、も、とても大切です。
厚労省から下のような情報発信サイトが発表されています。
このサイトに書いてあることが全て、とか、これが真実、ということではありません。
なにかを選ぶにあたっての材料として、情報の一つとして、こういうのもあるんだ〜!と、ある程度ご参考になるかと思いますのでリンクしておきますね。
⚖️ 中庸の重み
なんらかの療法を受けようとするとき。
偏っていない施術者を選ぶのはもちろんのことですが、特にがん治療などのシビアな局面で代替医療等をご検討の方にとっては、
ご自身が偏らない
ことも非常に大切なことと私は考えています。
カタヨルは「偏る・片よる」ですが、一方で「堅よる」でもあると思っています。
闘病生活の中で、それこそ命を削るような、苦しく辛い思いをされている方が数多くいらっしゃいます。
最新の西洋医学に望みをかけて、辛く苦しい治療に耐えて長く頑張っているのに…結果が出ないことが続けば、心折れそうになるのは当然のこと。
そんな隙をつくかのように日々様々な媒体を通じて宣伝され、しきりとこちらの意識に流し込まれる「自然」を謳った各種の民間療法や補完・代替医療の数々。
様々な媒体を通して、単純接触効果を狙ってさも体に良いように宣伝される補完・代替医療にグラッと心が動くのも自然なことと思います。
でも、不安のあまり、ついうっかり行き過ぎて、頑なに西洋医学を否定したり拒否する方向へ向かってしまう方も一部にある…そんなお話を耳にすることもあります。
西洋医学の否定。それ自体は、ご本人様の信じるところに基づいた自由な意思として、最大限に尊重されてよいものです。
しかし一方で、「絶対に」「こうあるべき」「これはダメ」というのは一つのこだわり(執着)であって、重いもの。
柔軟性を欠いた頑なさ、”堅”よった状態で補完・代替医療に一縷の望みをかけても、思うような結果は出ないのではないかな…と、私個人はそう考えています。
たとえば。
明らかに骨折しているのに、西洋医学を全否定してフラワーエッセンスに望みを託されても…それはちょっと(いやたぶんほとんど)無理があります。
そこはやはり西洋医学でレントゲン撮影をし、骨折の状態や箇所を特定した上で手当てをしてもらう。痛ければ最低限の痛み止めを、炎症がひどければ抗炎症剤を。
このように西洋医学の得意とする分野ではしっかりその恩恵を受けた上で、骨折したことによる動揺や気分の落ち込みに対してはフラワーエッセンスが大変お役に立ちます。
フラワーエッセンスを利用することで前向きな気持ちになります。なので長時間ショックを受けたまま凹んでいるよりは、自己免疫力とか自然治癒力の底上げも期待できようというもの。
西洋薬は絶対に使いたくない!という方もよくいらっしゃいますが、物理的に痛みがひどいのであれば、痛みで体を硬くして耐え続けるよりも、薬でさっさと痛みをとったほうが体全体が楽になります。
心身ともに疲労が減ることによって、治癒スピードのアップも期待できます。
最新の西洋医学と伝統の補完・代替医療。
どちらにも得意不得意がありますので、そこはぜひ柔軟に!
