AIを助手にして、急増する仕事を乗り切る
日経電子版の記事【電通デジタル、AIで広告作成 「見た目」も判別】は、AIによるバナー広告の自動作成システムに関するリポートですが、この記事の肝は、次のくだりだと思います――
「AIが広告のひな型を作成してくれれば、人間はそれを改良すればよい。バナー広告よりも複雑な動画広告やキャンペーン広告に時間を割ける」
AIを仕事の補助、助手として使い、比較的簡単な業務を自動化して、人間が、より複雑で創造的な業務に集中できるようにすることは、業界の発展や人手不足など様々な要因で仕事量が急増していく状況を乗り切る一つの手法に違いありません。
▶AIによる広告作成の需要
① 日本のインターネット広告市場は、19年に地上波テレビを初めて逆転
する見通し。
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② スマホなどを通してネット広告に触れる機会が急増。
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③ 通常、バナー広告の制作では、顧客企業に提案するために10案ほどを
作成する手間がある。
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④ 同じ商品であっても、個人ごとに広告を出し分ける需要が拡大。
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⑤ AIの活用で広告の作成業務を効率化する必要がある。
広告に限らず、仕事量が増大する中で、人間が、ストレスに押しつぶされず、創造力を発揮できるようにするためには、AIとの協働体制を強化して、AIを助手として活用する手法に活路があるのかも知れません。
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