しんいち@おーぼんあくいゆ

ひとさまに料理を作り始めて35年経ちます。おーぼんあくいゆとして自営でビストロ経営して…

しんいち@おーぼんあくいゆ

ひとさまに料理を作り始めて35年経ちます。おーぼんあくいゆとして自営でビストロ経営して19年。 この世界でたくさんの経験をしてきました。その経験や今思うことなどを書いてみたくなりnote始めてみました。 作文苦手です。包丁やフライパンのようにはいかないけど、続けていきたい。

最近の記事

このけしきがすきだから

ちょっと寄り道していつも通らない道 そうだ、あいついるかな、久しぶりに電話してみよう 「何してる?」 って聞くと 「家の前でまくわうり植えてる、」 「じゃあ寄るよ。」 農家の友人宅に寄ってきた かわいいにゃんこがお出迎えしてくれたよ お母さんもいて、カルピスでいい~って おお、カルピス、昭和だ~そういうの好き でも丁重にお断りして 最近どうよ的な話 米をメインにいろいろ作ってらっしゃる農家さんで 小麦が値上がってるのに米の価格はホントに安いままで さらに部落でも高齢

    • 泥の河をみた

      悲しい とことん悲しい 自分という人間の すべてが詰まってる映画だった ノスタルジー という言葉だけでは言い表せない こどもの頃に自分の身に起きたこと たくさん思い出した 特に 親父が出ていって数日間帰ってこなかった時のこと あの時のこと…例えばおふくろがどんなだったかとか…は、わりと覚えてるつもりだった いつもどうしても 親父がいない間の自分の感情は思い出せなかった それをくっきり思い出させてくれた そうだ、一人で部屋泣いたんだった 小学校4年まで過ごした足立

      • テレビを見ていたら急に男女平等のことが気になって。

        コンビニのおにぎりが嫌いだ。角ばった三角で海苔がパリパリで… やっぱり、おにぎり、手で握ってさ、なんとなく三角で、米に海苔のだしと香りが浸み込んで、しっとりしてて、一体感のあるやつがいい。 休日の日曜日だ、夕飯を食べながら、THE!鉄腕!DASH!!をみていた。いつものように活躍するTOKIOのメンバーをほほえましくみていた。また福島で米造り始めたんだな~。 田植えを終えて皆で食事をとる。手作りの味噌を塗ったまん丸の焼きおにぎりを七輪で焼いていた…作業を終えて食べるおに

        • 50歳、ほんとうの日本酒との出会い。

          こんばんは、今日もお疲れ様です。 いい言葉だな。 この言葉と同時に始めるのが…晩酌。もう何年も続けてる幸せな習慣。ビール一本の後は、ワイン焼酎日本酒、気分に合わせて選んでいた晩酌だが、その習慣に大きな変化があったことを書きたいと思う。ひとりの杜氏との出会い。ひょんなことからジャズにどっぷりハマってしまったつい数年前のように突然に。 菊池さん。 地酒の杜氏として勤め始めたんです。と聞いたのは三度目の来店の時だったか。一人でカウンターに座り呑んで帰っていったあのちょっと不

        このけしきがすきだから

          僕、コックになる

          コロナコロナで騒がしい日々。こんな夜は子供の頃の思い出を書くのも悪くないよね。無性にそんな気がして書き始めた。 コックになろう、そう思ったのは小学校5年生の頃だったのだろう、    将来の夢。そのテーマで学校で作文を書いた、今でも実家にあるはずだ。 おだてられて調子に乗ってただけかもだけど、思えば料理を作ること、誰かに食べてもらうこと、が好きな子供だった。 両親の離婚により母親の実家で暮らしていた。 おばあちゃん、母の弟さん、嫁、その娘、母、姉、僕。7人の家族。 休

          料理の原点

          子供の頃、母は日生のおばちゃんだった、毎日北千住まで自転車で通勤していたと記憶している。おそらく片道30分はかかる、千住大橋を渡って。おばちゃん強い。なので帰りは遅い。 学校から帰り、友達と遊び、当然腹は減る。一つ上の姉も同様。 何か作るか! 低学年の頃の話なので記憶はあいまいだが、冷蔵庫の中にあったソーセージを炒めて食べたのが、調理とも呼べないけど、初めて何かを作った、人にたべさせたくて←姉ね。 やきそば、くらいは定番になっていたある日、我が家に大きな変化がおきる!

          いろんな経験から、料理をこんなふうに作っているよ。

          わりと昔から、なるべくシンプルに調理しよう。と心がけている。 30代前半くらいだった、子羊のもも肉のトマト煮込みを作っているときだったな。そのころまでは、“手をかけた方が料理はおいしくなる!”って、本気で思ってた。 もも肉は適度な柔らかさに煮え、よし、完成~!ソースを味見! スプンで一口すする。 ん………なんか味がぼやけてるな。 その時の料理長に、できたんですが…イマイチなんです。。と報告、すぐさま彼は言う「お前さ、漉し過ぎなんだよ、しかもミルポア(香味野菜)多すぎ

          いろんな経験から、料理をこんなふうに作っているよ。

          昔々の、おいしくもたのしくもない話。

          小学生低学年の頃、週二回、一年くらいだろうか、スイミングスクールに通っていたんだ。 学校から帰ると、用意してあるスイミングのバックを持ち、一人、20分ほどバスにゆられ通っていた。 ひとしきり泳いだ後、着替えて帰るわけだが、ほかの子たちはお母さんが迎えに来てくれてる。 水泳ってお腹空くんだよね~、待合室にはカップ麺の販売機があったの。何人かの子はお母さんにねだって、「がんばって泳いだご褒美ね。」的にカップ麺をすすっているわけです。 ポケットを探っても…往復のバス代しか親

          昔々の、おいしくもたのしくもない話。

          美味い生地にのせる具は…ピザ職人さんは何と答えてくれるだろうか?

          こんばんは。今日もお疲れ様です!と言っても私は朝のうち少し仕事しただけで、ステイホーム、のんびりしちゃったケドね。 さて本題。うちのお店ではピザもお出ししています、ピザってワインのアテにぴったりだし、みんな好きだし!でもあまり注文いただけません。だからコレって人気のピザがつくりたいんだよな。 わりと人気なのが、野菜オンリーのピザ。伸ばした生地の上にてんこ盛りの野菜、焼いてるうちに野菜に火が通りボリュームダウンして平らになるの、たくさん野菜も摂れるしね。 でも…生地とのバ

          美味い生地にのせる具は…ピザ職人さんは何と答えてくれるだろうか?

          始めるにあたって、「noteってなんだろ?」と勉強してみた。

          初めまして、簡単に自己紹介 出身は東京都、約10年前に千葉県勝浦市に移住、東京から引き続き、フレンチビストロおーぼんあくいゆを勝浦街中で開店。そろそろ自営でお店やって20年になる。 コロナにより、決まった従業員はなし。ひとり、文字通り切り盛りしている。 初めに気になったのはクリエイターという表現、自分は違うんだけどな…そもそもクリエイターって何よ、と調べてみると 創作者製作者作家、などなど ま、製作者ではあるか、、でも創作者ではない、自分の料理は創作料理ではないしね

          始めるにあたって、「noteってなんだろ?」と勉強してみた。