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タレント本を読むこと、それは読書か?

一言で「タレント本」と言っても色々ある。
ラジオ番組のコーナーから派生した本、ネタを書籍化した物、連載コラムをまとめた本、趣味について綴った本、ブログを書籍化した物、小説……あとは何だろう? とにかくさまざまなタレントが書いたさまざまな本が存在する。

読む。
読むけど、はてさて、それは「読書」のうちに入るのだろうか? 
私に限って言えば小説以外のタレント本は読書の範囲に入れていない。なぜかと問われるとはっきりとした答えはない。
そもそもラジオで流れていたコーナーを書籍化した物を読んで、読書にカウントする感覚がない。だって耳で聴いてたんだもの。
ネタ本もしかり。テレビで喋ってたネタだっつーの。
コラム集やエッセー集もしかり。スポーツ新聞や雑誌で書いていた物でしょうが。
趣味に関する本なんて、日記か、ちょっと趣向を凝らした「how to 本」だ。日記やhow to 本を読んで、「はあ、読書したなあ」と思う人はいないでしょう?
ブログの書籍化なんて舐め腐ってるとしか思えない。

タレント本とは違うけれど、「読書とは言えない本」の最たるものは自己啓発本だと思う。
そもそも読まないんだけど。読んでないのにあれやこれや言うのは良くないということで、数冊読んだんだけど、当然タイトルは失念、著者も失念。あの類の本って何のためにあるのだろう?
たとえばベストセラーになった自己啓発本があるとして、周囲にその自己啓発本通りに生きている人っているかな?


ここまで私の駄文を読んで、「不思議だな?」と思った方はいらっしゃるか? そう、お気づきか……
ああ、そうだ。私は、「読書とはなんぞや」という定義をせぬままここまで書いているのだ、偉そうに! 本来は定義してから書かなければいけないところを、定義せずに書いているのだ! つまりこれは、単なる愚痴、文句、罵詈雑言の類なのだ。はっはっは!
はっはっは、じゃねえよって!

ではここで読書を定義づけよう。と言っても私の定義なんて書いたって仕方がないので、ネット辞書から引用。

どく‐しょ【読書】
〘名〙 (古くは「とくしょ」とも)
① 書物を読むこと。

コトバンクより

なるほど、「書物を読むこと」か。
では、書物を調べてみよう。

しょ‐もつ【書物】
〘名〙 書籍。本(ほん)。図書。

コトバンクより

あらら、タレント本は読書だった。読書だった。私、本の虫だった。てへぺろ←古い。