見出し画像

補完・代替医療のお話

 こんにちは。
 今日もご訪問ありがとうございます。

 補完医療、代替医療についてのお話です。

 お時間よろしければご覧くださいませ。 


足もとの小さなオオイヌノフグリ

|補完・代替医療とは


 歴史上、西洋医学が台頭すると、それまでの伝統医療や民間療法・中医学などの東洋医学は否定され、そのほとんどが排除さえされてきました。

 しかし、ホメオパシーや鍼灸、柔道整復や漢方など、また、中医学に関するものや東洋医学は、世界各地で有用性を認める人々によって細々と受け継がれ今日まで続いてきたようです。

 これらの治療法は、科学的根拠を旨とする西洋医学だけではカバーできない部分を補ったり、代わりに利用する医療という意味で補完医療とか補完・代替医療と呼ばれ、効果のほどや有用性が研究されるようになり、見直されてきました。
 また、西洋医学もそれ以外の治療法も全部ひっくるめて、一人の人間を総合的に診ますよという意味で統合医療(ホリスティック医療)などということばを耳にする機会も増えました。

 補完・代替医療というと、???…なんじゃそりゃ?となりますが、鍼やお灸といえば日本では馴染みがありますよね。誰もが詳しいわけでなくとも、そういうものがあるということなら皆様おそらくご存知なのではないかなと思います。


🌿 漢方の話

 
 漢方も補完医療の一つでしたが、この漢方(薬)に至っては1967年に初の健康保険適用となり、その後1970年代後半から一気に薬価収載のもの(=健康保険が使える)が増えました。

 現在では日本国内全ての医学部において、学生さんが学ぶコア・カリキュラムには漢方医学が必ず含まれているようです。
 医療現場で漢方が用いられるのは今でこそ当たり前のようですが、これ、私が子供の頃には考えられなかったような大きな変化の流れだと感じています。


 余談ですが…漢方薬も薬である以上、副作用が出ることがあるのをご存知ですか?

 効き方や作用の仕方が西洋薬と比較して穏やかなため、副作用はないと誤解されがちです。

 自己判断での安易な長期使用や何剤もの併用は、気づかないうちに弊害が生じることもありますので、時には漢方医や医師・薬剤師、登録販売者にチェックしてもらうなど、ご相談になることをお勧めします。

 過去に私も、意外なところで漢方薬の副作用が影響していたことを全く気づかずにいて、親族が何度か繰り返し体調を崩したことがあります。それで初めて、漢方といえど注意は払っておいた方がいいのだなと知りました。



 余談ついでにもう一つ。

 漢方は中国発祥と思われがちですが日本の伝統医学なんだそうです。

 古代中国の伝統医療がその昔、日本に伝わってから、長い年月をかけて日本の気候風土や人々の体質に合わせて独自の進化を遂げたのだそう。

 なお、漢方薬の大手製造メーカーさんは原料生薬のほとんどを輸入に頼っています。もう何年も前から原料をいかに安全に、かつ安定的に得るかが課題となっているようです。

 日本国内で生薬のもとになる植物を栽培できないかということで、自然豊かな四国の山間部で、耕作放棄地などを使って試験栽培がされていた…という話を10年ほど前に耳にした記憶があります。が、検索してもちょっと分かりませんでした。

 ちょうど、領土をめぐる問題で日中関係が悪化して、輸入手続きにストップがかかるなどいろいろな懸念があった頃の話だったと記憶しています。


 地方には、日本在来の生薬や、その土地に古くからあった有用植物を研究・栽培し、守り抜こうと頑張っている会社があります。

 生薬といえば奈良県が有名ですが、四国の真ん中あたり、徳島県西部にも小川生薬さんという会社があります。

 国産穀物のみで砂糖や添加物を使用せずに製造されたグラノーラは、言ってしまえば煎っただけ?のものですが…とても自然でやさしいお味。愛想のない味、なんていうちょっと自虐的な説明書きがされていました。
 はちみつをかけたりチョコレートをかけたり、自分好みの好きな味つけができるのはむしろ便利で楽しい感じ。

 徳島県三好市のふるさと納税返礼品にも使われています。


💊 補完・代替医療 ~否定の歴史


 今では身近になった漢方でさえ、かつては西洋医学の台頭とともに廃れ、衰退の一途を辿っていました。

 補完・代替医療にもいろいろありますが、たとえばフラワーエッセンスに最も近いホメオパシー。こちらは、2010年に当時の日本学術会議会長であった故・金澤一郎氏の談話が発表され、はっきりと名指しでその有用性を否定されました。当時、皇室医務の担い手としても名の知れた方です。

 日本医師会と日本医学会も、すぐさま各会長の連名でこの談話の内容に全面的に賛成すると発表しました。これにより、数ある補完医療の中でもホメオパシーについては完全に医療界からは排除されたことになります。

 談話を少し引用すると、

”こんな極端な希釈を行えば、水の中に元の物質が含まれないことは誰もが理解できることです。「ただの水」ですから「副作用がない」ことはもちろんですが、治療効果もあるはずがありません。”

