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ビジネスチャットで働き方改革

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リモートワークが一般化する環境において、手軽に利用できるビジネスチャットは、電子メールに変わるテキスト型コミュニケーションの手段として、より利用シーンが拡大しています。そんなビジ… もっと読む
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2021年6月の記事一覧

テレワーク時代だからこそ活用したいビジネスチャットでクイックレスポンス

オフィスの場合、周りには先輩や同僚が側にいたため、気軽に色々な質問ができました。ちょっとした確認から、込み入った相談まで、周りを見渡せば、すぐ適切な人が見つかり、質問することができました。しかしながら、テレワーク主体の仕事環境では、周りが見えないため、ちょっとしたことの確認するにもビジネスチャットやオンラインミーティングを利用しなければいけません。 避けられないテレワーク化が強制的に業務改革を迫るテレワークもしくは、リモートワークは、新しいワークスタイルとして、数年前より、

PDCAサイクルを回すと見えてくるもの

PDCAサイクルは、繰り返し回すことが想定された問題解決フレームワークです。実際にPDCAフレームワークを活用する中で、見えてきたものをご紹介したいと思います。なお、取り組む対象によって、解釈は様々になると思いますので、あくまでも私見であることをご容赦ください。 PDCAとは?詳しいPDCAの紹介については、Wikipedia等に掲載されていますので、ここでは、簡単にコンセプトをご紹介したいと思います。PDCAとは、継続的に品質改善や業務改善を行うためのフレームワークです。

ビジネスチャットの活用による職場で良くある「言った言わない」問題の低減

ビジネスチャットにおけるメンション機能とは?電子メールの場合、宛先(To)を必ず指定しなければいけませんので、誰宛に発信されたメッセージなのかは、はっきりしています。しかしながら、メーリングリストのようなグループに対して送られるメールの場合、誰に対してのメッセージかが分かりづらいことがあります。そこで、メーリングリストの場合、メールの宛先にメーリングリストのメールアドレスだけでなく、対象の人のメールアドレスを宛先に追加することによって、対応したりします。 ビジネスチャットの

週報や日報を目標管理のツールとして活用する方法

週報や日報は、業務進捗状況を共有するために、ある決められ期間における、それぞれメンバーの業務進捗状況を要約したものです。こう言った報告書は、予め決めた目標と実際の結果のギャップを明らかにするために利用することで、継続的な成長を促すツールとなります。 なぜ週報や日報が有用なのか?週報や日報が本当に有用であるのかどうかについては、長い間議論になっており、各個人がやるべきことをやっている限り、不要であるという意見や、他のメンバーの業務がどの程度進捗しているかの確認をするために必要

ビジネスチャットの絵文字リアクションによる爆速コミュニケーションの実現

絵文字やスタンプによるコミュニケーションの普及スマートフォン等のモバイル機器の普及に加え、LINEやFacebook等が普及したことにより、文字ベースのコミュニケーションの主流は、従来の電子メールによるコミュニケーションから、メッセージングアプリを利用したコミュニケーションへと変わってきました。そして、メッセージングアプリにおいて、絵文字やスタンプでメッセージをやり取りする機能が生まれ、それに伴い、文字での返信ではなく、絵文字やスタンプ等の画像によって返信を行うという文化が形

目標達成のための良い過程目標(プロセスゴール)の作り方

継続性のための過程目標成果目標(アウトカムゴール/Outcome Goal)とは達成すべき成果の数値が含まれた目標になります。例えば、1ヶ月に10件の新規顧客を獲得すると言った目標は、成果目標となります。この結果にフォーカスした成果目標と比べ、過程目標(プロセスゴール/Process Goal)は、やるべきことにフォーカスした目標となります。「毎週50件以上のフォローコールをする」という目標は過程目標の一例です。そして、フォローコールは、新規顧客を獲得するという成果を達成する