双方のいいところをバランスよく取り入れ、どちらかにこだわることなく中庸でいるのがお勧めです。
🌎 放射線について
私自身は放射線とか普段の被曝線量に無頓着で、怖いと感じたことはあまりないのですが、周りにはよく気にしたり気をつけて生活していらっしゃる方も多いです。
健康診断や歯科、あるいは病院にかかったときに撮るX線。
電子機器から発せられる電磁波。
飛行機に乗った時に浴びる宇宙線。
ラドンなどが含まれる放射能泉(温泉)。
放射性物質というのはもともと自然界にあるものでもあって、身近なところでもそれなりに存在します。
恐れられているのは、人工の放射性物質とか、実際にとんでもない破壊力やエネルギー量を生じる、忌まわしい記憶の ”原子力” のイメージが大きいのだと思いますし、それらは現実的に恐れておいた方がいい類のものと考えます。
放射線類には有用なものもありますが、ひとたび扱いを間違えればとんでもなく害の大きい諸刃の剣。
医療の現場ではどうしても放射線治療を勧めたり推奨されることが多いかと思います。
そんなとき。放射線治療は絶対に嫌なの、放射線は受けたくない・被曝したくないの…という方がいらっしゃって悩まれるケースもよく耳にします。
受けなくて済むのであればそれに越したことはないのかもしれませんが、それしか方法が無い、と言われるのもこれまたよくあること。
読んでくださっている方を信頼し、誤解を恐れずにお伝えするならば…
治療後に被曝の影響を抑えるような働きをするフラワーエッセンスも、いくつか存在します。
これらはチェルノブイリや日本での原発事故の後、いくつかのエッセンスメーカーの創始者らによって放射能の影響を抑えるためにつくられました。
日本にも贈られて、有志の手によって幾たびか使用されたことがあるそうです。ガイガーカウンターで計測したところ、使用後には付近の線量が明らかに下がったとのこと。
生きていれば、取り返しのつかないことはないと私は考えています。
絶対にないと言い切れるかというと、そこはもう個々人の思想の違いによるところもあると思うので、もし実際に詰め寄られたら、「ごめんなさい」としか言えないのですが(弱腰か)。
とにもかくにも。
お一人お一人の置かれている状況が違うためにケースバイケースではありますが、もしも被曝が恐いという一点で西洋医学の治療をためらっている方がいらっしゃれば、被曝の影響についてはほんの少し安心してくださってもいいのかなと思います。
ただし、”被曝の影響”自体は少し抑えることができても、実際の治療場面では、放射線治療による副作用というかデメリットも当然のことながら存在します。そこはしっかりと主治医などの医療者からインフォームドコンセントを受け、コミュニケーションをとりながらよくご確認なさってください。
治療の選択肢、つまり切り札は、一つでも多く自分の手にしておくのが得策。気分的にもその方が楽かなと思います。
(と言いつつ、やっぱり普通は信じられないよねぇ、ためらったり迷ったりして当然だよねぇ…と思っている私もいます)
🖐 選んだあとに
なにを選んだとしても、ご自身が悩んで迷って苦しんで、選んで選んで選び抜いたことには、どうぞ自信を持ってください。
自分で選んだ。
自分が選んだ。
これは本当に、とてもとても崇高なことだと思います。
他の誰でもない、ご自身のご自身によるご自身のための選択。
ご自身は、ご自 ”神” でもあります。
それほどまでに大切な、自分自身の主導権。
たとえ夫婦といえど、親子といえど、決して他人に委ねてはなりませぬ!!!
そして、もし闘病中のご家族がいらっしゃる方や看病・介護などの真っ最中の方がいらっしゃいましたら。
ご本人様が選ばれたことは、どんなに心もとなく思っても、ぜひ心から尊重し応援して差し上げてください。
見守るしかできないご家族様の方が、時にはものすごく辛いお気持ちになることもあろうかと思います。愛する人であればこそ。
辛くてしかたないとき、動揺するような日々にも、フラワーエッセンスは優しく寄り添い癒してくれる心強い存在です。
なんかよぅわからんけどそういうものがあるらしい…というのを心の片隅に、しまっておいていただければと思います。
いつかなにかのお役に立てれば幸いです。
いえ、やっぱり…こんなことが役に立つ日なんて来ないのが、平凡な日々が続くのが一番いいことなのかもしれません。
ここのところ寒い毎日が続きますが、翌週は急に気温が上がる地域もあるそうです。どうぞお気をつけて、お健やかな毎日をお過ごしくださいませ。
今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
(お問い合わせ先: awatosanuki@gmail.com )
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