日本医学会Webサイトより引用

 まぁひどい言われようだこと…と驚いて、当時いったいなにが背景にあっての談話発表だったのか調べてみました。

 この談話が出された背景には、開業助産師が、新生児には必ず投与することになっているビタミンK2シロップの代わりにホメオパシー薬を飲ませたことで、本来なら防げたはずの出血を防げずに赤ちゃんが亡くなるという痛ましい出来事があったようです。


 談話が出てからまだ10年ほどですが、談話が出てのちも年を追うごとにホメオパシーをも含む補完・代替医療の存在感は増し、それら医療のあり方も次々に見直されてきました。

 日本ではまだ遅れている分野ながら、世界中で補完医療や代替医療について有用性の研究や検証が盛んに行われています。

 昨今の量子力学の発展が大きな追い風ともなって、目に見えないエネルギーを扱うような分野についても少しずつ研究が進み、新たなステージに入りつつあるように思います。

 医療関係者らからなる、このような学会もありました。


🧪 科学が万能というマボロシ


 おりに触れて申し上げることながら、科学的根拠とかエビデンス(※事実を証明するための根拠、証拠、裏づけなど)とか言っても、科学が万能であるとは、決して私は思いません

 科学って、巷で思われているほど進んでいるわけでもなければ、正しいものでもないと私自身は考えています。

 たとえば。

 地球上には数多くの名もなき生物が生きています。

 存在がわかっていて、まだ名前が記載されていないものだけでなんと数百万種といわれています。

 海の生物を例にとると、日本近海だけに限っても毎年のように新種が発見されています。

 そんなわけですから、存在すら知られていない生物は地球全体で一体どれほどの数に上るのか。気が遠くなるような数字になるのではと想像します。


 科学技術が発達して、今や海底6500mまで人が探査機で潜れるようになりました。それでも未だ深い深い海の底のことは、解明されていないことだらけ。

 深いと言われるマリアナ海溝の深度はいったい何メートルあるのか。そんな単純な問いにも明確な答えが出ていないのが実状です。


 もちろん、だからといって、根拠のない非科学的なものを盲信するつもりもありません


 特に、身体内に取り入れるもの、たとえば摂取する食べものや飲みもの、薬や、皮膚から取り込まれる化粧品などについては、より注意深く用心深くありたいと思っています。


📢 情報の取捨選択を


 ホメオパシーを例にとると、実際に医療事故が起こったことで調査が行われました。結果、ホメオパシー治療についてはその効果を科学で根拠づけられないという理由で日本の医療界からは完全に否定され、ほぼ排除されました。

 しかし、現在でも医師をはじめとする医療職の方の中には、補完医療としての有用性を認め、ホメオパシーを積極的に取り入れる活動をしている方もあります。

 フラワーエッセンスという、それこそ科学ではまだ実証しきれないものを私は扱っていますが、先にもお話しした通り、根拠のない非科学的なものを盲信するつもりはありません
 逆に、根拠がないからといって完全に否定するつもりもありません

 ここだけの話、頭でっかちな私は、今でもちょっとフラワーエッセンスのことを疑って慎重に観察している部分もあります。
(言っちゃった)

 自分が扱っているからといって、目に見えないもの・根拠のないものをむやみに人様にお勧めしたり無理強いする気は毛頭なくて。

 体に取り込むものには私自身が人一倍、慎重だからだとも思います。

 じゃあ、なぜ飲用するようなフラワーエッセンスを広めたいのか…と考えるに、少なくとも「感情を整える」という点では結果が出ているという、ただその一点かもしれません。

 また、飲用するのに抵抗があれば、スプレーとして体の周りにかけるだけでもはたらきは得られますので、その点ではご安心いただけるかなと思っています。

 なにごとにも言えることですが、要は

バランスが大事

なのだと考えています。


✅ 一つの目安


 例外はあるものの、感情が整えば、肉体面でも整います。

(例外についてはまた別の機会に)

 実際に自分が使ってきて、フラワーエッセンスのはたらきっぷりには驚きますし、他の方が使って変化していかれるのをみても、やっぱりちょっと不思議だなぁなんて思ってもいます。


 なにかを選ぶにあたって最も大事なことは、盲信しないこと

 また、

 こうでないといけないと偏らない・偏らせないこと。


それに、不安を煽ってどうこうする類のものではないということ。


 一つ、わかりやすい目安としてのボーダーラインは


・不安を煽って売るもの

・不安を煽って使わせようとする商品


かどうか。

 もしそのように人の不安をかき立てるようなものや情報があったとすれば、残念ながらこれらは少ぅし違うのではないかな?と、私は判断します。

 自分でも不安を煽られているのがわかっていながら、それでも得たいのであればそれはそれでいいのです。納得した上でのことならば、その意思は尊重されて然るべき。

 しかし、もしも不安を煽られていることにすら気がついていなければ、たとえそれを手に入れて安心したとしても、またすぐに別の不安が頭をもたげます。それではいつまでもこの悪循環からは逃れられません。

 弱っているときにうっかりおちいりがちな落とし穴かな、とも思います。

今季一番のバケツ氷😆

 なにかのご参考になれば幸いです。

 今日も最後までお読みくださりありがとうございました!

この続きは↓こちらです。
https://note.com/awa_to_sanuki/n/n54a3149f0534

#フラワーエッセンス #漢方 #ホメオパシー #代替医療 #補完医療 #癒し #カウンセリング #有用性 #ホリスティック


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?