「継続は力なり」の真髄を野球名プレーヤーイチロー選手から学ぶ

鈴木イチロー選手とは?鈴木イチロー選手は、1992年から2000年の間、日本のリーグで、2001年から2012年の間、メジャーリーグで活躍した世界を代表する野球選手です。2004年に、メジャーリーグにて1シーズンで262本の安打を記録し、この記録は、現在、メジャーリーグにおける最高安打記録となっています。また、連続して10シーズン200本以上の安打を打ったという記録も保持しています。 一体どのようにすれば、こういった記録を達成することが出来る野球選手になれるのでしょうか?こ

社内コミュニケーションツールとしてビジネスチャットが電子メールよりも効率的だと考えられる4つの理由

拡大するビジネスチャット市場株式会社ITRの発表によるとビジネスチャット市場は、2024年度には、2019年度の3倍の市場規模に成長するとしています。今後、ますますリモートワークが一般化する環境において、手軽に利用できるビジネスチャットは、電子メールに変わるテキスト型コミュニケーションの手段として、より利用シーンが広がっていくと考えられます。しかしながら、なぜ、電子メールというテキスト型コミュニケーション手段が広く普及しているにも関わらず、ビジネスチャットを利用する人が増えて

ビジネスチャットにおけるパブリックチャネルの利点

パブリックチャネルとは?ビジネスチャットには、誰でも登録されているメンバーが参加できるパブリックチャネルという機能があり、パブリックチャネルに参加すれば、そのチャネルの閲覧および検索ができるようになります。パブリックという名称ではありますが、ビジネスチャットのワークスペースやチーム内でのパブリックという意味であり、インターネット上の誰でもという意味ではありません。 電子メールの場合、複数のメンバーで同じ情報を見るために、メーリングリストというものがありますが、途中から参加し

継続することがどれだけ難しいかを考える

ローマは1日にしてならず 「継続は力なり」という言うように、世の中には、大きな達成を収めるためには、小さなことの積み重ねを継続的に行うことが大事であることを述べている格言が多く存在します。確かに、大きな達成をするということは、何か特別なことをすることではありません。短期的には、違いがわからないような小さな変化の積み重ねが長期的に見た時の大きな違いにつながると考えます。 よって、どんな達成においても、時間と努力が必要です。残念ながら、簡単な方法はありません。「ローマは1日にし

Team AuChaBoとは?

Team AuChaBoは、HENNGE株式会社(以下、HENNGE)で行われている新規サービス創出事業の中で生まれた、プロジェクトユニットです。 テクノロジーの解放HENNGEのミッションは、テクノロジーを解放することです。現在、日々、新しいテクノロジーが生まれており、それを活用することは、私たちのビジネスや生活をより良くするものとなります。しかしながら、生まれたばかりのテクノロジーは、活用方法が分からなかったり、活用するための環境が整っていないために活用ができないといっ

成功には成果目標だけでなく、過程目標が重要な理由

成果目標と過程目標もし、何かを達成した物があった場合、それを私たちはそれを目標(ゴール)と呼びます。通常、ビジネスの世界では、目標を設定し、それに向けて活動をしています。そして、良いゴールは、SMARTで構成されていると言われています。SMARTな目標とは、具体的であり(Specific)、測定可能的であり(Measurable)、実現可能であり(Achievable)、関連性があり(Relevant)、そして、期限がある(Time-bound)ゴールをいいます。なぜならば、

職場におけるSMARTな目標(ゴール)設定の重要性

そもそも目標(ゴール)とは?Weblioの辞書によると「目標」は、「行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。」と記載されています。基本的には、達成すべきターゲットという表現がなされます。目標管理の一つの手法として、Googleが利用しているOKRでは、Objective(目的)と、Key Result(キーとなる結果)という指標が利用されます。これは、何を達成するために実施するアクションかを明確にし、期待する結果を列挙するという方法です。目標は、確かに目指すべき指標で