見出し画像

4DX〜多様

ジュラシックワールド/新たなる支配者

みなさん、こんにちは。
足を運んでくださりありがとうございます。
はじめましての方も是非記事を読んで感想聞かせていただけたら幸いです。

初めて4DXを体験してみました。

4DXとは...
韓国のCJグループ傘下のCJ 4DPLEX社が開発した映画館用の環境効果技術であり、4D技術の上映などに使われる。

最先端の体感型シアター4DXは、前後左右や上下に動くモーションシートや水や風、香り、フラッシュなどの革新的なスペシャルエフェクトによって映画の様々なシーンとリアルタイムかつダイナミックに連動します。 3Dを遥かに超え、映画を「観る」から「体感する」ことに変えてしまう、五感を揺さぶる次世代の体感型プレミアムシアター。

とのことです。
それも一番前列で体感してみた。

第一印象は「こんなに激しいの?!」
そして「楽しかった!」

予告編で4DXがどのようなものかを案内するように、前後左右、上下の揺れ、首筋後ろからの冷たい風圧や暖かい風圧、劇場内に焚かれるスモーク、横壁面からの風、座席前に置かれた手すりからの水浴び!匂いすら感じる仕組みになっていて驚き。

この予告編の時には既に3Dメガネを装着しており、予告編終わりに「さあ、3Dメガネを掛けて楽しもう!」と本編が始まったわけだが、普段のメガネの上から3Dメガネを掛けた私は、レンズがビチャビチャ!楽しむも何もレンズが水浸しで前が見えないwww

そのあともレンズがやっと乾いてきた!と思ったら前方からの水しぶきにやられたwww
ちなみに水しぶきはON/OFFで選択できる。

普段メガネを掛けている人は二重にメガネを装着することになり難あり、課題点とみた。
そして、3Dメガネも水しぶきによりその後の映像が見づらいという難点、課題も感じた。

字幕が浮き出て見えたり、森にいるような匂いを感じるような気がしたり、臨場感はすごい。約3時間のジュラシックワールドは個人的には長く感じなかった。

さて、ここからは
最近考えたり、感じていることなのだが、
これからの日本の経済や発展
音楽業界に身を置いて来た人間として芸術に対して、クリエイティブに対して思うことを話せたらと思う。

これからは一人一人、一分野ごと、全ての人、全ての業種、業界において ''変革''が必要と感じる。逆に変化に対して順応できない仕事や仕組み、人間は淘汰されていく時代になる。時代の置いてけぼりになると感じます。

そこで大切になって来るのは
年齢や性別、業種や業界、国籍や思想を超えて、多様性を学ぶ姿勢だと感じます。

''教育''や''政治''の根本的な変革が必要だと思う。議論や意見を交わる場が少なすぎる。

業界的に見れば、音楽業界や職人にも当てはまるが ''餅は餅屋''な任せておけば良い、一つのことを極めれば良いという時代から変わっていく。

一人一人の考え方改革
一人一人のレベルアップ
一人一人の生産性の向上
をやらなければ、面白いものも生まれて来なければ、受け入れる器もないという悲しい未来しか待っていない。

私自身、今までやってきたことや、歩んできた道を客観的に見て、足らない部分や問題点、改善点を洗い出しています。そこには、私の場合 音楽業界だけを考えていても意味がないのです。

他の世界を知ることによって、器の幅は変わります。

効率化も大切だけど、今の日本、日本人に足らないのは圧倒的に''分析力''だと感じます。

そこには「自分で考える」ことの真逆を押し進めるような教育やトップダウンの図式、社会の考え方、世間体が存在すると思います。

年功序列で所得が上がるのもそのひとつ。
終身雇用も原因の一つかもしれない。
こうやってその人が思っていることをアウトプットする、表現できる場が少ない、それに対しての社会的価値を置いていない、求めていないことも原因の一つかもしれない。YouTubeはその変革においてかなり重要な役割、コンテンツだと思う。人により、YouTubeを使って学ぶこともできるが、犯罪を助長するコンテンツもあり、見る人がそれぞれ考えて行動しなければ その行動した通りの人間や思想に凝り固まる可能性もあることである。しかし、YouTubeを抑制、抑圧しても意味がない。害がある、なんて言っているから生産性は上がらないのである。

その判断する能力を育てることも教育の重要点だし、多様性を認知できることも教育の重要性。日本は世界のスタートラインにも立てていないと思う。

はっきり言って、そんなレベルの低い国で、
豊かな音楽や芸術が幅広く生まれるはずがないのである。だって右向け右がテストにおいて100点なのだから。

一人一人が考える
一人一人が考えて行動する、生活する
ことを圧倒的に怠っていた結果が今の日本だと感じる。。

その時代成功したからといって今の時代に成功する、ニーズがあるかは別問題。

経験値から来る認識の甘さにシワ寄せが来ている。経験は活かすものであって守るものではない。持続や継続の意味を履き違えている人も多い気がします。

日々、新しいことにチャレンジする中での通過点が継続に値するのではないか。

継続や経験は通過点に過ぎないというのが私の考え。

だからこそ、人間は変化するし、変化すべきだと思う。それは自分自身が意識して変化する場合もあるが、様々な理由や状況で変化しなければならぬこともあると思う。

その変化に対して、前向きかどうかも大切だと感じます。

音楽一つとっても、リリースされた曲をただ聴くだけじゃなく、なぜそう感じたのか、どう思ったのかの議論や対話は必要。アーティストもただ現場があればありがたい、というマインドから抜け出さなければ今までの構図にメスを入れることは出来ない。やはり「長い物には巻かれろ」の思考になってしまうである。それは直近の給料や地位、仕事、評価に対して保守的な想いがあるのではないか。

変化を起こすことは 1人からできる。
意識を変えることも自分からできる。
生活に豊かさを持ち合わせることも
やはり、変化することから目を背けていては変革はない。と思います。

映画の感想から、こんな話になってしまいましたが、一表現者として最近考えること、感じることです。

議論できたり、話せたり、様々な分野や考えを知れる、投げかけられる「場」を私はつくりたい。それは音楽家に限らず。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?