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アヴァンギャルドな開発日誌vol.3 『飲みの席で話すはなし』

毎週土曜日はちょっと力を抜いて、開発日誌をお届けしています。

今回はチームメンバーについて、呑んで気分がよくなって、普段は照れくさい話もできるし、聴きやすい"あの感じ"で書いていきます!(実際は、一滴も飲んでない状態です。笑)


まずは、自己紹介から

まずは、いつも記事を書いている自分のことから簡単に書かせてもらいます。

小学4年〜高校卒業までひたすら野球に挑んだ少年が、『大学進学』という新たな挑戦をするときに、ずっと大好きだった音楽をしたい!と、DJ機材を衝動買い。

そこからたくさんのイベントに出演させてもらえて(地域のお祭りや教育委員会さん、24時間テレビさん関連のイベントなど、本当に幅広いイベントにDJとして出演させていただきました。笑)、それと同時にイベントの作り方も自然と吸収していき、20歳の時にずっと憧れだった1,000人規模の野外音楽フェスを学生のみでつくりました。

その野外音楽フェス(学生団体)は今もあって、たくさんの地域でたくさんの人たちの笑顔と感動をつくってきました。

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地元のよくしてくれてる兄ちゃん・山本山田

そんな団体を立ち上げたばかりの時に一緒に活動をしていたのが一人目のメンバー、山本山田です。

(※『山本山田』はあだ名で、あくまで一人なのであしからず。笑)

彼は僕と出会う前から自分でイベントを行っていて、それを仕事にしようとしてました。その時に、仲間作りが上手い彼らしい話なんですけど、いろんな大学に行って学生部に置いてある"サークル一覧表"をかたっぱしから見て周り、気になった人に連絡しまくるということをやっていた中で、偶然、僕のことを見つけ、"おもしろそうなやつだな"と思ってくれて、そこから連絡を取り合っていると山田さんはまさかの地元のパイセンだということが発覚!

学校が少し荒れている地域だったからこそ、不思議とお互いの感性もわかりあえるし、面倒見のいい彼はずっと僕のことを応援してくれてなんだかんだでもう八年。僕のバックボーンを一番理解してる人でもあります。そしてまた、自分も同じように。

山田さんの人望は正直、うらやましい。いつもふざけた感じで明るいから心開けるし、ぶっちゃけた本音を引き出せる(というか本音で話さないと拗ねる)から彼といるといろんな人の見えなかった部分が見えてくる。

そんなものを間近で見てると、別に特別でも何でもない自分がいかに着飾っているかや表面上でしか付き合えていない、優しくない自分が見えてくるからしんどくなるときもあるけれど、そんな彼が先日、ボソッと「人の気持ちがわからないし、悩んでる」と言っていたのにホッとした。やっぱ彼は誰よりも愚直な努力家で、ビビリなんだなと。

そんな彼だからこそ信頼できるし、余裕のない自分に誰よりもやさしく寄り添ってくれたり、時には本当に嫌な汚く暗く情けない自分のダメなことをはっきりと言ってくれたりもする。

お互い不器用だからこそ。


夢と、挫折と。・しょーき

不器用といえば、もう一人のメンバーであるしょーきも、そうだった。

彼との出会いは2017年、僕が団体を立ち上げてから何年か経った頃にラジオ番組をつくっていて、おもしろい人がいないかと探し回っていた時に、共通の友人の紹介で出会いました。

当時の彼は芸大を出て、在学中から行っていたクリエイターの支援事業を拡大していくタイミングだったのですが、よく若手起業家にある"お金を儲けたい"というメラメラ感よりも圧倒的に感じる"他人への優しさ"があったんです。

"他人への優しさ"というのは、ユーザーとの向き合い方もそうだし、後輩である学生たちに活躍の場をつくろうとしている感じや直接的に事業と関係ないメンツとの交友などを見ていてもわかるように、僕と同じように「自分にできることがあるなら他者に何かをしてあげたいし、世界をもっとおもしろくしたい」と考える仲間だからこそ驚くほど早く打ち解けました。

そんな彼が当時にやっていた事業は決してうまくいくことばかりではなかったと思います。つまずくことばかりの中でくじけずに前を向き、愚直に打席に立ち続けていく姿勢は(その苦しさしんどさをわかるからこそ)見たくはなかったけど、勇気や刺激をもらっていました。

きっと彼の中でもいっぱいいっぱい悩んだんだろうな。でも、彼が愚直だからこそ「自分にできることはなんだろう?世界をもっとおもしろくするためにはどうしたらいいんだろう?」ということに真摯に向き合って、事業転換をした後、多くの人が注目する企業へと成長していっています。

しんどい時に虚勢を張らず、自分に逃げなかった。だから今の姿がある。本当にすごい。

僕なんかと比べると成功にどんどん近づいていってるし、心から尊敬する。と、同時に彼だからこそ僕がこだわりとか自我が強いからこそやってしまう失敗を予知できるんです。

想いが強くて空回りして、ついつい何事も自分でやってしまって、言ってることとやってることの整合性が取れなくなって。

そんなミスを何回も何回もしてきた二人で、彼はそれにとことん向き合った。けど、僕はまだまだ向き合い方が甘いんだと思う。そんな僕をみて、たくさんカブる部分があるんだろうし、そういう時ってなんだかイラっともしますよね。

想いはすげぇわかるし、完全に共感はするんだけど、現実はそうじゃないって。でも、やろうとしてる。何回も何回も同じ失敗の繰り返し。でも、"それ"は間違っていないはずなのに、って。

そんな彼の優しさがあるからこそ、一緒にやろうと言えた。


全員経営者で、背負うものもいっぱいある。

けれど、それも含めて、背負えるもんいっぱい背負って、

絶対にみんなで成功して笑い合える日を、あの日に夢見た理想の世界をカタチにする日を叶えよう。

そのために今日もまた一歩を踏み出していこう。

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