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雪柳 あうこ
2022年2月6日 23:02
神様が留守にすると秋は、素知らぬ顔でその不在を誤魔化そうとする金木犀を心地よく香らせ、萩の小さな唇を色づかせ、月に綺麗な化粧を施すので秋風の手を取れば目眩ばかり神様がさぁ、留守なんだってさ (ちゃんとお留守番できる?)あの日、棚の中からくすねたわたしという名の小さなドロップス愛を与え 罰を与えるため神様は作られたけれどこの世界に記録され続けるわたしたちは